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2024年5月の読書メーターまとめ

歩三牛
読んだ本
9
読んだページ
3109ページ
感想・レビュー
8
ナイス
55ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月のお気に入り登録
1

  • V8おじさんと空飛ぶコロッケ

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • V8おじさんと空飛ぶコロッケ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

歩三牛
ネタバレエピグラフからしてペストがナチスのメタファーなのは明らかだが、コロナを経験した身としては字義通りの解釈をして味わった。ペストという圧倒的な脅威を前に、立ち向かう者、現実逃避に走る者、内心カタストロフィーを歓迎する者...。どの立場も切実なリアリティーを持って迫ってくる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

歩三牛
アヘン栽培を資金源とするミャンマー反政府ゲリラの内情に迫った著作。一から十までヤバい(婉曲)としか言いようがなく筆者をおいて書く人物はいないであろう。高野氏の著作を一つだけ推すとすれば間違いなく本著を選ぶ。
yokey
2024/05/27 14:36

私はこちらの本と僅差で「イスラム飲酒紀行」推します。

が「ナイス!」と言っています。
歩三牛
ジャーナリスティックな側面を持つ著作であっても、高野氏自身はあくまで旅行者目線を貫くのが潔くて好きだ。
が「ナイス!」と言っています。
歩三牛
ネタバレエピグラフからしてペストがナチスのメタファーなのは明らかだが、コロナを経験した身としては字義通りの解釈をして味わった。ペストという圧倒的な脅威を前に、立ち向かう者、現実逃避に走る者、内心カタストロフィーを歓迎する者...。どの立場も切実なリアリティーを持って迫ってくる。
が「ナイス!」と言っています。
歩三牛
世界的に有名な作品という前情報が無ければ特に語るほどの読後感は残っていないというのが正直なところだが、執行直前に面会に来た神父相手にバチ切れする主人公の描写は印象的だった。
が「ナイス!」と言っています。
歩三牛
この本も内容を覚えていない。やはり手っ取り早く「教養」を身につけようという邪心があると中身が入って来ないのだろうか。
歩三牛
同じ「ラーゲリもの」でもソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』がどこか諧謔的だったのに対し、こちらはまさに極北という言葉が相応しい。とはいえ主人公に共感を示す人間味あふれる収容所職員(後に粛清されたことが言及される)が描写されるなど殺伐一辺倒ではないあたりに筆者の優れたバランス感覚が見て取れる。それにしてもドストエフスキー『死の家の記録』を引き合いに出して「彼の見た収容所の世界はまだまだ生ぬるい」(大意)という体験者にしか分からない批判を加えているのが印象的だった。
歩三牛
パキスタンが北朝鮮やイランに核技術を売りつけその見返りにミサイル技術を入手したという話は耳にしたことがあったが、その取引にカーン博士という一個人が大きく関わっていたことや、そもそもパキスタンが核開発を進めるうえでヨーロッパ各国から多くの技術が流入していたことは寡聞にして知らなかった。それにしてもカーンが先進技術を入手するうえでドイツ人技術者親子が大きな役割を果たしたという事実は示唆に富むように感じられるが考えすぎだろうか。
歩三牛
分かりやすかったはずなのだが、筆者がフランスかぶれであること以外何も記憶に残っていない。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/06(735日経過)
記録初日
2022/06/08(733日経過)
読んだ本
110冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
31373ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
108件(投稿率98.2%)
本棚
0棚
自己紹介

「終わらないプレリュード奏でて生きてゆくみたいだね」って僕ら笑う

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