学生時代に挫折した本その2。 だが今読むと読みやすく、本当に訳者に感謝したい。（ロシアの文化が頭に入っていないので、慣れるまで時間がかかるが。） 人を騙してお金を盗り、逮捕される事件が最近多いが、それはラスコーリニコフの「この人がお金を溜め込んでいるより自分たちのような青年が持っている方が社会のためになる」というマインドらしいという話を聞いて、より一層興味を持って読んでいる。 犯罪（いつもと違うこと）をするとドキドキする描写がとてもとてもリアルだった。 次巻で本人の思考がどう変わるか楽しみ。

学生時代に挫折した本その2。 だが今読むと読みやすく、本当に訳者に感謝したい。（ロシアの文化が頭に入っていないので、慣れるまで時間がかかるが。） 人を騙してお金を盗り、逮捕される事件が最近多いが、それはラスコーリニコフの「この人がお金を溜め込んでいるより自分たちのような青年が持っている方が社会のためになる」というマインドらしいという話を聞いて、より一層興味を持って読んでいる。 犯罪（いつもと違うこと）をするとドキドキする描写がとてもとてもリアルだった。 次巻で本人の思考がどう変わるか楽しみ。

後半でやっと話が動き出す。 ファブリスは自分ひとりでは何もできないのに勝手に動いたりしていて、イライラさせられた。 各々が自己中心的に行動して、人間の醜さを感じる。

貴族階級の文化を知るにはよい。 正直主人公の無知さ無力さについていけなかった。 甥に対する恋慕の情が気持ち悪いと思ってしまった。