三体のような長大かつ複雑なハードSFと比べると非常に読みやすい。中国では児童むけ文庫としても出版されていたようだ。先に挙げた手塚治虫の『火の鳥』やドラえもんの『雲の王国』のように分かりやすい構成の中にゲーム理論的な文明のもつ脆さとその危険を理解ができる。三体はなかなか完読するのは大変だが、こちらは帯の謳い文句の通り劉慈欣作品の入門書としてぴったり。
大学を経て出版社にて働くペーペーの社会人です。
元々読書好きで蔵書が600は冊ほどになりました。なお全部読んでいる訳では無いので積読は溜まる一方です。
好きな、ブームなジャンル
歴史(近現代史中心)、国際政治、国際法、憲法、刑法、刑事訴訟、法地方自治、政治、安全保障、人道法、人類史(サピエンス全史のような)、トランスヒューマニズム....など人文社会科学分野が主な範囲です。
好きな作家は
森見登美彦、司馬遼太郎、佐藤大輔、谷崎潤一郎、星新一など
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