行動心理学の知見、実験から遺伝がどれくらい能力や性格に寄与しているかが述べられている。 確かに得手不得手はどんなことにもあると思うので、この事実は認めて共有した方がより多くの人が生きやすくなると感じた。 子育ては家庭での教育よりも、得意な芽を摘まない環境を与えられるか。

角田さんの小説はいくつか読んでおり、ストーリーも文体も好き！という感じであったが、エッセイは初読。 10年以上前に書かれたものであるが、ちょうど当時の角田さんと今のところ私が同年代で、こんなことあるよなーと思わせてくれた内容。 著者は小説のイメージからだと、もっと堅実で真面目といった印象であったが、全く違った。いい意味で。 とても面白い人。別のエッセイも読んでみたい。

行動心理学の知見、実験から遺伝がどれくらい能力や性格に寄与しているかが述べられている。 確かに得手不得手はどんなことにもあると思うので、この事実は認めて共有した方がより多くの人が生きやすくなると感じた。 子育ては家庭での教育よりも、得意な芽を摘まない環境を与えられるか。

Kindle。 読むのにかなり時間がかかってしまったので、最後の方は序盤の話を忘れてしまっていた。 ためになることは多く書かれていた印象なので、再読したい。