東野圭吾さんの作品を久しぶりに読了。白夜行のイメージとはうってかわり、少しユーモアのある強盗が出てきたり、もどかしい動きをする警官が出てきたり、いったいどのような結末を迎えるのだろうと思ったらまさかのどんでん返し。久しぶりに読む東野圭吾さんの作品であらたな一面を知ることが出来た。東野圭吾さんの作品のおすすめを漁っていたら出てきた作品だったのだが、私は読んでよかったと思う。久しぶりに白夜行をもう一度読みたくなった。

もしクスノキに預念が出来たとしても、きっと私は預けられない…本当に真っ当な行き方をしている人しか難しいのでは無いだろうか。もしくは勇気がある人でないと…。でも、そういう人もあっていいし、直接目の前にいる人に想いを伝えることがどれだけ尊いか。気がつけて良かった。千舟さんを見ていて 必ずしも強く在らなくてはいけないこともないし、家族の愛のかたちはたくさんあって、どれも温かいことがわかった。 そして、春の天気の良い日に読了できたことが幸せ。 本当に良い作品だった。

「多くの人を喜ばせたい」という夢を声を大にしていうことがまだ恥ずかしくおもってしまう私だけれど、乗り越えた壁の向こう側にいる人たちのために、その声援に耳を傾けることが、多くの人を喜ばせることになる。それに情熱を注ぎ続けられるかは自信が無いけれど、今営業職についている私にも響くものがあった。誰のために働くのか。何のために働くのか。何年か経ったときに恥ずかしいと思わないような生き方をしようと思った。

謝罪が暴力になったり、与えた分だけの愛情が返ってこなかったり、正しいことをしているのに報われなかったり、いろんな一筋縄ではいかないことが世の中にはたくさんあるけれど、一緒に美味しいご飯を食べることで話しにくいことも話せる様になったり、時にはもう会えない人の声が届くようになったり。いろんな人がいる世の中だからこそ、余裕が無くて優しくできなかったことがあったならば、同じような人にやさしくありたいし、手も差し伸べたい。完璧な人間じゃなくても良いんだ。正しくあるために自分を殺さなくてもいいんだと思える作品だった。

東野圭吾さんの作品を久しぶりに読了。白夜行のイメージとはうってかわり、少しユーモアのある強盗が出てきたり、もどかしい動きをする警官が出てきたり、いったいどのような結末を迎えるのだろうと思ったらまさかのどんでん返し。久しぶりに読む東野圭吾さんの作品であらたな一面を知ることが出来た。東野圭吾さんの作品のおすすめを漁っていたら出てきた作品だったのだが、私は読んでよかったと思う。久しぶりに白夜行をもう一度読みたくなった。