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2024年4月の読書メーターまとめ

おうち時間
読んだ本
11
読んだページ
3020ページ
感想・レビュー
11
ナイス
702ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月のお気に入り登録
1

  • さかな

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • Pochi Gold

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おうち時間
大手広告代理店を辞めて珠川食品に転職した佐倉凉平。冒頭の販売会議のあたりは企業の派閥争いとか、出世争いのお話なのかな…と思っていたけど、涼平がリストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」に異動となってから俄然面白くなってきました。病んで退職していく社員が多い中で、中堅社員篠崎薫のクレーマーに負けない対処の仕方が実に笑えて。遅刻魔だしギャンブ好きなのにクレーム処理は完璧。そんな篠崎に振り回されながらも奮闘する凉平。サラリーマンの人が読んだら共感する所多いのかな?でもきっと自分も頑張ろう勇気をもらえるかも。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

おうち時間

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2024年4月の感想・レビュー一覧
11

おうち時間
大手広告代理店を辞めて珠川食品に転職した佐倉凉平。冒頭の販売会議のあたりは企業の派閥争いとか、出世争いのお話なのかな…と思っていたけど、涼平がリストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」に異動となってから俄然面白くなってきました。病んで退職していく社員が多い中で、中堅社員篠崎薫のクレーマーに負けない対処の仕方が実に笑えて。遅刻魔だしギャンブ好きなのにクレーム処理は完璧。そんな篠崎に振り回されながらも奮闘する凉平。サラリーマンの人が読んだら共感する所多いのかな?でもきっと自分も頑張ろう勇気をもらえるかも。
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おうち時間
『月とコーヒー』に連なるインク三部作もついに完結編。ジャン叔父さんと一緒に〈六番目のブルー〉のインクを探す旅に出ていたオリオだけれど、遂に〈六番目のブルー〉のインクの謎が解き明かされました。ネタバレになってしまうので書きませんが、新しい色が生まれるにはそれが必要だったのか!吉田さんのファンタジーな世界観に圧倒されました。ブルーと対照的な真っ赤なリンゴも登場したけど読み終えて表紙を見たら、表紙のリンゴは私が頭の中で思い描いていた真っ赤ではなかった(笑)〈六番目のブルー〉のインクは思い描いている色と同じかな。
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おうち時間
初めて読む作家さん。ちょっと不気味な表紙と帯に書かれていた日常の隙間にひそむ「孤独」を描き出す著者史上最もグロテスクで怖い10の物語という1文に思わず手にとってしまいました。確かにどの短編も不気味さがあるのだけれど、真相がはっきりわからないまま終わった物もあったので読後感はちょっとモヤモヤ。そんな中でも『墓』の子猫の話の展開は面白かった。ラストの叫びがすごく印象的。それと『ケータリング』は都内から八ヶ岳の南麓の小さな町に移住して定食屋さんをオープンした夫婦の話。ケータリング依頼の目的にはゾワッとしました。
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おうち時間
小川糸さんの小説はまだ2冊しか読んでいないのですが、どのような暮らし方をされているのか興味があって読んでみました。日本とドイツを行ったり来たりしながら自然であること、無理をしないことを暮らしのテーマにし、慣れ親しんだ愛用品を持つことで心地よい暮らしを実践されているようです。特に参考にしたい所は、いらないものは潔く手放し、必要なものだけを身近に置くだけで心身軽やかになれるとのこと。また、小川糸というのはペンネームで、そのお名前のルーツも書かれています。人となりを感じられ、未読の小説を読んでみたくなりました。
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おうち時間
関西のテレビ局が舞台の4話の連作短編集。40代の独身女子アナ、50代の男性報道デスク、20代の女性タイムキーパー、30代の男性ADがそれぞれ主人公。テレビ局のお仕事はハードだからプライベートも充実させるのは難しいのでしょうね。恋愛が上手く行かない人多いのかも。1番応援したくなったのは最後の30代のAD君。苦手な事から逃げがちなのは私も一緒。不器用で上手く話しかけられない所も。なので他人事とは思えず…。芸人並木広道の相方である人形「ゆうたくん」の話は泣かされました。また大きな地震が起きなければ良いのですが。
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おうち時間
