自分が今まで一番多くの作品を読んだ著者の男性バレエダンサーが主人公の新作。 天才について、周囲の天才達（一部、自分が天才の自覚がない方もいるが）が語っていく構成になっている。 私はバレエをやっているので、バレエを全く知らない方が読んでどうかは想像があまりつかないが、総合芸術であるバレエの世界観は珠玉の言葉で具現化されつくされていると思った。 著者にしては珍しく、ストーリーが完結し読後感も爽やかに終わる。 この作品から新しいバレエが生まれてきて欲しいなと切に思う。

自分が今まで一番多くの作品を読んだ著者の男性バレエダンサーが主人公の新作。 天才について、周囲の天才達（一部、自分が天才の自覚がない方もいるが）が語っていく構成になっている。 私はバレエをやっているので、バレエを全く知らない方が読んでどうかは想像があまりつかないが、総合芸術であるバレエの世界観は珠玉の言葉で具現化されつくされていると思った。 著者にしては珍しく、ストーリーが完結し読後感も爽やかに終わる。 この作品から新しいバレエが生まれてきて欲しいなと切に思う。