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2024年3月の読書メーターまとめ

くさてる
読んだ本
10
読んだページ
3230ページ
感想・レビュー
9
ナイス
288ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入られ登録
4

  • しげ
  • Zawa Zawa
  • ぶぶ ひこ
  • 森の人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くさてる
これはもうYA物のお約束と言ってもいいので、まったく持って私側の問題なのだけど、いじめネタが多くてキツかった。中高生にとっていちばんの恐怖、なのだから、テーマに選ばれるのは当然なんだけど、さすがに。それでも、あの平山夢明が、そのテーマでまさにキツいとしか言いようがない内容でありつつ、さすがのラストを用意してくれているのが、もう平山夢明最高、そしてこれがYAであると理解した上での作品なんだと思った。大人はこうでないと。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

くさてる
これはもうYA物のお約束と言ってもいいので、まったく持って私側の問題なのだけど、いじめネタが多くてキツかった。中高生にとっていちばんの恐怖、なのだから、テーマに選ばれるのは当然なんだけど、さすがに。それでも、あの平山夢明が、そのテーマでまさにキツいとしか言いようがない内容でありつつ、さすがのラストを用意してくれているのが、もう平山夢明最高、そしてこれがYAであると理解した上での作品なんだと思った。大人はこうでないと。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
たいへんに初心者というか無知な感想で申し訳ないのですが、そうか、わたしが好きな一連の絵は「アメリカ印象派」だったのか!という新鮮な驚きを持って読みました。だからこの表紙でピンと来たんだ。紹介されているあの絵もこの絵も、どこかで見て気に入ってた絵だった。ヨーロッパの印象派と似ているけれど、ちょっと違う。とくに女性や子供の姿がいいし、街の風景も素晴らしい。私はこれが好きだったんだ、と思いました。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
アイルランド人作家による短編集。1896年から1915年に書かれたもので、幽霊譚や不思議な話が多い。時代的な文学の雰囲気はたっぷりで、神の愛などの宗教的なテーマがほとんどだったけれど、読んでいて安心できる温かい雰囲気のものがほとんどで、読後感が良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
かつて「ナッシング・マン」と呼ばれた連続殺人鬼がいた。かれに家族を惨殺された少女が大人になり、事件を取材したノンフィクションを出版する。そして、その本を、当の殺人鬼が手に取り……という内容で、面白く読んだ。最近のサスペンスにありがちな、ドンデ返しのための無理設定や共感しにくい人物像、無駄な殺人といった問題点がなくて、素直に続きがひたすら気になって読み進めるうちに、新鮮な驚きが来て、余韻の残るラストにたどり着く、という理想的な一冊でした。おすすめです。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
思えばずっと読んできたシリーズ。いまでは溢れている外国テーマのコミックエッセイですが、いわば老舗のこの作品の良さは、マンガとしての読みやすさ!書き文字の綺麗さ、イラストの分かりやすさと伝わってくる感じ、さすがプロだと思います。ただ、さすがに線が雑になってきたかな…という感じもあるのがちょっと残念。できればこれからも読んでいきたいです。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
「なにがヒトを動かしているのか」突き詰めればそれだけのシンプルな問いへの答えは複雑だ。でも本当に面白い問いだった。人間と動物の共通点、違う点、善と悪のはざまにたつ人間、未来への希望だけでなく、過去にも築かれた人間性の証拠。読書としても面白かったけれど、こんな内容を学校で勉強したかったと思った。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
正直言って、難しい部分も多いので、自分が完全に理解できた自信はない。けれど、著者もその(一般書としては)難しい内容であることに気を配っていたのか、丁寧な注や(これが面白かった)、嚙み砕いた表現、イメージが湧きやすい事例などをふんだんに盛り込んでいたので、上下巻を読破することが出来ました。感想は下巻で。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
指紋、微細証拠、文書と筆跡、血痕……クリスティの作品に描かれる法科学をテーマに、その科学の歴史と詳しい内容を丁寧に解説したもの。クリスティの小説といえばすでに数十年前の作品になるけれど、時代の流れと科学の進歩、また同時にそれでも変わらない殺人に至るまでの人間の激情などにまで思い至る、濃い内容の一冊でした。クリスティファンはもちろん、法科学に興味ある人におすすめです。
が「ナイス!」と言っています。
くさてる
ロンドンの家政婦おばさん、ミセス・ハリス。人情に厚く人にやさしく働き者で、可愛らしい人柄がとにかく魅力的なのだけど、これまでの作と違い、舞台が政治とあっては、おばさんの魅力だけで万事うまくいく、というわけにはいかず。ちょっと苦味が残るところはあるけれど、もちろんそれで終わらない展開なので、読後感は悪くなかったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/26(4722日経過)
記録初日
2002/05/29(8006日経過)
読んだ本
6372冊(1日平均0.80冊)
読んだページ
1684481ページ(1日平均210ページ)
感想・レビュー
5772件(投稿率90.6%)
本棚
28棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://yumeika.que.jp/
自己紹介

ジャンルにこだわらず読んでいます。それでも、フィクションでは、海外文学、短編集、奇妙な味が好き。ノンフィクションでは似非科学批判、食文化、行動経済学や心理学の本を良く読んでいます。長文の感想はブログにて。

個人で、児童養護施設に本やマンガ、絵本の寄贈を定期的に行っています。お勧め本などあれば教えてください。

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