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2024年4月の読書メーターまとめ

すー
読んだ本
5
読んだページ
1933ページ
感想・レビュー
5
ナイス
101ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すー
ネタバレ星3つ。7歳のとき偶然出会い、密度濃い時間を共有したあとお別れの言葉も言えにまま別れたふたり。 その後、果遠の強力な熱望で再び高校生となり再会。でも親の都合で別れ別れに。 そして最後、29歳のときに、小学校の教師となった結珠の休職時期にスナックのママ果遠と再会。 お互いにまったく違うようでいて、響き合うものがあり引き寄せられた縁だったのか。 最後また別れそうになるが、おとなになった結珠は自分で決断し切れそうな糸を繋ぎ止めようと駆け出していた。毒母との対比もあってか、二人のピュアな感情が見られた本だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

すー
ネタバレ星3つ。好きな作家で、さらに好きな内容。(なのに「もっとこの続きが、深く読みたい!」というところで終わっていて残念だったので)あえて星控え目。 四合院造りの家に住む家主の三沢平馬と、借り手の一人金井綾乃のやり取りから物語は広がっていく。綾乃の祖母徳子が催す90歳の誕生日の豪華な晩餐会と、徳子の生い立ち、徳子の教え子たちとの、人生を大きく左右するような交流ぶりなども描かれていた。 四合院造りの家、晩餐会での飲食物とかも、それらが(いかに素晴らしいものか)ということを表現する描写も
が「ナイス!」と言っています。
すー
ネタバレ星3つ。7歳のとき偶然出会い、密度濃い時間を共有したあとお別れの言葉も言えにまま別れたふたり。 その後、果遠の強力な熱望で再び高校生となり再会。でも親の都合で別れ別れに。 そして最後、29歳のときに、小学校の教師となった結珠の休職時期にスナックのママ果遠と再会。 お互いにまったく違うようでいて、響き合うものがあり引き寄せられた縁だったのか。 最後また別れそうになるが、おとなになった結珠は自分で決断し切れそうな糸を繋ぎ止めようと駆け出していた。毒母との対比もあってか、二人のピュアな感情が見られた本だった。
が「ナイス!」と言っています。
すー
ネタバレ星2.5つ。著者の岸恵子さんを勝手に主人公の姿に思い描きつつ読み進めた。 69歳のジャーナリスト笙子が、機上で偶然隣り合わせた大企業のお偉いさん九鬼と恋に落ちる。多忙な仕事でお互いに世界を飛び回る中での密度濃い逢瀬は、会えない時間が愛を育てるのさ〜🎵の効果?もあってか老いらくの恋とかいうワードでは表しきれないキッタハッタ?の燃えるような、、ジェラシーも隠さないアツいやり取りがみられ、つい二人の年齢を忘れそうになることも。ただ九鬼が熱情を笙子に吐露しつつも家庭も壊さない素振りはなんだかなぁ、で、星控えめ。
が「ナイス!」と言っています。
すー
ネタバレ星2つ。大好きな宮本さんの本なのであえて、辛めに、星少なめ。 タイトル通り、物語のそこかしこに亡き叔母菊枝の豪邸で咲き誇る草花たちの声なき声や、菊枝からのメッセージを伝える草花たちの囁きが。 叔母の死により莫大な遺産や豪邸を相続することになった弦矢。その豪邸で、誘拐されて消息不明だとされていた菊枝の娘の、本当の消息を探す手掛かりといくつも出会い、探し当てる。 消息不明になった理由はいかがわしいが弦矢の真摯で正直な温かさや、彼と関わる多くの良き人たちの描写は良かった。でも(今はまだ?)私には物足りなかった。
が「ナイス!」と言っています。
すー
ネタバレ星1つ。美貌の美容整形医の橘久乃は、同級生の娘が亡くなったことを知り、その真相を知るため、関係者から聞き取っていく。聞き取られている人が、亡くなった同級生との関係や状況を喋り倒して話が進む。(なんかどこかでこの形みたような)との思いと 独白形式があまり好きになれず、中断しそうになりつつも、湊さんだし、と、結末が気になり読了。 美醜は外見だけでは測れないとはいえ外見がもたらす内外からの思惑や圧や価値観に、良くも悪くも影響される、それが幸か不幸なことかもまた別なこととして。。。今一つはまりこめなかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/12(831日経過)
記録初日
2022/02/13(830日経過)
読んだ本
198冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
61016ページ(1日平均73ページ)
感想・レビュー
188件(投稿率94.9%)
本棚
27棚
自己紹介

タイトルや冒頭ページを読んでも内容をすぐ思い出せず、読んだ本かどうかも思い出せないことがあります。時に読んだ本を買ってしまうことも。
本選びの際に、記憶だけを頼りにするのは心もとないので、感想欄には、内容を思い出せるように書き残すつもりで感想を書くことが多いです。ネタバレ多めです。

星の数は、作品に対する私個人の【本の評価】というより、「再読したい」「手元に置きたい」「この本の話をしたい」「登場人物が好き!」というような、ごく個人的な、【その本への愛着度】を表している感じのものです。


主人公や主人公にまつわる周りの人々との関わりをもとに、主人公が歩いてきた出来るだけ長〜い歴史や時間、(例えば子ども時代〜大人、可能なら老年になるくらいまで)の、【日常】を垣間見られる本が好き。

ストーリーの中に特別に変わった出来事がなくても、(もちろん、特別な出来事があっても、全く構わないし、私の生活とはかけ離れたジャンルの世界で生きてる人の話であっても、全くいいのだけれけど)、本を読んで、その人やその小説の中の出来事のことを「こういう人、居たら、会いたかったな」「こういう生き方、あるんだ」とかと、本を読んで【本当に、この世に生きてきた(生きている)人のような話を読めたな】と思える本が、とくに好き。

宮本輝『流転の海』シリーズが特に好き。人間くさい体温を感じられ、登場人物たちが生きている時代の世相の裏表を描きながら、登場人物との関わりが細やかに書き現されててとても好き。

宮尾登美子『蔵』も、主人公の長い生き様や人との関わりが見られて良かった。

好きな作家は、田辺聖子、向田邦子、重松清、宮本輝、三浦綾子、山崎豊子、寺地はるな、湊かなえ、宮尾登美子、瀬尾まいこ、宮部みゆき、伊坂幸太郎、渡辺淳一、林真理子

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