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2024年4月の読書メーターまとめ

OSOGON15
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感想・レビュー
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ナイス
5130ナイス

2024年4月に読んだ本
28

2024年4月のお気に入られ登録
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  • ネクサス
  • 子育て侍
  • 田中瞳
  • age55
  • クラムボン
  • katsumi
  • まりもん
  • たなべぇ
  • 永江紫魔♯瑛菜(叶芽)とペア画中➿@リヴァイ推し🌟

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

OSOGON15
直木賞受賞作。初読み作家さんです。女子全国高校駅伝と謎の草野球大会をテーマにした青春を描いた2つの短編。12月と8月、真冬と真夏の京都が舞台。じんわりとした優しい物語とは思うがワクワク感がなく私には少し物足りなく感じた。京都には行ってみたいと思うし、他の作品も機会があれば読んでみようと思う。
にがおーさむ
2024/05/09 20:39

確かに野球に興味がなければ、お盆帰りされても そうなの という感想しか持てませんでした 直木賞受賞作品ゆえ、皆さんの感性に届くものがあるのでせう

OSOGON15
2024/05/10 08:44

にがおーさむさん、ナイスありがとうございます。この作者さんの他の作品も読んでみますね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

OSOGON15

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2024年4月の感想・レビュー一覧
28

OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。ライフラインともいえる水道料金滞納者の水道を止める「停水執行」を担当する岩切。表題作を含む四つの短編集。長期滞納者の家の水道を止める仕事って本当にきついし辛いと思う…。作者の実体験だろうと思われる位の詳細な心理描写でした。結末は衝撃的で後味が悪かった。が、そこに至るまでの家庭の内情が今一つ書かれていなかったので何となく消化不良的な感じは否めない。「水と空気と光はただでいいんだ」この言葉は印象的、考えさせられる一冊です。
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OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。法律家を目指す学生である久我清義と織本美鈴。施設育ちの2人には学費を稼ぐために犯罪に手を染めていた過去があった。二人の「過去」を知る何者かによる嫌がらせが相次ぐ…。登場人物たちが背負う重い過去が絡みながら、展開も二転三転する、すごいミステリーだとは思うけれど、誰も幸せにならない結末は個人的にちょっと…というか後味が良くなかった。
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OSOGON15
新米調査官(家裁捜査官補)の大地の成長のストーリー5話からの連作短編集。それぞれの複雑な事情がある家庭の中で生きる子供たちを調査するのは大変かつ本当に大切な仕事だと思う。『あしたの君へ』と未来へ向けた温かく優しい物語で心に沁みる。柚月さんの作品は人の心情の深さや温かさを描くのが上手い。続編があると良いな。
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OSOGON15
初読み作家さんです。東日本大震災を経験した主人公の伊智花、その10年間を描いた 物語。色んな立場の人たちが丁寧に描かれている。地震の多い日本、どこにいても遠くからの傍観者ではいられない。と、考えさせられる一冊でした。「忘れない」を大切にしていきたい。読みやすく良書だと思います。
しゃが
2024/04/28 10:30

