ネタバレ1ヶ月後に地球が滅びるとしたら、私は最期の日をどう過ごすだろう。大切な人たちと笑っていたい、なんてありきたりなことしか思い浮かばないけど、それと同時に明日が来ること、未来に希望を抱ける日々へのありがたみを感じる。凪良さんの描く物語は繊細で丁寧だからこそ、グロテスクな部分を読むのがかなりしんどい。でも、その暗闇を乗り越えた先にある温かさに心が救われる気がする。

ネタバレ1ヶ月後に地球が滅びるとしたら、私は最期の日をどう過ごすだろう。大切な人たちと笑っていたい、なんてありきたりなことしか思い浮かばないけど、それと同時に明日が来ること、未来に希望を抱ける日々へのありがたみを感じる。凪良さんの描く物語は繊細で丁寧だからこそ、グロテスクな部分を読むのがかなりしんどい。でも、その暗闇を乗り越えた先にある温かさに心が救われる気がする。

ネタバレ事件が起きる→容疑者行方不明→友人が事件の真相を探っていろんな人に会う→最後は容疑者視点という流れが｢傲慢と善良｣の構成に似ている。肝心な部分には触れずに物語が進む感じに違和感を覚えつつ、その違和感の正体が分かった途端に物語が急加速した印象。最後は｢分かるような分からんような…｣で終わったけど、29,30歳になってから読んだらもっと感情移入できるのかもしれない。友達といいながらどこか相手を見下している感じとか、男で自分の価値を測ろうとするところとか女社会ではあるあるなのかな。