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2024年4月の読書メーターまとめ

いちこ
読んだ本
4
読んだページ
865ページ
感想・レビュー
3
ナイス
72ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちこ
ネタバレ嗅覚が人よりかなり鋭い調香師朔と彼の元で働くことになった主人公一香の話。各章のタイトルが香りの名前になっていて目次の時点で楽しかった。ウッディノートは好きな香りだからどんな話かなー?と思って読んだら変質者の話ではヒイ!!!!となった。ねっとりした粘度の高い湿った匂いがする話で衝撃的だった。ラストノートで愛着と執着の違いがわからず一香を手放してしまった朔が「あなたがいなくなってから紅茶の味が違う。香りは変わらないのに」という言葉がとても綺麗で、一香が形容した"紺色の声"を体感できた気がする。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

いちこ
遠野に行った際に購入。知らない話、何となく知っていた話がわかりやすく纏まっていて楽しく読めました。こういった本は初心者なので小難しいイメージがありましたが、サラッと読めてよかったです。遠野に行く前に読めばよかった。
が「ナイス!」と言っています。
いちこ
ネタバレ迷走している人間のひりつく焦燥感とそれに寄り添う優しさが綴られた短編集だった。自分のことを誰もしらない土地へ行きたい〜みたいな、ここじゃないどこかに焦がれる気持ちやこの土地で生きる決意…何となく自分の心の隅をつつくような話が詰まってて胸が軋んで涙が出た。個人的にサブタイ夜空に泳ぐチョコレートグラミーの晴子と啓太のどこへでも泳いで行って生きていく覚悟、海になるのリスタートした桜子が言った「ここを出たら何にでもなれる 人は海にもなれる」が心に刺さった。人生でまた迷子になってしまった時に読み返したいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
いちこ
ネタバレ嗅覚が人よりかなり鋭い調香師朔と彼の元で働くことになった主人公一香の話。各章のタイトルが香りの名前になっていて目次の時点で楽しかった。ウッディノートは好きな香りだからどんな話かなー?と思って読んだら変質者の話ではヒイ!!!!となった。ねっとりした粘度の高い湿った匂いがする話で衝撃的だった。ラストノートで愛着と執着の違いがわからず一香を手放してしまった朔が「あなたがいなくなってから紅茶の味が違う。香りは変わらないのに」という言葉がとても綺麗で、一香が形容した"紺色の声"を体感できた気がする。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/01(873日経過)
記録初日
2021/05/16(1103日経過)
読んだ本
117冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
38665ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
109件(投稿率93.2%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

ホラー好き会社員

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