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2024年3月の読書メーターまとめ

東森久利斗
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感想・レビュー
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

東森久利斗
食べる人生、食べるをインスタグラム。誰と何をいつ、何のために、どうやって、5W2HにTPO、人生の様々なシチュエーション、出会いと別れ、様々な人間模様によって移り変わり心に刻まれる、食べるにまつわる思い出、記憶。シーチキンと長ネギのコロッケ、中華丼、白菜の漬物、イカの塩辛、コンビーフの野菜炒め、…、掛け替えのない記憶、ほろ苦い想い出。目頭が熱くなる。「こーちゃんのおみそ汁」がベスト。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
26

東森久利斗
FYEO、トップシークレットな研究報告書。大学の研修、研究機関の研究開発、科学の最前線、現場に潜入、密着取材。理論、仮説、実験、培養、計測、検証、証明、…。科学の実験、観察、生物の解剖。専門、高度、特殊な研究機材、機能、理解不能な記号と数字、専門用語。分からないからこそのノンフィクションなリアリティ。コロナ禍を思い出す。世界中で不眠不休でこんなことをしていたと思うと、科学者魂にあらためて感謝。人間の無力さ、愚かさ、科学、テクノロジー盲信への警鐘。
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東森久利斗
夢幻の如く。咲くも花、散るも花。華麗なるもの、散り際、引き際が肝心。銀座のネオンが妖しく瞬く夜の熱闘甲子園。プライドとプライドのぶつかり合い、銀座の覇権を掛けた女の闘い、魑魅魍魎が跋扈する弱肉強食の世界。傑作「黒革の手帖」のもう一つの顔。不適切にもほどがある!、お金とコンプライアンスにルーズな昭和文化の象徴、”社用族”の趨勢。無縁な世界、興味もなし、未踏の地、今後も予定なし。理解不能、生産性の低いただの労費。経済効果はあるかも。
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東森久利斗
”コンビニなしでも生きられる” けど…。それを言っちゃあ、おしまいよ。生きることの意味、アイデンティティ、生き場所、行き場所、家族、仲間、恋愛、コンビニを舞台にしたミステリー仕立ての青春物語。素直になれない遠回りで面倒くさい、恋愛成就の法則。痛切、コンビニ店員の悲哀。セキュリティ、プロセス、システム、雇用問題、悪習、社会環境、コンビニ社会の抱えていた問題。改善、整備された今となっては思いつかない考えもしない盲点、抜け穴をついた謎と手口。Z世代には理解不能。ロジカルな解決、説明。
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東森久利斗
10年10作、生まれ、消え去り、積み重ねたもの。変革、トレンド、社会問題、事件、世の移り変わり、池袋の昔と今、飛躍、全エピソード解説のKEY WORD、堤幸彦とのドラマ撮影秘話、池袋詳細マップに見る時の流れ、世の趨勢。クラシック好きにはたまらない、マニアでコアなマコトの音楽ライブラリー。IWGPの肝、フラットなスタンスと視点、スピード感、明快さ、ストイック、結びつき、アイデンティティ、人情味あふれるパッションの世界。石田衣良の創作スタイルが良くわかる。
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東森久利斗
目糞鼻糞耳糞を笑う。驕り、高慢、階級意識、選民思想、既得権益、旧態依然、保身、大大大嫌いなJ×L、大大嫌いな政治家と官僚、大嫌いな銀行家、嫌われ者の傷のなめあい潰しあい。嫌悪感の三重奏。世間を賑わした事件と人物をモデルにした自虐的ブラックコメディ。痛快、爽快、半沢MAXの全開フルスロットル。現実的には不可能に近い所業の数々、言動、信念。サラリーマンとしての理想像、憧れのヒーロー像への自己投影、恍惚感に酔いしれる。イカロスにならざるを得ないのは、現代社会の悲劇。イカロスにすらなれない己の不甲斐なさ。痛感。
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東森久利斗
