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2024年5月の読書メーターまとめ

春鹿
読んだ本
4
読んだページ
1366ページ
感想・レビュー
4
ナイス
219ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

春鹿
ネタバレ2017年 直木賞受賞作。読んでいて感じてた、どちらかといえば芥川賞寄りだと。因みに途中160頁までいった所で最初から読み直しました。強い愛が故の前世の記憶、生まれ変わりの使い古された設定(失礼)で、人も時系列も行ったり来たりして油断すると迷宮入り。頁を捲らせる引力は控え目なのが厄介だが時間をかけずに一気に読むべき本。隠れた月がまた満ちて光るように、愛する「三角」に会う為に何度でも生まれ変わる「瑠璃」だが、それは実ることがない。物理的に?法的に実れない。その苦さ、哀しさを前面に出すようなベタなものは見せず
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

春鹿

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が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

春鹿
ネタバレ2017年 直木賞受賞作。読んでいて感じてた、どちらかといえば芥川賞寄りだと。因みに途中160頁までいった所で最初から読み直しました。強い愛が故の前世の記憶、生まれ変わりの使い古された設定(失礼)で、人も時系列も行ったり来たりして油断すると迷宮入り。頁を捲らせる引力は控え目なのが厄介だが時間をかけずに一気に読むべき本。隠れた月がまた満ちて光るように、愛する「三角」に会う為に何度でも生まれ変わる「瑠璃」だが、それは実ることがない。物理的に?法的に実れない。その苦さ、哀しさを前面に出すようなベタなものは見せず
が「ナイス!」と言っています。
春鹿
ネタバレ好き!西加奈子いいわぁ。でもこれは読み手を選ぶヤツかもだけど。リズム&文体(これをR&Bと言う笑)才の成すもの。「くもをさがす」早く読みたいなぁ。本書の主人公から彼女感が出まくってて…途中、何度もニンマリした(キモッ) 「ふる」空気中に何かが降りてきている。何かわからない白いもの、新田人生、いろいろ。【母の言った『同じ女の人やろ』その時は分からなかったが、今花しすは、祖母の性器を目の前で見て、凝視して、驚くほどの深度で、その言葉を理解した。】本文より 著者はこの後さらに様々な角度から「いのち」のことを描く
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春鹿
ネタバレ前情報なしに「明日の食卓」表題と著名のイメージから、柔らかい小説なんだろうと勝手に思い込んでいた。ら!出だしからぶち壊された!我が子に装丁だけ見せて、どんな本だと思う?と聞いてみると『恐い…不気味な感じ…』と。えぇ!?俺の感性が足らんだけ?笑 子供のアンテナはやっぱ感度がいいらしい笑 その冒頭はインパクトを狙ったものじゃなく、最初のあの数行があるために頁をめくるごと、不穏な空気が薄~く少しずつ胸を侵食していく。3人の「ユウ」君はそれぞれ環境は違えど母親に溺愛されている。幸せ一杯に映るが何か欠けているように
が「ナイス!」と言っています。
春鹿
ネタバレエッセイはあまり手に取らないが著者名だけで積んであった本書。とても面白く読みました。先ず、先日読友さんからお勧めされた「椰月美智子」や「山本文緒」が登場し、のっけから嬉しくなった。それとエッセイ読んでよく思うのは「作られた感」。才ある作家の物語を封印して(勿体無い)その人を読むのだから「まんま」が見たいのに…、その点で本書はめっちゃ宮下奈都で、彼女の綺麗さ(本人は否定するだろうけど)が正直に書かれてる(と思う) 極寒の山の中の小中学校の先生達の言動(思考)もはや別の国。うちの子達も通わせたいが
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/01(858日経過)
記録初日
2019/12/24(1628日経過)
読んだ本
320冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
112789ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
124件(投稿率38.8%)
本棚
57棚
性別
血液型
AB型
職業
技術系
現住所
埼玉県
自己紹介

 根がアナログ人間なもんで、読後は自作の評価シートなるものに記録を残しています。2022年からはpcでエクセルバージョンにアップグレードしました笑(採点式等を入れただけの簡易なものですが)
 読書メーターやブクログは知人に以前から勧められていましたが、中々重い腰が上がらず、やっと最近になって(2022年明け~)手をつけた次第です。
基本アナログ優先感は否めませんが、声をあげたくなるほどの良書や(もちろんあくまで個人的見解)好きな作家の作品は、極力こちらにも感想などを残していきたく思います。

 因みに、この10年位(2010~2022年)は本を殆んど読めずに過ごしてきました(子供達が小さくて読む隙がなかった)
2022年~少しずつ時間ができてきて、読書の楽しき時をありがたく思うと同時に、10年分の読欲が溢れまくって、あれもこれも読みたい病が発症中で、本屋さんに行っては買い漁り、在庫(積読本)がどんどん増えて、その積読本達を眺めては喜びを感じニンマリする変なオジさんと化しています笑
本はいいよなぁ~
酒と煙草と男と女をこよなく愛します。
あとお馬さんも♪ (JRAのお馬さんです)

 ※小説に限らず色々読みますが、雑誌や漫画や啓発系、専門書等 はここにはあげません。いわゆる 純文学・大衆文学小説に絞って残していきます。
歴史ものは苦手です(昔はたまに読んでましたが読めなくなりました。何故?)

 それと、昔は単行本派だったんですが(特に好きな作家は発売日に買ってた)今は完全文庫本派です(環境的必然性により)
でも最近、文庫化までとても待てそうにない作品が溢れていてとても困ってます。
 特に、元々興味深々だった新刊を読友さんが読んで、そのレビューが超ナイスだったりすると、もう我慢出来なくてたまらなくて、本屋さん行ってパラパラめくってみたりしてます(だったら買えよ!)
                                                     2024/5/20 更新

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