もう20年以上前、NY在住時にまだ出たての買ってそのまま積読、今回家の片付けで発見。今にして彼女と同じ病気の身でこの本を改めて手に取るとは何という人生の綾か、と思う。初期『Saturday Night Live』の顔の一人、当時全米を代表するコメディアンヌ、ギルダの壮絶な闘病記はなかなか辛いが、彼女が治療を通じて経験するローラーコースターは今はとっても理解できる。病への心構えなど考えさせられることも多く、多分当時よりも今読むべきということだったんだろう。一貫してサポートし続ける夫ジーンの誠実さにも感銘。