ツカミ
登場時に西川が普通に自己紹介して、松本は「哺乳類の気持ちならある程度わかる、レギュラーです」「基本的に歯が黄色いレギュラーです」「大好物は着色料、レギュラーです」「ハリウッド女優はたいがい孤独、レギュラーです」「好きな飲み物は、お湯。レギュラーです」など多少意味不明の自己紹介を行う。また「僕たちKinKi Kidsと同じ年なんです」など客席を騒然とさせる自己紹介も行う。
あるある探検隊
まず最初に西川が、「緊張してきた」などと口走りつつ、目を半開きにした顔をして左手を斜め前方にあげ、「フグゥー」と唸って「気絶」を表すポーズをとる。
すると相方の松本は、この気絶状態から西川を解放するために「あるある探検隊」を始める。松本が言う「あるあるさんとこの、探検隊を呼ばなあかん」が恒例となっている。
松本は腰と両腕を前後に大きく振りながら「デュデュビデュバデュビ」と掛け声をかけ、続いて「ハィ! ハィ! ハイ、ハイ、ハイ!」 というかけ声に合わせて横にいる西川に手を順次に置き(手の置き方は『左手→右手』)、松本が「ワオ!」と叫び、足を踏み出して(足の踏み出し順は『左足→右足』)松本の顔芸(顔の向き順は『左側(お客と反対側)→右側(お客側)』)をはさみ、行進をするように大きく腕を振って「あるある探検隊! あるある探検隊!」[1]と言ってからネタにつながる。
これはかなりインパクトのあるネタの間のクッションと言える(代表例としてオリエンタルラジオの「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン」などがあげられる。アレックス・ラミレスもクッションの部分をヒーローインタビュー時にお立ち台でしていた)。
ネタの内容は、語呂のよい一定のリズムに乗せて短い「あるあるネタ」(代表的なものは高齢者をネタにしたあるあるネタなど)を言う事で観客の共感を得て笑いを獲る。かと思いきや、全然あるあるネタになっていないことで笑いを獲るパターンもある(西川はこれを「ないないネタ」と呼んでいる)。両者を判別するには西川のセリフが「これあるな」か「ないって!」かで見分けられる。『エンタの神様』ではないないネタは全く出てこない。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます