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2024年4月の読書メーターまとめ

kawa
読んだ本
7
読んだページ
2272ページ
感想・レビュー
4
ナイス
124ナイス

2024年4月に読んだ本
7

2024年4月のお気に入り登録
1

  • コーニャ

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • コーニャ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kawa
ネタバレ前作「汝、星のごとく」を読み終えたときの、締め付けられるような胸の痛みをまず思い出した。そして本作を読み進めるうちに、一つ一つ、ゆっくりと心に刺さった棘が消えていった。前作だけでは納得出来なかった事情や時の流れが、嵐から凪いだ海へと心の変化をもたらしてくれた。私の中で、本作は続編とかスピンオフなどではなかった。大切なあの物語の帰結。これを読んでようやくホッと一息つくことができた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

kawa
ネタバレ現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性。その姿を追った新聞記者達の執念のルポ。予備知識無しで手に取ったので、これがノンフィクションであることにまず驚いた。残された遺留品から事件性を感じるものの決定打はなく、薄皮を一枚一枚剝ぐように生い立ちが明らかになっていく展開はドラマのようだった。最終的に多くの謎は残されたものの、記者たちの意地により女性が名を持って葬られる事に安堵した結末となった。
が「ナイス!」と言っています。
kawa
西條奈加さんの「南星屋」シリーズ第二弾。今回は手を痛めた治兵衛の元へ、渡りの菓子職人・雲平が現れる。お菓子に因んだエピソードと江戸情緒溢れる雰囲気、そして丁寧に描かれる心の機微が相まってなんとも味わい深いお話でした。表紙の素朴さも心憎く、つい手を伸ばしたくなる作品です。
が「ナイス!」と言っています。
kawa
女性蔑視とジェンダー差別が吹き荒れる60年代アメリカを舞台に、化学者として生き抜く女性の物語。軽快な表現とは裏腹に主人公が見舞われるエピソードはなかなか過酷。それでも自分の信念を貫く彼女の姿勢には胸がすく思いだった。それにしても、この本が現代でも話題になり支持を集めるというのは、未だに我々が性別、宗教、肌の色などの不当な差別から解き放たれていないということだろう。
が「ナイス!」と言っています。
kawa
ネタバレ前作「汝、星のごとく」を読み終えたときの、締め付けられるような胸の痛みをまず思い出した。そして本作を読み進めるうちに、一つ一つ、ゆっくりと心に刺さった棘が消えていった。前作だけでは納得出来なかった事情や時の流れが、嵐から凪いだ海へと心の変化をもたらしてくれた。私の中で、本作は続編とかスピンオフなどではなかった。大切なあの物語の帰結。これを読んでようやくホッと一息つくことができた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/30(1149日経過)
記録初日
2021/03/01(1178日経過)
読んだ本
331冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
100865ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
266件(投稿率80.4%)
本棚
9棚
自己紹介

 夢中になって時間を忘れるような、ページを捲る手が止まらないような、そんな本に出逢いたい♪
いろいろなレビューを読むのも大好きです。自分にはない視点に気づかされたり、次に読む本の参考にしたりと、楽しく拝見しています。

本棚の評価は「いかに夢中になれたか」一点です。
どうぞよろしくお願いします。


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