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2024年4月の読書メーターまとめ

d酒う
読んだ本
3
読んだページ
1132ページ
感想・レビュー
3
ナイス
64ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ユジ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

d酒う
かなり「エレガント」なSF小説。読む前は色々心配してたけど、読み始めて全部霧散した。観察をし、仮説を立て…という科学しぐさをたくさん楽しめる。いろんな人がいろんな仮説を立てて力説してくれる。とても楽しい。あと、中国の暗い歴史とそれによる深い絶望の話もあった。いやまあ、今も暗くないとは言わないけど。後書読むと「問題意識を喚起させるつもりは無い」とわかるけど、初見の時はフィクションかと思うくらいショッキングだったので、そういうのが苦手な人は第二部から読んだ方がいいかも。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

d酒う
ヒャーッ!って感じ。1ほどのスピード感は無いものの、前に出されたヒントが生かされたり、大史が出てきたり、とてもうれしい。これでまだ続きがあるってマジ?
が「ナイス!」と言っています。
d酒う
前半では前回より楽だと思ったけど、後半では気を抜けないお話に!科学にブレイクスルーが起きている。でも、その下地を作るために良くも悪くもひどく長い課程が必要だった。前回「科学には地道な発達と跳躍的な発達がある」と言及されていたけど、それを見せてくれたのかも。 羅輯と荘顔の関係について、ハッピーエンドを願っているよ。私は悲劇や不条理も好んで読むんだけど、この物語はキャラの生活や行動に説得力があって愛嬌を感じるし、論理がエレガントだから不条理は似合わない。なんなら三体人もちょっとかわいいんだ。
d酒う
2024/04/08 14:01

集団の統率を取ろうとしたら究極の目的である「人類を守る(ために、三体人に嫌がらせする)」が疎かになってしまう様が描かれていたね。もし神林長平の小説だったら、全力で敵に嫌がらせをするために敗北主義や逃避主義も黙認しておく方向になりそうだなと思ったよ。三体に出てくる組織は私の中に収録された意見たちの分布から少しズレたところにあって、私はそのズレも楽しんでいるよ。

d酒う
2024/04/08 14:17

余談だけど、黒柳徹子の自伝『窓際のトットちゃん』も行動に対する説得力が強いと聞いたよ。いつか楽しんでみたい。映画にもなってるみたいだね。私の中で、物語は自分のペースで進めたいから書籍のようなテキストで楽しみたいという意見と、物語に費やせる時間は希少だから強制的に進行できる映画のような視聴覚資料を使いたいという意見があるよ。ただ私は「つらい表現は避けたい」と、たぶん多数派よりも感じていて、視聴覚資料ではそれが難しく、解釈さえしなければ意味の無い図柄に還るテキストではそれがしやすい、という事情もあるよ。

が「ナイス!」と言っています。
d酒う
かなり「エレガント」なSF小説。読む前は色々心配してたけど、読み始めて全部霧散した。観察をし、仮説を立て…という科学しぐさをたくさん楽しめる。いろんな人がいろんな仮説を立てて力説してくれる。とても楽しい。あと、中国の暗い歴史とそれによる深い絶望の話もあった。いやまあ、今も暗くないとは言わないけど。後書読むと「問題意識を喚起させるつもりは無い」とわかるけど、初見の時はフィクションかと思うくらいショッキングだったので、そういうのが苦手な人は第二部から読んだ方がいいかも。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/04/07(1145日経過)
記録初日
2017/11/01(2398日経過)
読んだ本
146冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
45662ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
18件(投稿率12.3%)
本棚
0棚
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