読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

a
読んだ本
7
読んだページ
1927ページ
感想・レビュー
4
ナイス
28ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

a
またしてもきれいに騙された。ヒントはいくつもあったのに真相に全然繋げられなかった悔しい。あまりに見事にトリックに引っかかったのでいっそ清々しいまである。オチは倫理的にどうなのと思う一方で、思い込みに晦まされるなんて実際珍しくもない事を考えると皮肉が効いてるとも思えた。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

a
ツボ過ぎてすごい読み返してる。 収録話のひとつ『混信』震えるほど好き "異世界のラジオが聴こえて来た話" でしかないんだけど、引き込み方も上手いし凝縮されてるものがすごい。 ラジオの向こうで平穏な日常が変貌を遂げていく様を聞くしかできない主人公の感情に同期してしまって、途中うわ…ってなったし、最終回を聞いた彼女と同じく涙が滲んだ。年取ると涙脆くなっていかん。しかし何よりもラストでとった彼女の行動とその結果が本当に本当に良かった。胸が締めつけられるような、切なさと安堵と満足に似た何かがすごい。大好き。
が「ナイス!」と言っています。
a
短編4話収録されてて、どれも好き。そして絵が上手い。 『継ぎ穂』は「存在しないはずの本」が確かに存在していた話、なのかな。 物語に触れたことで彼女の中で続きの物語が生まれていく様はエンデの「果てしない物語」を思わせる。誰に頼まれたわけでもなく自然にそれを形にしようと動く主人公の姿は、創作や表現をする人は共感度高いと思う。彼女が続きの世界を描こうと行動するにつれて取り巻く世界が変わっていく様を表す見開きの魅力的で美しく、見ていて心が躍る。タイトル回収するラストも良かった。他も語りたいけど文字数
が「ナイス!」と言っています。
a
中高生の頃読みたかった。文章の読み書きのコツや手法が具体的に分かりやすく解説されてる。 個人的には「人は自分の知識を使って文章を読む」という話が印象に残った。例えば岡本真帆さんの短歌で『南極に宇宙に渋谷駅にわたしはきみをひとりにしない』というのがあってとても好きなんだけど、これは「タロージロー」「クドリャフカ」「ハチ公」を知らないと理解できないわけで、そういう知識の有無で文章の理解度も読みやすさも変わっていくという事だった。本好き読書家は皆、無意識でその知識を深めているのだなと思うと感慨めいたものがある。
a
またしてもきれいに騙された。ヒントはいくつもあったのに真相に全然繋げられなかった悔しい。あまりに見事にトリックに引っかかったのでいっそ清々しいまである。オチは倫理的にどうなのと思う一方で、思い込みに晦まされるなんて実際珍しくもない事を考えると皮肉が効いてるとも思えた。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/20(970日経過)
記録初日
2021/10/11(979日経過)
読んだ本
219冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
63278ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
27件(投稿率12.3%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう