そこから新しいものが生まれるし、それは図式的に考えた反抗へのコミットメントが、頭だけのことで線香花火的に消えていくのに対して、「自分なりのスタイル」を築くために、自分全体をあげてのコミットメントをしなくてはならなくなる。そしてそこから自分の「作品」が生み出される。
ねえ、僕らの人生は、明るいか暗いかだけで単純に分けられているわけじゃないんだ。そのあいだには陰影という中間地帯がある。その陰影の段階を認識し、理解するのが、健全な知性だ。(p273)
今春で大学三年生。人文書を読むことが多いですが、最近はローティの影響もあり小説の割合も増えています。
Note:https://note.com/shepherd_moon
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