ポールの災難。マイ・フェイバリットな映画の一本、主役のシャーリー・マクレーンが最高にキュート、ヒッチコックの傑作「ハリーの災難」を思わせる。舞台は180度違えど、映画の原作と思わせるほど、牧歌的な雰囲気、能天気な登場人物、巧妙な会話、ブラックでコミカルな味付け。リアルな現実社会とは無縁、想像もさせない、創作上の犯罪にしかすぎない舞台装置のような殺人事件。タイトル通りの気軽な散歩気分で楽しめる、ミステリーに遊び心、余興的要素があった、古き良き時代の象徴。舞台映えしそうな内容。
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東森久利斗
祝40作の節目に相応しい総力結集、オールスターキャストな2時間枠年末スペシャル。お腹いっぱい大満足。愛情と人情のチームワーク、魅力的なキャラクター、信頼の連携プレイ、十八番の見せ場、長打も小技もあり、どこからでも点が取れる強力打線、どんな展開からでも逆転勝利。勧善懲悪、質実剛健、人情、情緒、時代ものの王道、奇をてらわない文化遺産なマンネリズムが心地よい、安心感、爽快感、癒され感。謎解きとサスペンスな味付けが味変の妙。春霞の意味は不明。
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東森久利斗
海と山、アラブ諸国とイスラエル、共和党と民主党、マリオとクッパ、相容れない定め、運命。現代社会にも通ずる得体の知れない超越的なチカラに、抗おうともがき苦しみ、成すすべもなく翻弄される人々。螺旋プロジェクトのコンセプト、海族と山族との対立、戦いが、より一層明瞭にエンターテインメントに具現化。フラットでスピリチュアルな世界から、ディープでリアルな世界へと変遷。
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東森久利斗
歴史という名の"物語"の面白さと可能性。もう一つの「鎌倉殿の13人」。闇の奥底に封印された史実、勝者による過度な加筆修正、実在が疑わしい人物、作家の創作、玉石混交な真実と虚偽、学問として刷り込まれ、定説として誤認され、史跡としてそれらしい痕跡を今に残し伝説、伝承として語り継がれる、歴史の1ページ。マルチユニバースなもう一つの歴史、可能性としてのもう一つの視点。女と男の妖艶な世界、もののふの世界に生きる女たちの命を懸けた闘い、女の業。大河ドラマなドラマチックな展開。
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東森久利斗
歴史という名の"物語"の面白さと可能性。もう一つの「鎌倉殿の13人」。闇の奥底に封印された史実、勝者による過度な加筆修正、実在が疑わしい人物、作家の創作、玉石混交な真実と虚偽、学問として刷り込まれ、定説として誤認され、史跡としてそれらしい痕跡を今に残し伝説、伝承として語り継がれる、歴史の1ページ。マルチユニバースなもう一つの歴史、可能性としてのもう一つの視点。女と男の妖艶な世界、もののふの世界に生きる女たちの命を懸けた闘い、女の業。大河ドラマなドラマチックな展開。
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東森久利斗
普通の人々、何も違わらない常野の民。しまう、虫干し、草取り、裏返す、洗濯する、特定の能力に秀でた人々と変わらない、持つ者、ギフテッドの個人、家族、組織としての日常と人生。自己のアイデンティティ、在り方、生き方、苦悩、至福。不可知、不可分、不条理、混沌、グレーゾーンにあるもの、美しいこと醜いこと、白黒と善悪、現実社会に存在する不合理で曖昧なもの、受け入れ、共存していくための人智を超えたユニバースなチカラ。暖かくも厳しい視点、伝承的な語り口。「大きな引き出し」がベスト。
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東森久利斗
ワンゴングで充分、速攻直行、地獄行き。非情、無情、直情、色情、欲情、地獄の亡者こそ相応しい、1ミリも共感できない人間性ゼロな主人公、救いのない救いようのない後味最悪な展開。官能+バイオレンス小説の第一人者の王道。物好きの嗜好を満足させるレベル、ニッチな市場性であるにもかかわらず、一大ジャンルとして昭和文学史に名を刻む。高度成長期の働き蜂達のガス抜き的な存在として、求められ広く受入られていたとは、流行とは言え信じがたく、時代を感じる。
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東森久利斗
