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2024年4月の読書メーターまとめ

meg
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339ナイス

2024年4月に読んだ本
15

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • わわわわわ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

meg
頑張って全部読んだけど合わなかった…。古代エジプトでミイラが蘇って自分の心臓の欠片と先王のミイラ消失の謎を追う話。周りの人が死んだはずの人間に会ってもあんまり驚かずに普通に接するとこにまず違和感。いやもっと騒ぐやろ。現世と冥界の存在が信じられている世界線だ、と言い聞かせて読み進めるも、トルコ出身の奴隷の少女が登場、彼女は普通に「死んだら終わり」だと思ってるし…。(彼女も異国から連れて来られて一年で現地の日常会話を習得できてることに違和感。極限状態だから…?)同じ太陽神でも善い神様と悪い神様がいたり、混乱。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

meg

蚤の市で収穫。柚木さん、二冊目に何か読みたくてタイムリーに出会ってしまった。多田駅前懐かしい!と、ついつい。1冊200円、3冊500円だったので、何かおすすめあります?と店主さんに聞いたら何故か又吉さん。さあ、吉と出るか。

蚤の市で収穫。柚木さん、二冊目に何か読みたくてタイムリーに出会ってしまった。多田駅前懐かしい!と、ついつい。1冊200円、3冊500円だったので、何かおすすめあります?と店主さんに聞いたら何故か又吉さん。さあ、吉と出るか。
hon
2024/04/29 13:54

多田駅前!当たらずとも遠からず(笑)。柚木さん、一応それが今のところマイベスト。濃いけどね(笑)。

meg
2024/04/29 17:34

>honさん へー、そうなんや。ハードル上げとこ(笑)

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
13

meg
男性連続不審死事件の容疑者・梶井真奈子を取材する記者・里佳は次第に彼女の虜になっていく。若くも美しくもない彼女が男性を惹きつけた理由とは。ねっとり濃厚なバターにまみれたような読書体験でした。男が女に求める母性と、その逆がすれ違った時に起こる悲劇とか、手づくりの料理は誰の為のものなのか、とか、一言でまとめると陳腐になる男女間の問題もここまで緻密に突き詰めてこねくりまわすとこんな大作になるんだなあ、と感嘆。それにしてもカジマナが気持ち悪かった。言語化できない気持ち悪さ。激重なので心身共に元気なときにどうぞ。
hon
2024/04/28 18:57

柚木さんはねっとり系多い気がするよ。

meg
2024/04/29 04:27

>honさん そうなんや。爽やかそうなのもあるけど見た目にだまされちゃいかんね。

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meg
いとこが社長を継いだ、小さな和菓子の会社にコネ入社した茉子は何時代だよ、な社内ルールに辟易。(まあまだマシな方なんちゃう…とか思っちゃう自分は現代日本人の奴隷体質が染み付いちゃってるなあ。良くないわー。ほんま良くないわー。)でもコネの力を自分じゃなくて、他人のために使おうとするとこに感動した。(けど、他人のために使おうと思えるのって恵まれた環境の人間だけよな、とも思う。)相変わらず寺地さんは柔らかく、でもピンポイントでこちらのツボをついてくる。書き付けておきたい名言が沢山あった。おすすめです。
meg
2024/04/23 13:30

p.206『だいじょうぶって訊く時は相手の返事をあんまり信用したらあかんし、だいじょうぶって答える時は、ほんまなだいじょうぶな時だけにせなあかん。』

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meg
こういう「この食品はどうやって採れた作物をどうやって加工したか」系の話を読むとマジで人間の食べ物への執着というか何としてでも美味しく食べてやるぞ!という心意気が感じられて、すげーなあ…。と思う。この人の絵も数年前に出会ってから大好きで追っかけてます。
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meg
街の私立探偵の息子・丘晴人(おか/はると)はオカルト大好き中学生。自称天才科学者・暁ヒカルと共に事件に挑む。「でぃすぺる(作:今村昌弘)」を薄べったく伸ばして5分割したような短編集。物理トリックについて勉強できるがそれ以上でもそれ以下でもないように感じた。読みやすい文章でサクサク読めるが、ラノベ臭?ヤングアダルト臭?が強くて、そこが読む人を選ぶと思う。(もういい年齢のおばちゃんが読むもんじゃないなー…。)主人公のネーミングが「親父ギャグの誰にも迷惑をかけない使い方」って感じがするとこには好感を持てた。
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meg
一万点以上の洋服が眠る、私設美術館。こういうひんやりして乾いた清潔な空気感を描かせたら千早さんの右に出る者はいないのではないだろうか。好きだわ~、うっとり。(表紙のレースも凄い緻密!美!)最初は主要人物三人の誰にも共感できず(男性恐怖症の纏子と彼女を守る為にべったりな晶、服が死ぬほど好きなのに何故かカフェバイトの芳。)、若干苛々したが、三者三様の成長を見守るうちにどんどん物語に入っていけた。男性恐怖症がそうそう簡単に治ることはないと思うが、ちゃんと前を向ける精神を持ってる纏子が実は一番強いのかもしれない。
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meg
ミステリというよりはサスペンスとして読んだ方が楽しめると思う。尾崎翠らと同じ時代に生き、女性であるが故に苦しみ、それを跳ね退けようともがいた一人の女性作家と、幼い詩人(彼女の最期を知って涙。)の物語。たまたま鳥取の地理をなんとなく知っているので地名から(えーと、今主人公はここにいてあの人はここにいて…)という位置関係は把握できたけど、全然鳥取を知らない人にはツラいかも…?選評にもあったが、どうしてもこの主人公を、この時代を、この土地を描きたいという強い意気込みが感じられたのが良かった。推理要素をも少し…!
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meg
ほわほわっとした、一見繋がりのない、でも実は繋がっている短編集。神戸の街を舞台に、ファンタジー感強めの物語たち。悪くはないけど良いとも言えない。「レペゼン母」のぐいぐい読ませる感じとか「キッチンセラピー」の癒やし系に見せかけて実は骨太なとことか、宇野さんのいいとこどこ行った?と思ってしまった。(逆にこの本は新境地ということなのかもしれないが。)
hon
2024/04/14 22:28

毎回作風ガラッと変わるね。これが一番文学臭強かったかな。俺はこれはこれで好きだったよー。

meg
2024/04/15 08:07

>honさん ポエミーなとこがむずむずしてしまった。あと二回くらい読んだら全部のつながりを理解できるのかもしれんけど。次に期待!

