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2024年4月の読書メーターまとめ

nami
読んだ本
5
読んだページ
1847ページ
感想・レビュー
5
ナイス
132ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nami
ネタバレ科学的な説明を理解することは冒頭部分で早くも諦めてしまったけれど、緻密に設計されたストーリーと信じられないような展開に、終始ワクワクが止まらない。自分は宇宙の果てで孤独に死ぬことになるのだとわかっていて、それでも人類の為に地球を救おうと奮闘するグレース博士。発狂してもおかしくないような状況なのに、ユーモアたっぷりな彼はどこか楽しそうで、新しい情報を取り入れることに夢中だ。彼は生粋の科学者であり、人類を救う英雄でもある。ロッキーという未知なる友人を得て、彼の旅がどのように進むのか、下巻が楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

nami
ネタバレ科学的な説明を理解することは冒頭部分で早くも諦めてしまったけれど、緻密に設計されたストーリーと信じられないような展開に、終始ワクワクが止まらない。自分は宇宙の果てで孤独に死ぬことになるのだとわかっていて、それでも人類の為に地球を救おうと奮闘するグレース博士。発狂してもおかしくないような状況なのに、ユーモアたっぷりな彼はどこか楽しそうで、新しい情報を取り入れることに夢中だ。彼は生粋の科学者であり、人類を救う英雄でもある。ロッキーという未知なる友人を得て、彼の旅がどのように進むのか、下巻が楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
nami
ジェンダーの多様性が広く謳われるようになった現代では、特に若者には、ルソーの女性観はなかなか受け入れられないかもしれない。「女性の美しさや弱さは男性を立てる為に在る最大の武器であり、それを使わなければ奴隷になる」というような思考は、女性としてあまり共感できない。しかしながら、柔らかくも芯のある“ソフィーの精神”の育て方や恋愛観は大変学びとなる部分が多く、大人になった今からでも実践したいと思った。「マルゼルブへの手紙」では、夢想と現実の間で思い悩むルソーの姿が垣間見られ、少し親近感が湧いた。
nami
2024/04/24 22:53

「完全な幸福は地上にはみいだされないが、もっとも大きな不幸、しかし、かならず避けることのできる不幸は、自分の過ちによって不幸になるということだ。」この言葉が自分にとってとても重く、味方だと思える人と、自分自身を大切にして生きたいと改めて強く思わせてくれた。

が「ナイス!」と言っています。
nami
見たこともない20世紀初頭のニューヨークの街並みが、夢のように頭の中に浮かび上がる。目紛しく変わる情勢の中で、流行の波に乗り遅れまいとする人々の熱量に圧倒された。風刺的でシニカルな作品が多いと感じたが、人情味のあるほっこりとする作品もちらほら。中でも「愛の苦労」や「感謝祭の二人の紳士」が心に残った。例え貧しくとも今日を生きることに全力で、誰かの為に真心を捧げることができる。その姿勢に胸を打たれた。フェミニズムを扱った作品も幾つかあり、「ネメシスと菓子売り」など逞しく生きる女性の姿も印象深い。
が「ナイス!」と言っています。
nami
面白かった。もしかしたら、あと何百年もすれば博士のような天才科学者が現れて、この物語のように自分が生活したい世界《意識》を選べる時代がやって来るのかもしれない。まるでゲームのステージを切り替えるかのように。現実での《死》が《死》でなくなる時が来るのかもしれない。けれど、現実を生きていてこそ心は育まれていくもので、意識の中で作り上げた架空の他者は、傷付けるようなことをしない代わりに、きっと本当の意味で満たしてくれることもないのだろう。“今この瞬間”を大切に生きようと、目を開かせてくれる一冊だった。
が「ナイス!」と言っています。
nami
物語の冒頭部分ではイマイチこの不思議な世界観に馴染めず、少し戸惑いながら読み進めていたけれど、気付いた時には夢中でページを捲っていた。それが理不尽なものであるほど大きな力に屈することは簡単だけれど、心を失わない為にも抗い続けること。それが“生きる”ということなのではないかと、ねじまき鳥クロニクルを読んだ時にも同じようなことを考えていた。主人公は自分の影を取り戻すことが出来るのだろうか。二つの世界が下巻でどのように交差していくのか、とても気になる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/31(1300日経過)
記録初日
2020/10/31(1300日経過)
読んだ本
254冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
74617ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
241件(投稿率94.9%)
本棚
0棚
自己紹介

気の向くままに、ジャンル関係なく興味を惹かれた本を読んでいます。
ナイスのお返し等お気遣いなく🕊️

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