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2024年4月の読書メーターまとめ

よしじ乃輔
読んだ本
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3874ページ
感想・レビュー
11
ナイス
175ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月のお気に入り登録
1

  • かっこー

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よしじ乃輔
大変話題の本の様で手に取りました。間取りに疑問を持ち、謎を辿るミステリー。間取りの考察と会話文で展開するので思ったより軽い印象。最後も推察で締めの為、モヤモヤ…と終わりました。唐突な謎解きに感じてしまうのは仕掛けがもう少しあればよかったのかもしれません。ちょっと残念。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

よしじ乃輔

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2024年4月の感想・レビュー一覧
11

よしじ乃輔
老老介護もしくは病人同士の介護は、自分達では成立し難い大変さだと常々思っているが、その現実を読むとやはり重い。妻が病身、実母が高齢で認知症となり、ご自身も癌宣告を受け治療となる。孫にあたる娘が実母を引き取ってくれるも最後は自分が先に死ぬかも、と弱音を作者に吐露し終わる。少子化になり子供が減少する今後、行政制度がどうなるのかが1番の気掛かりでもある。
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よしじ乃輔
潜在的な差別意識も何気ない事で無意識に発露してしまう。気を遣ったと自分は思っていても。アフリカ系アメリカ人の26歳間近の主人公は現在ベビーシッターをしているが就職もしたいと思案中。彼女のシッター先の女主人との関係がめんどくさい事になってゆく過程が、人種の違いだけでなく善意と自意識のコンボの拗らせにも見えるけれど、日本にだけ住む自分には少し足りない感覚なのだと思う。無意識の差別、自分にもあるこの意識をいかに対処するか、今後とても大事なテーマだといつも思う。
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よしじ乃輔
ネタバレ牝がいないと村を作っても存続しない。割にリアルな理由で強国との戦いは、生死をかけただけあり迫力とリアルさの描写。こんな動物ファンタジーがあったんだ。この作品の背景になったと作者のエッセイに上がっている作品名に納得。アニメでは動物世界の残酷さも余すところ表現しているようでぜひ一度観てみたい。
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よしじ乃輔
イギリス作家による1972年発表 ウサギたちの冒険ファンタジー。予知能力を持つファイバーを信じ、村を出て安住の土地を探す11匹のウサギ達。捕食動物、人間、自動車と数々の危険からの知恵を絞り生き抜こうとする姿はアクション満載。ウサギ界の強国に挑むところで下巻へ。
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よしじ乃輔
鄧小平の改革開放により経済格差が広がり日本への密航者が多かった時代、日本へに不法入国し、パチンコの裏裏ロムで稼ぎ誘拐身代金事件で逮捕された男の記録。山海が迫り耕地少ない福建省は古来海外へ旅立つ民が多く海を渡る事への抵抗は少ないらしい。密航、犯罪に対しての閾値の低さがバイタリティは感じるが、稼ぐためには生きるためにはなんでもしていく方向での犯罪はごめん被りたい。というのが正直な感想。密航手段も目指す国も代わっているだろうけれど。そしてノンフィクションか創作か実は今ひとつわかりかねています。
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よしじ乃輔
女性主人公二人は第一線での働き方から結婚生活への悩みになり、同じ作者の「音道貴子シリーズ」から時間が流れた事を実感。仕事と家庭(私事)の両立がなかなかに難しい職業の一つが刑事なのかもしれません。警察を舞台にした女性の生き方を取り上げた物語。
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よしじ乃輔
オランダ日刊紙で連載された医師、看護師、医療従事者達が「自分の人生を変えたひとりの患者」について語ったコラム89編。受け止めきれない思いに医師も人間なのだと再認識し、諦めない生き様を見せてくれる患者に勇気をもらい、日々を生きられる事に今日感謝をしています。日進月歩の技術の進歩の裏に、葛藤と努力の狭間で正解を探す医療関係者の姿があり、どの項目も心に残るものでした。一点思う事は、医師の癌闘病の辛さを語る項があり、当事者にならないとわからない、患者との意思疎通の難しさを痛感。
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よしじ乃輔
松田さんの熱量に本と映画への愛を感じ、まだまだ知らない世界を紹介してもらえた感が詰まった一冊。ジェンダー目線は勿論、少女漫画論には同じ時代を過ごしたとしてもそこまで言語化できないというところまで書いてもらいありがとうございます、とお伝えしたい。マイナーと思っていた本について書評があった事、おぉっと思わず声が上がりました。
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よしじ乃輔
無辜の民を焼き焦がし、生活を壊し尽くした原爆。生き残ったとしても後遺症に悩まされ、差別に遭い、責任を求めても失ったものは戻らない。10人の方達の静かに語る地獄の様な体験のその奥に、被爆された35万を越す犠牲者の叫びが聞こえる。
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よしじ乃輔
食の変化は時代の変化。個々人のライフストーリーや、戦後の高度成長期を駆け上がりなが日本の食と豊かさの意味を見つめ直したフィールドワーク。近代の困窮からの戦後の物資不足を経て、消費者が誕生し大量消費社会へ。農業と農家の変化や女達のくらしも食の履歴書として織り込まれ、証言•資料も多く読み応えがありました。家庭料理という概念は明治大正以降に生まれたもので割に最近のものだったという。タイトルは、息子の友達が自宅に遊びに来た際一人ずつポテトチップスを持ってきて分ける事なくそれぞれ食べ続けた事から付けられたそうです。
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よしじ乃輔
大変話題の本の様で手に取りました。間取りに疑問を持ち、謎を辿るミステリー。間取りの考察と会話文で展開するので思ったより軽い印象。最後も推察で締めの為、モヤモヤ…と終わりました。唐突な謎解きに感じてしまうのは仕掛けがもう少しあればよかったのかもしれません。ちょっと残念。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/20(1152日経過)
記録初日
2021/06/17(1063日経過)
読んだ本
519冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
155074ページ(1日平均145ページ)
感想・レビュー
510件(投稿率98.3%)
本棚
20棚
性別
自己紹介

備忘録。拙い感想です。皆様の選択された本や感想を楽しみにここへ来ています。

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