日本三天狗、迦葉山 弥勒寺(迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺)、日本一の天狗面(顔丈6.5m、 鼻高 2.8m !)で有名、あまりの大きさに事実確認必須と、早速、ちょっと遠出のドライブがてら、週末のスケジュールを確認。自己中で衝動的で短絡的、ニュースサイトの事件のような現実感まるだしの杜撰な犯行。お取り寄せ名物なごはんのお供的な謎が、ミステリー感を引き立て、総合点のアップに大きく貢献。記者 中禅寺敦子 & 女学生 呉美由紀のバディな関係が最高、百鬼夜行シリーズ主流より面白い。
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東森久利斗
佐野繁次郎装丁の集英社文庫で読了。これが重要。佐野繁次郎の装丁本を蒐集する美術関係者、佐野本コレクターがいるほど、貴重で希少。とにかくカッコよい。角田光代の「古本道場(ポプラ文庫)」実践編にて難易度Bの探求本として紹介。手にする喜び所有することの幸せ、ビブリア冥利に尽きる一冊。巨匠の若かりし頃、青春時代への邂逅、もの書き、職業作家としてのボヤキ、苦悩、自尊心、ステレオタイプな和服姿の写真、青臭さと人間臭さが微笑ましい。
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東森久利斗
重量オーバー、後半ヘリウムガスが抜けたように失速感、最初の勢いとサスペンスな展開はどこへやら。脇役やエキストラな登場人物まで、生い立ちを含めた細かい説明と描写の連続に食傷気味、興が削がれる。物語に影響のある主要キャラクターだけで十分。プロフェッショナルなスキルをフル活用、時間を掛けた綿密な準備のわりに、xデーの実行計画の場当たり的で大雑把な計画は、あまりにも杜撰、ブラックなエンディング。
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東森久利斗
食べる人生、食べるをインスタグラム。誰と何をいつ、何のために、どうやって、5W2HにTPO、人生の様々なシチュエーション、出会いと別れ、様々な人間模様によって移り変わり心に刻まれる、食べるにまつわる思い出、記憶。シーチキンと長ネギのコロッケ、中華丼、白菜の漬物、イカの塩辛、コンビーフの野菜炒め、…、掛け替えのない記憶、ほろ苦い想い出。目頭が熱くなる。「こーちゃんのおみそ汁」がベスト。
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東森久利斗
剣より強し、まるごと一冊舌戦。予算委員会の野党の質疑のごとく、たたみかけるような突っ込みの連続。心情的な人間関係を無視、相手の弱点を集中攻撃、完膚なきまでの徹底口撃。圧倒的な勝利。気絶必至、こんな突っ込みまっぴらごめん。人生経験、頭の回転、事前準備、情報量、ロジカルな展開、鋭利な観察力、凡人には無縁、出世街道に必須のスキル。万が一、アクシデント的に役員にでもなったら参考にしよう。10万が一かな?? 内容は元の木阿弥状態。
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東森久利斗
死ぬことと見つけたり、もののふの矜持、士魂。3作目、3番バッターにしてようやく、なんとなくの螺旋プロジェクトコンセプト感。三者凡退を回避。人間の悲しき性、脈々と続く避けて通れぬもののふの国の宿命。時代を越え受け継がれていく、現状維持を良しとしない破壊性、闘争本能、血を掻き立てる、人智を超えた得体の知れない何か。連作短編の根底に感じる、伝わってくる。
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東森久利斗
科学と物理なおとぎばなし。人類が理想とし追い求め、未来に絶望し、あきらめてしまったユートピアな世界。夢物語。時代を感じる。闘争と進化の本能、化学と物理の合理性、非合理的非科学的精神構造、化学盲信的精神構造、人類の抱える不合理な二重人格性を、ユートピアな異星人の世界との対比によって解き明かす。人類と社会への批判、シニカルな視点。人類誕生のミステリー、ミッシングリンクへの夢のある論理的な仮説。サスペンスな展開。
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東森久利斗
