「熊を愛護する(餌付けする)自由」と「熊に脅かされずに暮らす自由」と「熊の生息範囲を管理するための税金を払わない自由」の3つは共存できない。「トキソプラズマに感染した動物はドーパミン系に異常が生じ、リスクを恐れなくなる」という研究結果からグラフトンの住民とリバタリアンがトキソプラズマに感染しているのではないかと推論するくだりは、面白いがやや飛躍を感じる。 しかし、この(狂気的とも言える)自由へのこだわりがアメリカのイノベーションの源泉なのもまた間違いないだろう...(cf.「自由の国と感染症」)
翻って現代の少女漫画を見てみると、(少なくともアプリで無料で読める作品は)「平凡な私が身分の高い男性から強引に迫られちゃってドキドキどうしよう」のレイプファンタジーを紋切り型で繰り返しているだけに見えるので、どこかに少女漫画というジャンルの系譜の質的な断絶があったのだろう…
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「熊を愛護する(餌付けする)自由」と「熊に脅かされずに暮らす自由」と「熊の生息範囲を管理するための税金を払わない自由」の3つは共存できない。「トキソプラズマに感染した動物はドーパミン系に異常が生じ、リスクを恐れなくなる」という研究結果からグラフトンの住民とリバタリアンがトキソプラズマに感染しているのではないかと推論するくだりは、面白いがやや飛躍を感じる。 しかし、この(狂気的とも言える)自由へのこだわりがアメリカのイノベーションの源泉なのもまた間違いないだろう...(cf.「自由の国と感染症」)