OSOGON15さん、「遠くからの傍観者ではいられない」と同じ思いです。いっぱいのナイス、ありがとうございます。

OSOGON15
2024/04/29 10:17

しゃがさん、こちらこそナイスをありがとうございます。

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OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。多くの日本人が出国したり絶望して自殺したりしているという。そんなパニックをよそに小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。こんな時でも殺人事件は起きる。教習所教官であり元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める小春だが…。まずこのぶっ飛んだ世界観が凄いと思う。最初から引き込まれてしまった。江戸川乱歩賞を受賞した納得の作品です。
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OSOGON15
初読み作家さんです。「グリコ 森永事件」をモデルにしたフィクション。キツネ目の男がお菓子に毒を入れた事は知ってましたが、まさか子どもの声が脅迫で使われていたとは…。現実には犯人は明らかになっていませんが… 子どものその後の人生の救いのなさに胸が痛んだ。パズルのピースが少しずつ埋まっていく感じで、捲るページが止まらなかった。ミステリーとしてはよく練られていて面白いと思った。読み応え、インパクト共に最高です。
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OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。薬剤師をテーマにしたミステリーは初読み。ホテルマンの水尾爽太は水虫の痒みに悩まされていたが、処方された薬を塗っても一向に良くならない。そんな時、薬剤師の毒島さんから他の病院へ行く事を提案される。そのおかげで痒みも治り(誤診?)その後、毒島さんに惹かれていくが…。薬に関してのライトに楽しめる4つ短編ミステリー。薬については勉強になるが(覚えていられないかも)物足りなく感じる。二人の関係、仕事の絡み等、始まったばかりという感じかな。次回に期待します。
が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
直木賞受賞作。初読み作家さんです。女子全国高校駅伝と謎の草野球大会をテーマにした青春を描いた2つの短編。12月と8月、真冬と真夏の京都が舞台。じんわりとした優しい物語とは思うがワクワク感がなく私には少し物足りなく感じた。京都には行ってみたいと思うし、他の作品も機会があれば読んでみようと思う。
にがおーさむ
2024/05/09 20:39

