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2024年4月の読書メーターまとめ

ジョンノレン
読んだ本
5
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1352ページ
感想・レビュー
5
ナイス
403ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月のお気に入り登録
1

  • Haruki

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ジョンノレン
著者本は「言ってはいけない」以来かも。タブーそこのけの刺激的な言い回しを予想していたが、社会・経済・金融・経営・組織ひいては脳科学・生物学に亘る広範な視野で、諸説も駆使して説得力のある自説を展開、違和感なくするする入ってくる。一読の価値あるおすすめ本。人的資源の活用、つまり労働に関しては日本社会のみならず世界にも視野を広げて多面的に語られ結構参考になった。ユヴァル・ハラリがサピエンス全史の終盤で突如幸福論を展開して滑った感があったが、橘氏は仏教的境地も含めより多様に間口を広げつつ、様々な糸口を補足する。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ジョンノレン

選択2月号も快い記事は稀有。救いはやはりサイエンス。代替フロンのハイドロクロロフルカーボンはオゾン層への影響は低いもの温室効果は極めて大きい。ここに来て注目を集めているのが個体冷媒で就中「柔粘性結晶」(液体と個体の中間の性質をもつ)ネオペンチルグリコール、それにプルシアンブルーという金属でも研究が進められている。いずれも圧力の印加と除荷による熱の出し入れ。また暑い季節を迎える今、先の話とはいえ期待感大。

選択2月号も快い記事は稀有。救いはやはりサイエンス。代替フロンのハイドロクロロフルカーボンはオゾン層への影響は低いもの温室効果は極めて大きい。ここに来て注目を集めているのが個体冷媒で就中「柔粘性結晶」(液体と個体の中間の性質をもつ)ネオペンチルグリコール、それにプルシアンブルーという金属でも研究が進められている。いずれも圧力の印加と除荷による熱の出し入れ。また暑い季節を迎える今、先の話とはいえ期待感大。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

ジョンノレン
ブッダは諸々の苦しみの源泉は執着にあると達観した。他方でブッダは人間の至高の状態を見出す事に徹底的に執着した。二面性は何事にも、屁理屈言うとブッダに叱られる?それにしても心に留めておきたい素晴らしい言葉にそこここで出会える至高の書物、繰り返し読みたい。以下覚書、苦しみは認識作用に縁って生起する、認識作用を停止し、ものごとをありのままに見る叡智を得れば、人は平安の境地に到る。清らかな人は、世の中のさまざまな見解について、どれが正しいかなどといった意見を持たない、論争の濁流に竿刺さない。→
ジョンノレン
2024/04/28 12:59

→ 世界はどこも不確かで、いずこも揺れ動いている、私は依るべき住まいを求めたが、どこにも見つからなかった。過去のものを捨て、未来には何もないようにして、中間においても、何ものにも執着しなければ、あなたは静謐の人となるだろう。亡くなった人のことを語る術はない、全ての現象は消滅してしまえば、それを語る術も消滅する。

が「ナイス!」と言っています。
ジョンノレン
ネタバレ宇宙物理学者二間瀬尾敏史氏関連本2冊目。タイムコーディネーター吉武氏と共に監修。先ず時間に関わる科学アプローチで個人的にはこれが主眼。以降ビジネスや生活における時間術や人生を見据えた諸考察とアドバイスが続く。科学的アプローチの歴史から一般・特殊相対性理論、時間の矢、命のろうそくテロメア、老化、寿命やタイムマシン、生物時間などなど。カルロ・ロヴェッリの時間不存在が可逆性にあったのかなどと優しく書かれた文章に1人合点。将来「スマートナノマシン」が体内の病院として循環し診察と治療という未来図も。
が「ナイス!」と言っています。
ジョンノレン
前半は宣伝文句で、それこそ瞬読できる。要するにより右脳に重心を掛けつつアウトプットも活用する。変換力、イメージ力、右脳読み、アウトプットの4ステップ。ランダム配置語並べ替え、イメージ絵から想起される事項のアウトプットなどをドリルを使って瞬時に行えるよう鍛えるもの。この人の本は会得如何はともかく卒業。
が「ナイス!」と言っています。
ジョンノレン
著者本は「言ってはいけない」以来かも。タブーそこのけの刺激的な言い回しを予想していたが、社会・経済・金融・経営・組織ひいては脳科学・生物学に亘る広範な視野で、諸説も駆使して説得力のある自説を展開、違和感なくするする入ってくる。一読の価値あるおすすめ本。人的資源の活用、つまり労働に関しては日本社会のみならず世界にも視野を広げて多面的に語られ結構参考になった。ユヴァル・ハラリがサピエンス全史の終盤で突如幸福論を展開して滑った感があったが、橘氏は仏教的境地も含めより多様に間口を広げつつ、様々な糸口を補足する。
が「ナイス!」と言っています。
ジョンノレン
直近の世界の半導体業界における最先端の変化と趨勢を時に鳥瞰的に、はたまた専門的に細部まで踏み込んで捉え、日本の半導体産業の復活に向けた方向性を提言する。微細化競争は相変わらずだが、汎用チップから専用チップに主戦場が転換。AIはじめ膨大なエネルギー消費が課題、汎用の無駄を排し、必要最小限機能の専用との棲み分けへ。プロセッサとメモリから神経回路網へ。ムーアの法則の終焉、微細化と同時に3D集積へ。取り分け微細化で「不可能」を実現し続けているこの業界の生き馬の目を抜く熾烈な競争や栄枯から目を離せない。
ジョンノレン
2024/04/06 12:04

フルラインアップのTSMCに対し最先端の2nmにターゲットを絞るラピダスの果敢な賭け。何より迅速性と粘り強く身軽な試行錯誤、AI設計フル活用、日本は高品位合成と3D化技術に一日の長、設計段階からの専用チップへの方向転換が必須。

ジョンノレン
2024/04/06 12:04

ひと休み的だが「コラム」の中身が濃く味わい深い。自然界を含めた集団同期現象にページを割いており興味深く読んだ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/21(1208日経過)
記録初日
2021/01/09(1220日経過)
読んだ本
346冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
97807ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
285件(投稿率82.4%)
本棚
0棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

暫くは科学、哲学、社会、経済等のノンフィクションが中心になっていましたが、22年6月以降ミステリ系に回帰し、どハマり状態です。凝り固まらず常に新鮮な刺激を得て、好奇心の幅を広げています。読書メーターの皆さんからも同様の刺激を受けています。
感想は基本255字に収める事を旨とするため、時に日本語として無理が生じていますが、気持ちを汲んで頂ければ幸いです。
クラシックからロックまで、音楽全般結構深入りしています。

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