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meg
買い物依存症で性依存症、父親は酒浸りで貧乏。最後に家族でご飯食べたのいつだっけ…?みたいな不仲な家庭。顔はかわいい、という切り札だけで勝負するのも限界で、「おわりがそこみえしてる」美帆。彼女の昔馴染みの加代子の死をきっかけに何かが転がり出す。うーん、この手のテーマ、最早手垢が付きすぎてしまって目新しさがないので、書くなら新しい切り口と深さが必要なのでは。ファッションメンヘラとかファッションストーカーとか、本当に精神を病んでしまって苦しんでる人への偏見を助長しそうな単語を造るのもちょっとどうかと思う。
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meg
めっちゃ長いな、と思ったけど477ページ。500ページ越えてない。気のせいだった。なんかのシリーズっぽい…?と思ったら気のせいじゃなかった。(またやらかした。)戯曲サロメに見立てた連続殺人事件。ミステリとしてはものすごーくよく錬られているし文章力えげつない、キャラもたってて申し分ないんやけど読むのしんどかった。暗い話だからっていうのもあるけど、主要人物が基本根暗だからかな…?「サーカスから来た執達吏」みたいにあっけらかんとしたキャラが居たら印象が違ったかもしれない。あとは自分の気分の問題だな、多分。
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meg
ネタバレみんな大好きフィンランド。移住して10年の著者がフィンランドを紹介してくれる本。一年の半分が冬ってだけで私は(うん…住みたくはないかな…)と思っちゃうけど、「世界一幸せな国」らしい。政治を信用できて社会保障が充実してるのはいいなーと思うけど、税金めちゃ高いんやろうなあ。日本では花粉症と言えばスギヒノキだけど、フィンランドでは白樺らしい。へー、意外や。なんか体に良さそうやけどな。あと異常気象への不安から動悸が起こる「環境不安症」なるものもあるらしい…。ほんまかいな。分かるような分からんような。
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meg
北欧の小国メリニアの第三王子(16)が日本の国際犯罪対策課巡査部長(51)と共に一見普通の(って何。)殺人事件を解決する話。うーん、設定だけでもう面白いんやけど、味噌をお湯に溶かしただけの味噌汁みたいだった。第一王子のセリフの元ネタが分からんの多過ぎてそれこそ欄外で説明してくれや、と思ったり、トリックが分かりやすいのはいいけど分かりやすさ重視し過ぎてチープになってたり、似鳥さんの「絶対リアルでは有り得ないのに何でかリアリティがあって、テンポ良く楽しめる」良さがどこかに行ってしまった。敷島のキャラは好きだ。
rosetta
2024/04/16 09:11

本当に、第一王子のセリフに(注 が欲しかったですね!

meg
2024/04/16 13:43

>rosettaさん 同志がいて安心しました(笑)

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meg
書店員花田菜々子さんが気になった著者と本のテーマについて語って日々のモヤモヤを解きほぐしこれからの生き方と社会について考えよう、という連載を本にしたもの。ヨシタケシンスケさんと窪美澄さん目当てで手に取った。他の方はサラッと斜め読みした。この本はモヤモヤしたままをそのまま味わうのが醍醐味で、中身を要約して短い感想を述べるのは無粋だと思われるのでやめておく。ただ、後書きで「ゲストは皆それぞれ違うテーマで話し始めているのに自然とリンクしていて興味深い」と花田さんは書いているが、⇨
meg
2024/04/04 12:15

⇨花田さんがフェミニズム寄りに引っ張っているように感じられて、「自然と」ではなかろうよ、という風に思った。

が「ナイス!」と言っています。
meg
頑張って全部読んだけど合わなかった…。古代エジプトでミイラが蘇って自分の心臓の欠片と先王のミイラ消失の謎を追う話。周りの人が死んだはずの人間に会ってもあんまり驚かずに普通に接するとこにまず違和感。いやもっと騒ぐやろ。現世と冥界の存在が信じられている世界線だ、と言い聞かせて読み進めるも、トルコ出身の奴隷の少女が登場、彼女は普通に「死んだら終わり」だと思ってるし…。(彼女も異国から連れて来られて一年で現地の日常会話を習得できてることに違和感。極限状態だから…?)同じ太陽神でも善い神様と悪い神様がいたり、混乱。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/22(851日経過)
記録初日
2022/02/01(841日経過)
読んだ本
496冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
136326ページ(1日平均162ページ)
感想・レビュー
483件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

純文学からマンガまで雑食性の普通の主婦です。ミステリー寄り。でも何故か絵本好き。
これ読んだっけ…?ってなりがちなので読書メーターを利用し始めました。皆さまのレビューを読んで、新しい視点を教えていただいております。ナイス!も、とてもありがたいです。
お気に入りに入れてくださる奇特な方も、ありがとうございます。自分からお気に入りさせていただくライン、は、只今考え中です。

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