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2024年5月の読書メーターまとめ

nobuharuobinata
読んだ本
4
読んだページ
988ページ
感想・レビュー
4
ナイス
8ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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「アローの不可能性定理」(本書では「アロウ」と表記)「ハイゼンベルクの不確定性定理」および「ゲーデルの不完全性定理」を基に「選択の限界」「科学の限界」および「知識の限界」の領域から「理性の限界」についてアプローチしたもの。論理学、結構、数学的な論理学ながら、著者お得意の(おそらく)ディベート形式で各定理を解説しているので、わたしにも(すこし)親しみやすい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

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正義とは利益と負担の割当てが道徳的に適切な方法でなされること。人びとがこれについて異なる意見をもたながらも、なお正義が成立するとすればどのようなものであるのかを探究したのがロールズ。本書はロールズ正義論(「公正としての正義」論)の中心概念である「正義の二原理」(自由と平等の優先関係)とそれが導出される装置(原初状態、無知のヴェール)、自由な社会に必要とされる条件(自尊心の社会的基礎)についてコンパクトにまとめられている。
nobuharuobinata
「アローの不可能性定理」(本書では「アロウ」と表記)「ハイゼンベルクの不確定性定理」および「ゲーデルの不完全性定理」を基に「選択の限界」「科学の限界」および「知識の限界」の領域から「理性の限界」についてアプローチしたもの。論理学、結構、数学的な論理学ながら、著者お得意の(おそらく)ディベート形式で各定理を解説しているので、わたしにも(すこし)親しみやすい。
が「ナイス!」と言っています。
nobuharuobinata
昭和17年の衆議院議員選挙、それは翼賛選挙(東條英機た作った翼賛政治体制協議会が候補者を推薦するという形で行われた選挙)としてなされた。同選挙の有効性を争った訴訟において、当時の社会情勢・戦局に流されずに選挙無効の判決を下した大審院判事・吉田久が主人公。翼賛選挙による選挙「妨害」が当時の衆議院議員選挙法82条で定めた選挙無効の要件「選挙の規定に違反することがあった場合」、つまり「選挙妨害」が「規定に違反」といえるかが争点。
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憲法、帝国大学、帝国議会、立憲政友会、責任内閣、帝室制度調査局、韓国統監府といった諸制度を「国民政治」を実現するために構想。日本に文明国家としての制度的枠組みを与えた伊藤博文を開化主義でありながら漸進主義の思想の持ち主として描いている。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/09/25(981日経過)
記録初日
2021/09/25(981日経過)
読んだ本
75冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
21681ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
75件(投稿率100.0%)
本棚
61棚
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