確かに野球に興味がなければ、お盆帰りされても そうなの という感想しか持てませんでした 直木賞受賞作品ゆえ、皆さんの感性に届くものがあるのでせう

OSOGON15
2024/05/10 08:44

にがおーさむさん、ナイスありがとうございます。この作者さんの他の作品も読んでみますね。

が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
柚月さんの珍しい短編集。ミステリーだけでなくゾッとするサスペンスやホラー、時代物やホロリとするもの、さまざまな幅広い内容でした。やはりどんな物語でも裏切る展開はなく面白かった。特に最後の「ヒーロー」は佐方貞人シリーズの検察事務官の増田さんのスピンオフでほろりと来ました。短編も楽しめましたが、でもやはり柚月さんは長編の方が好きかな。
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OSOGON15
シリーズ1作目。富久丸百貨店芦屋川店で外商員として働く鮫島静緒。芦屋に住むセレブにお買い物をしていただくのが仕事。ノルマは月1500万円? 今までもこれからも自分にはご縁がないであろう百貨店の外商部のお仕事小説。仕事に対して一生懸命でまっすぐな静緒が良かった。百貨店特有のキラキラ感もあり、とても興味深く新鮮で面白かった。
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OSOGON15
今更ながらグラスホッパー。鈴木、蝉、鯨。殺し屋だけど、皆なが皆な苦しんでいて、 なんだか憎めないキャラだが、う~ん、死神の精度はそれなりに面白かったが…。殺す時の表現が生々しいのは、それはそれだからだと思うが、人が死に過ぎる。後味もすっきりしない感じで、面白さがイマイチわからなかったな。
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OSOGON15
ネタバレ念願の市役所に就職がかなった牧野聡美は、生活保護受給者のケアを担当することになる。しかし尊敬する優秀な先輩ケースワーカーが殺害され、同僚と共に事件を追う事に…。生活保護についての社会問題を投げかけている内容ですが、なかなか関わることがなく、興味深く読み進める事が出来た。ジワリジワリと真実に近づいていく。当初、聡美と同じく山川さん(か小野寺さん)が犯人と思ってた(ゴメンナサイ)スッキリした終わり方で面白かった。題名はあの”パレートの法則”からきてたんですね。
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OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。ある日、橘は上司から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠を掴む事。橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。そして教室の仲間たち、講師と、温かな交流、 音楽に触れて変わっていく…。が、結局その信頼関係を壊してしまう。最終的にはけじめをつけ、またチェロを弾きに戻ってくる橘、清々しく良かった。音楽って良いですね。
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OSOGON15
ネタバレシリーズ2作目。読み終えるまで長かった。今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇されたことを根に持って杉村をつけ狙う原田いずみは、幼稚極まりない危険な行動に…。題名は過ちから人間が犯す(人間に潜む)罪(毒)から来るのですね。多くはないと思うけど有りそうな話、リアルを鑑みると本当に怖いと思う。興味深いお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
ネタバレ警察を定年退職して、夫婦で四国八十八か所巡礼の旅に出た神場。旅の途中で 16年前の女児誘拐殺人事件の夢を何回も見る。そんな中、少女誘拐事件が発生する。 その事件は16年前に自ら捜査に当たった事件に酷似していた…。前半はゆっくりと話が流れていくが後半は一気に話が進む。事件の真相、明らかになる事実、冤罪等、心の変化を繊細に描いている。最後は先輩、後輩、同僚、刑事同士の話、夫婦愛、親子愛、これから家族になるであろう後輩刑事との話で目頭が熱くなりながら読了。読了後には清々しい気持ちになりました。お見事です。
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OSOGON15
ネタバレシリーズ8作品目。よどみが鳥かごから、とうとう戻ってきた。よどみの分身で黒い招き猫を銭天堂に放って、紅子さんの店工房で駄菓子に悪意エキスを混ぜ始める…。紅子さんに敵意むき出し、全然懲りてなかった。でもまぁ何とか落着し、紅子さんと招き猫たちは旅に出る事に。次回はどうなるのか?新たな展開に期待したい。
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OSOGON15
ネタバレシリーズ7作品目。よどみの差し金で紅子に果たし状を送り、菓子勝負を持ちかけられた。たたりめ堂の商品を銭天堂におき、どちらの菓子をお客が選ぶかというもの。はたして勝負の行方は?そして、紅子にむけられる、よどみの憎しみの原因がこの巻で 明らかに・・・。今回も楽しくサクッと読めた。が、よどみが鳥かごから復活するらしい。次巻はどうなる事か…。
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OSOGON15
ネタバレシリーズ6作品目。今回は、銭天堂の店主の紅子が体調をくずしたり、仕事中にミスが続いたりと、紅子らしからぬ行動が目立つ。はたして、その原因はいったい…?。今回も可愛らしく、心温まるお話でサクッと読めた。児童書ですからね。最後に果たし状が届き、とても気になるところで終わっている。次回は対決編ですね。
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OSOGON15
ネタバレシリーズ5作品目。6話とプロローグ+エピローグの連作短編。自販機とカプセルトイの駄菓子をまるまる盗まれた紅子は、商品を取り戻そうと、犯人捜しに乗り出す。今までとは違う展開でしたがドキドキ感はありました。最後、常闇横町警察によどみさんが連れて行かれ一件落着。招き猫たちの寝姿の可愛いらしさが目に浮かぶ。次回はどんなお話か楽しみ。
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OSOGON15
知念実希人さんの初児童書ですね。2024年本屋大賞9位。サクッと読める謎解き、挿絵も可愛いし子供達にちょうどいい感じ。ミステリーの面白さを子ども達が知ってくれて、将来、知念先生のような作家さんになってくれると良いな。『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』読みたくなりました。
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OSOGON15
ネタバレコンツェルンの広報室に勤める杉村三郎。義父の運転手だった梶田信夫が、暴走する自転車に撥ねられて死亡した。葬儀が終わってしばらくしてから、杉村は梶田の娘たちの相談を受ける。亡き父について本を書きたいという彼女らだが…。意外な方向へ…。宮部さんは人間の心の変化を描くのが上手で先を読みたくなる。第二弾も読みます。
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OSOGON15
ネタバレ4人組の銀行強盗団の楽しくもあり、真剣勝負の毎日のお話。今さらですが有名な1冊、やっと読めました。個性強キャラの4人組で銀行強盗は悪だけど、なんか憎めない。読みやすい文体でテンポも良く一気に読める。空回り気味の感じもするが…。冒険小説の様なワクワク感が味わえて楽しかった。さすが伊坂作品、面白かったです。
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OSOGON15
ネタバレ初読み作家さんです。認知症(幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症)を患いながらも洞察力はするどい祖父と27歳の孫娘の楓が持ち込む謎を二人で解決していく6話からの連作短編集。何気ない日常からでも、お互いに思い合う優しさは伝わってくる。が、ミステリーもライトでサラッと読めますが、個人的には、評判ほど面白くなかったと思う。消化不良気味みたいな読後感、残念でした。
が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
ネタバレ芭子と綾香シリーズの第3弾。完結編。最高傑作と評判だったので期待大で読みました。綾香のために何かしたい芭子は綾香の故郷・仙台に行くことに…。そこでなんと東日本大震災に巻き込まれる。そこで南君と出会うことに…。震災の時の表現がリアルで…。臨場感が半端ないと思ったら作者さんが実際体験していたんですね。いろいろありましたが、最後は落ち着くところに落ち着いた感じで良かった。二人には本当に幸せになってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
「いつか陽のあたる場所で」前科のある芭子と綾香シリーズの第2弾。4編からの短編集。パン職人を目指す綾香と、なかなかアルバイトにも採用されない芭子だが、そんな中ビックニュースが舞い込む…。過去を知られるのではないかという不安に苛まれ続けながらも、日常に小さな喜びを感じ、なんとか暮らす2人…いろんな事が起こるが、このまま幸せを感じ生きてほしい。
あみやけ
2024/04/04 18:34

