若干濃厚すぎて構成が乱れた感もあるが全体的に面白い作品でした。 キャラクターが濃い。 マチヨというカリスマ。 浦杉や周辺人物たちの背負ってる過去も読ませます。 続編を先に読んだけど僕はこちらの方が好きでした。 こっちの方がずっと重く暗い。 続編も面白かったけど若干悪趣味スプラッター寄りになっていた。 続々編も楽しみ。 序盤の痴漢シーンの被害者心情のリアルさは女性作家ならではだなと思いました。

レベル高すぎた。 これはまだついていけないゾーン。 言葉が難しいのと思考が独特すぎるので消化不良。 三島ワールドはとんでもないぞ。

新しいものばかりに囲まれ憂さ晴らしは酒や薬物。 本も読まず芸術にも関心を示さない。 そういう人は現実社会にもいますね。 苦しみが人生には必用なんだということ。 そこが一番心に残った。

戦時下の日本で生きるのは大変だったことがよく伝わってくる。 戦争行かなくても手を汚させられること沢山だ。

この作家は魅力的なキャラと物語を作るのがすごくうまい。 本作はオチも凄く効いていた。 ただ中盤が微妙。 このシリーズ通して作者は性犯罪について調べたことや考えたことを世に訴えている。 本作は特にそのテイストが強く、その部分が物語から浮いてしまってる気がした。 もちろんこのシリーズ通して女性目線で見た性犯罪を教わり、その恐ろしさを共有できた。 ただやはり本作でのボリュームはトゥーマッチだったと思う。 終盤がとても良かったので不満は解消に向かったのだが。 カノは今後どうなるんだろう。

若干濃厚すぎて構成が乱れた感もあるが全体的に面白い作品でした。 キャラクターが濃い。 マチヨというカリスマ。 浦杉や周辺人物たちの背負ってる過去も読ませます。 続編を先に読んだけど僕はこちらの方が好きでした。 こっちの方がずっと重く暗い。 続編も面白かったけど若干悪趣味スプラッター寄りになっていた。 続々編も楽しみ。 序盤の痴漢シーンの被害者心情のリアルさは女性作家ならではだなと思いました。