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2024年4月の読書メーターまとめ

sataka
読んだ本
3
読んだページ
1040ページ
感想・レビュー
3
ナイス
30ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sataka
気候変動の危機を脱するためにはSDGs等の小手先の対策では足りず、資本主義からの脱却が必要とする強烈な主張の書である。利潤というニンジンなしにどうやって環境技術を発展させるのか、著者のいうコミュニズムは閉鎖的な排外主義に陥るのではないかといった突っ込みどころも多い。しかしそれを差し引いても、主張に耳を傾けたくなる熱を感じる印象的な一冊だった。それはさておき、マルクスの主張についてはかなり牽強付会的な空気を感じたんですがどうなんですかね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

sataka
気候変動の危機を脱するためにはSDGs等の小手先の対策では足りず、資本主義からの脱却が必要とする強烈な主張の書である。利潤というニンジンなしにどうやって環境技術を発展させるのか、著者のいうコミュニズムは閉鎖的な排外主義に陥るのではないかといった突っ込みどころも多い。しかしそれを差し引いても、主張に耳を傾けたくなる熱を感じる印象的な一冊だった。それはさておき、マルクスの主張についてはかなり牽強付会的な空気を感じたんですがどうなんですかね。
が「ナイス!」と言っています。
sataka
さすがに古典すぎて、特に美についての議論については首肯しかねる点も多い(当時から美の概念を狭めすぎている、性差別的であるという批判はあったとか)。それでも、崇高を美と分離し、恐怖の概念と結びつける論説はホラー等の分野で今でも通用するだろう。細かいところだと創作におけるいわゆる「○○警察」にも通じる話もあり、総じて、名著と言われるのも伊達ではないと感じる一冊だった。内容を、著者の本分である政治思想の観点から分析する訳者解題が興味深い。
が「ナイス!」と言っています。
sataka
オムニバス。近代の作家が多く、なかなか歯応えのある一冊だった。印象的だったのは佐藤春夫、稲垣足穂、多和田葉子、山川方夫、中井英夫辺り。他、案外と言っては失礼だが巻末の編者エッセイも良かった。足穂が月面着陸を目撃していたというのはひどく意外な感じがする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/07/26(655日経過)
記録初日
2022/01/21(841日経過)
読んだ本
155冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
51294ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
58件(投稿率37.4%)
本棚
2棚
性別
URL/ブログ
https://sizu.me/sataka
自己紹介

乱読・遅読 感想は時間が経ってからから書くことが多いです。

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