次が最高傑作です😃

OSOGON15
2024/04/05 07:50

ナイスありがとうございます。「いちばん長い夜に」ですね。楽しみです。

が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
ネタバレ直木賞受賞作。初読み作家さんです。数多くの傑作を残した宮沢賢治の生涯を父、政次郎の目線で描かれている。政次郎の長男として生まれた賢治は、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子だった。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて賢治の妹トシの病気を機に、賢治は筆を執るが…。いろいろと苦労して書き上げたのが「雨ニモマケズ・・」なんですね。父、政次郎からすると二人の子供の方が先に亡くなるなんて悲しい…。作品が世間に認められたことが、唯一の慰めだったと思います。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ「罪はまっとうに裁かれなければならない」を信義に掲げる検事佐方貞人のシリーズ第4弾。4編からの連作短編で今回も一気読みの面白さだった。『孤狼の血』の日岡刑事も登場し、ファンサービスも有りで最高でした。最後の「信義を守る」は特に泣かせる内容。 佐方検事の被疑者に「罪はまっとうに裁かれなければならない」と、ぶれない信義、貫く信義、不器用な生き方かもしれないが相変わらず格好良い。
が「ナイス!」と言っています。
OSOGON15
ネタバレ検事佐方貞人のシリーズ第3弾。4編からなる連作短編集(内二編は前後編)。「業をおろす」は第2弾の「本懐を知る」の完結編(佐方父の謎の核心が明かされる)のですが本当に泣けてきます。「死命を賭ける」「死命を決する」は大物国会議員、地検トップを敵に回してもぶれず、正義を貫く姿勢は本当に格好良くて感動します。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/25(698日経過)
記録初日
2021/09/01(995日経過)
読んだ本
721冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
215432ページ(1日平均216ページ)
感想・レビュー
484件(投稿率67.1%)
本棚
77棚
自己紹介

時間に余裕が出来たと思っていたのが半減してしまい、しかし、小説を読む事は止められず空いた時間は必ず本を読んでいます。
本から得る感動、温かな気持ちになったり涙する内容だったり、知らない世界へと連れて行ってくれる本はやはり止められません。
ジャンルは基本何でも読みますが感動する話や最後はスカッと爽快感のある話が好みです。(最後まで読んでみないと判らない部分もありますが)
怪談物は苦手です。
目標1000冊目指して頑張ります。
よろしくお願いします。

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