ネタバレ短編集。「星の隨に」は著者が実際に、部屋の外に出されてしまった男の子に出会ったことがあって、それをもとに書かれたとのこと。

ネタバレ短編集。「星の隨に」は著者が実際に、部屋の外に出されてしまった男の子に出会ったことがあって、それをもとに書かれたとのこと。

ネタバレ在日コリアンとして生きた人々、その四世代を描いたお話。ノアの行く末が気になっていたので、最期にそうか…と唸る。序盤よりはハマれず残念…。

ネタバレすすめられて手に取った本。日本併合後の韓国に生まれた少女とその家族のお話。強く慎ましく生きていくソンジャやその母、辛い運命を共に背負ってくれた夫から目が離せない。

ネタバレ大学の合気道部の同期四人の物語。子を失ったり、癌を患ったり、引きこもりになったり、離婚したり。思わぬ出来事にぶつかりながら、ゆるく支え合って生きていく。表題作がいい。ある、もない、も重なり合う。あるがままをふんわり受け取ってくれる物語たち。

ネタバレ終わりのはじまりしかない、と思うこと。もうはじまらない、と思うこと……。どちらも他人と思い合うことの難しさを強く噛み締めているからこそ…。そんなふたりが出会って、はじまろうとしている、はじめようとしている。外から描かれそうにもなる。横槍もある。それでも、怖くても、続く先を信じてみようとする。終わりもいい。