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2024年3月の読書メーターまとめ

wang
読んだ本
10
読んだページ
2554ページ
感想・レビュー
7
ナイス
51ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

wang
映画を観たので対比のために。時代に合わせて主人公がオカルトライターから、オカルトYoutuberに変更されている程度で忠実に映像化している。序盤は淡々と進む展開が、逆にリアルティを感じるし、不気味さが深まる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

wang
映画を観たので対比のために。時代に合わせて主人公がオカルトライターから、オカルトYoutuberに変更されている程度で忠実に映像化している。序盤は淡々と進む展開が、逆にリアルティを感じるし、不気味さが深まる。
が「ナイス!」と言っています。
wang
交響曲から進化の歴史を曲の構成を視点に解説する。音楽を文章で語るのは無理なんだなということがわかった。楽譜を示されても音が聞こえてくるわけでもなく、ハ長調からト長調に推移しましたと言われてもチンプンカンプン。入門と言うが、ある程度音楽的素養のある人向け。
wang
摂関政治を律令制国家の太政官制が衰えて、天皇と私的な関係を結んだ者たちが政治を動かすような時代へと変化する過程として捉える。天皇のミウチである母后やその親族が天皇の外戚として天皇と一体となりあるいは天皇の代理として権力を行使するのが摂関であり、次の代になり外戚がいない天皇の身内として上皇と院庁が権力をふるうことが延長線上にある。前触れとして蔵人や検非違使などが成立し、朝賀が小朝拝に、天皇は大極殿に出御せず内裏に止まり、政務を取る場も紫宸殿から仁寿殿さらに清涼殿へと移動する。など私的なものへ変化している。
が「ナイス!」と言っています。
wang
ネタバレこの著者の美術を題材にした小説が面白くて、ちょっとだけ範囲を広げてこの古墳で発見された遺体に関する刑事ものを読んだ。考古学界隈の表事情から裏事情まで色々語られるのが面白い。ちゃんと警察による地道な事実固めと、疑問点の穴埋め作業をしつつ、トリックやアリバイ崩しもあり、新事実により当初の見立てから意外な真相へたどり着く。緻密なリアリティとミステリー小説の面白さが適度に盛り込まれている。捜査官の人間味も親近感が持てる。
が「ナイス!」と言っています。
wang
政権中央にいた人々の話題は多いが、下級官吏(下衆)や庶民(下人)はどういう人がいて、どういう人生を歩んだのか、どんな暮らしをしていたのか。上級貴族の残した日記に登場するしか記録に残らないので限られた情報しかない。洛中上級貴族の屋敷の間に林立する小規模な住宅密集地、あるいは貴族が見向きもしない右京の荒地から遠距離通勤。内裏や重要儀式に簡単に乱入する庶民。主人の触穢を避けるため瀕死の重症で屋敷の外に這い出る部下。貴族宅から衣服を盗んでも庶民は着る場所がない、ということは犯人は……など意外なことが面白い。
wang
2024/03/13 00:48

出世するために必死に猟官運動するくせに、職に着いたら何かと理由をつけて仕事をサボる官吏には親しみを覚える

が「ナイス!」と言っています。
wang
電気の発達の歴史。前史として電気の存在を知る段階、静電気を起こし性質を知る段階。ボルタが登場し発電・蓄電し利用が始まる。始めは電灯や電動機で登場。初期には電気の性質の理解が十分でなく数々の困難があった。長距離送電にあたり直流と交流の論争があったことは映画などで知っていたが、交流にも何種類もあり様々な工夫や多くの科学者・技術者・発明家の貢献があり現代の便利な文明社会がある。その歩みがわかる。20世紀以後の記述が電信・電話技術に偏りがあり少し物足りない。電子化以後もかなり駆け足。
が「ナイス!」と言っています。
wang
美術館勤務のキュレーター周辺で起こる美術品・骨董品にまつわる出来事。多くは贋作詐欺事件。お金を持っている人は狙われ、欲をかくと見たいものしか見えなくなる。騙し方、騙され方も色々なパターンがあるのだなあ。アッピーエンドになることが少ないのがご愛嬌。自分はお金もなし、美術品を見る目もないから騙されることはないのが救いだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/02/05(5564日経過)
記録初日
2009/01/07(5593日経過)
読んだ本
2042冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
517993ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
2010件(投稿率98.4%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
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