真っ赤な背景に大きな菊の絵はとてもインパクトがありますね。コロナ禍の犯罪小説が6篇。読んでいてゾワッとするものから最後はホッと心温まる物まで一穂さんの小説は本当に幅が広い上にどれも印象に残ります。『憐光』の結末は主人公にとってはあまりに残酷でした。『縁故者』は働かずに悪巧みを計画していた父親に最初は呆れたものの、最後は何だか良いお話じゃないの〜と心地よい読後感。その後の2篇もホッとする結末。確かにコロナで人生狂わされてしまった人はたくさんいますよね。あんな事もあったな…と思い出しながらの読書となりました。
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おうち時間
6篇の短編集。共通しているテーマはタイトルにあるように「もしかして」と「ひょっとして」と思いながら真相を読み解くお話。主人公も背景もそれぞれ。第一話の『小暑』は途中で驚かされた人がほとんどではないでしょうか?こんな仕掛け大好きです。第三話の『都忘れの理由』は長年働いていた家政婦さんから突然「おいとま宣言」をされた老紳士のお話。理由を明かさないのでどうして?とあたふたし、ひょっとして〜と辿り着いた答えが的中。誤解が解けて良かった。『灰色のエルミー』と『山分けの夜』はちょっとドキドキも味わえて面白かったです。
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おうち時間
父親から母親へのDVが日常的に行われている家庭で育つとやはりこの柳瀬兄弟みたいな性格になってしまうのかもしれない。兄である誠実は見て見ぬふりが得意。見なかったことはなかったことに出来ると思っている。一方弟の希望は相手の要求を何でも「いいですよ」と受け入れてしまう。でも放火犯かもしれない女性に一緒に逃げてと言われて手を取り合って逃げるのはちょっと度を越してるかな。文庫化するにあたり書き下ろした短編を読んで希望の前向きな姿を見られたのは良かった。性格て簡単には変えられないけれど変えたいという気持ちはわかるな。
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おうち時間
プロローグでの警察庁長官狙撃事件は実際にあった國松警察庁長官狙撃事件を思い出しました。場所も日にちも同じ設定でおまけに未解決であることも。そしてオウム真理教の地下鉄サリン事件を思わせる宗教団体の存在。最初は十条銀座商店街の楽器店の店主青井圭一とこの事件がどう繋がるのだろう?と思って読み始めたけれど、妻であり、記者でもある沙月の亡くなる前の行動を辿って行くうちに思ってもいない真相に辿り着きました。全ては家族の為に…。この小説の中の隠されたテーマのような気がしました。狙撃手の祈りが通じて良かったですね。
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おうち時間
5篇の短編集ですが、タイトルが恋愛未満とあるように、恋愛には至らず…という男女の微妙な関係のお話です。素敵だな〜と思ったのは第4話「六時間四十六分」友達たちとの海外旅行を楽しんでいたつもりが、不倫旅行のカモフラージュに利用されていた事に気付いて別行動を取った紗智子。何時間も来ない列車を待っている間に仲良くなったハンチングのハーフ男性とのダンスシーンがキラキラして見えた。まさか有名なダンサーとも知らずに一緒に踊った紗智子が羨ましい。海外に1人で行く勇気はないけれど、こんな出会いがあるなら考えようかしら(笑)
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おうち時間
伝説の殺し屋である和尚に拾われ育てられ、殺し屋としてのスキルを身に着けた青年雨乞。彼が次に殺すように命令されたのはある女性を殺した疑いを持たれてる駐在所の警官薮池清。ところが、この警官こそが雨乞が秘かに小説を書くきっかけとなった小説家の椿依代であることが判明。雨乞は女性を殺した犯人は他にいると真犯人を探そうとするのだけど…。ここから殺し屋がたくさん登場。みんな強靭な肉体と運動能力でハラハラドキドキ。最後に生き残るのは誰?目まぐるしい展開の中にも雨乞が心を取り戻せたのが良かった。映像作品になっても面白そう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/12/11(1258日経過)
記録初日
2020/07/07(1415日経過)
読んだ本
770冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
235437ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
536件(投稿率69.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
自己紹介

色々と多忙になり、本を読む時間が減ってしまいました。お気に入りさんのレビューを拝読するのも追い付いてません💦ナイスやコメント出来ない時はごめんなさい🙇つぶやきは余裕のある時しか見てません(⁠。⁠•́⁠︿⁠•̀⁠。⁠)

そんな状況ですのでお気に入りの登録・解除はご自由になさってください。しばらくお目にかからない方等こちらの方でも見直しさせていただいております。

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