科学と物理なおとぎばなし。人類が理想とし追い求め、未来に絶望し、あきらめてしまったユートピアな世界。夢物語。時代を感じる。闘争と進化の本能、化学と物理の合理性、非合理的非科学的精神構造、化学盲信的精神構造、人類の抱える不合理な二重人格性を、ユートピアな異星人の世界との対比によって解き明かす。人類と社会への批判、シニカルな視点。人類誕生のミステリー、ミッシングリンクへの夢のある論理的な仮説。サスペンスな展開。
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東森久利斗
ダークでホラー、ちょっと大人なウルトラセブンな雰囲気、ディック版ジュブナイル風ファンタジー。筆力や風格の脆弱さは、初期作品であることを考慮し大目に見てあげるのがディックファンの心意気。アイデンティティ探求、侵略テーマなど、早くもディックの世界観が見てとれる。昭和なイラストが、いかにものテイストで雰囲気満点、小学校の学級文庫を思い出す。古書の匂いがたまらない、希少な朝日ソノラマ文庫で読了。
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東森久利斗
夢心地、フワフワとした陶酔感、愉悦に浸る。甘美で優美、危険な香りをまとう、浮世離れした倒錯の世界。谷崎潤一郎の理想とする女性感の母親像への投影、願望。幼少期の淡く切ない記憶の断片に心が疼く。禁断のシーンの官能的な描写が白眉。巻頭の「石村亭」の写真がも舞台に花を添える。今年の京都旅行の焦点は、鴨川神社で決まり。
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東森久利斗
無性に古書市に行きたくなった。"日本の古本屋"で、開催スケジュールを要確認。コロナ前は、休日やアフターファイブに古書市を訪れ、出店者のワゴンや棚をひやかし、お宝本、希少本、探求本の発掘に小躍りし一人ほくそ笑んでいたものだ。世代交代完了? シリーズ3作目にして、ようやく扉子を軸にした物語構成に移行しつつある感じ。経験と知識がものをいう世界、できる親を持つ子の試練、長い目で見てあげよう、今後に期待。
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東森久利斗
フィッシュアンドチップス ストーリー、ファストフードな大味でロックな展開。美味しそうな献立が並ぶ朝食の席、一枚板のダイニングテーブルのうえを飛び交う家族団欒なお喋り、お約束のオープニング、心地よい喧騒、家訓、古書の匂い、下町情緒、東京バンドワゴンの世界が恋しくなる。スピンアウトの宿命、何かが違う物足りなさ。前2~3作あたりから、巻末のキャッチコピーの本旨から外れていくような気がする。マーベル化しないでほしい。タイトルは「アビーロード」が相応しい。
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東森久利斗
敬虔で厳粛な思い、心の浄化作用、カタルシス効果。有史以来、人の手が入ることを拒み続け、人知の及ぶことのない極限の世界。原野に満ち溢れる生命の尊さ、大自然の持つ神秘の力、逞しさ。暖かく見守ってくれる母なる視線、写真から伝わってくる大自然の包容力。片隅で生きることを許された、ちっぽけな存在でしかない、人間個人の小ささ、弱さ、孤独感。
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東森久利斗
良質で手頃な熟成されたワインのごとく上品な味わい。ロマンあふれる時代ミステリー。カーが本書を執筆した1950年代より遡ること100年、もはや世界史の領域、文豪コリンズやディケンズが名声を博した文学界の黎明期に思いをはせる。世相や社会的な背景、男と女のイデオロギー、騎士道的な正義感、こんな時代もあったことを認識。じっくりゆっくり時間を掛けて、古典ミステリーを堪能するには最適。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/07/18(4669日経過)
記録初日
2011/01/03(4865日経過)
読んだ本
3516冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
1333381ページ(1日平均274ページ)
感想・レビュー
3515件(投稿率100.0%)
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血液型
A型
職業
IT関係
現住所
東京都
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