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2024年4月の読書メーターまとめ

みかん猫
読んだ本
8
読んだページ
2301ページ
感想・レビュー
8
ナイス
249ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 香翠

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • 香翠
  • みすもーりー♭

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みかん猫
『🥺』が出てきたり『繊細ヤクザ』という言葉が出てきたり一癖二癖あってじわじわくるコロナ禍の話。「眼帯のミニーマウス」(主人公の行動が破天荒で笑った)「神田夕」(ファンがリアコになりアンチになりレベルアップしていく様がリアルだった)がお気に入り。今作はギャグに振り切ってるな〜という印象を受けた。最後の話はフィクション?綿矢さんが本当にこういう性格の人だったら面白いな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

みかん猫

感想を書くのって難しい。どうしても言葉を選ぶ力やそれらを組み合わせる能力が足りなく「読んだあとの本書の印象→一言感想→お気に入りの文章」とワンパターン化してしまっていつも似たような感想になってしまってるということに気が付いた。表現力に長けている人の感想を見ると己では表せなかった気持ちが疑似的に文章化できて脳が喜ぶ。

みかん猫
2024/04/15 12:18

おゆきさんコメントありがとうございます!そのやり方だと自分の感想をより客観的に見れて良さそうですね!おゆきさんや他の方の感想を参考にやり方を見つけていこうと思います🌼

みかん猫
2024/04/15 12:27

もけさんコメントありがとうございます!語彙や文章力って本読めば自然と付くものだと思っていたのですがなかなか難しいものですね。「好きな作品ほど〜」分かります!感情がぶわーっと高ぶってとにかくすごかった!が正直な感想な時ありますもん笑他の方の感想を読んで新たな表現に出会えるのは本アプリの大きなメリットですよね。これからも模索していきましょ🏵

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
8

みかん猫
羊毛フェルトを通じて時間の流れを人生を楽しむことを思い出した紬の心境の変化が丁寧に紡がれていて温かい。この著者の文章が特徴的で一つの会話でその場にいない複数人の登場人物の様子がぱっと思い浮かぶ。それぞれが互いを想っているのが自然と伝わってきて微笑ましい空気感。しんどい展開もそれなりに起こるが少しずつ少しずつ進んでいく主人公に倣って足を踏み出したくなる読了感だった。p301.どこかにつながっているのか、それともどこにもつながっていないのか、何もかもが不確かで、不安になるほどの解放感を湛えた青い空が眩しい。
みかん猫
2024/04/27 20:35

主人公の己の趣味にひたむきなところが過去に読んだ「モモコとうさぎ」(大島真寿美 著)のモモコと同じものを感じ二人を合わせて会話をさせる二次創作を創りたい気持ちになった。絶対この二人は友達になれる…!

が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
人間不信の変人主人公の関わりから生まれる温かさと裏でやってる事の気持ち悪さの対比がうまく言葉にできない…文章が澄んでいて綺麗で、且つすごーく面白かったんだけど終わりがあっけなかったな…彼女さんの本心と合わせたらとんとんでは?と思う。本書は一言で表すと、そう、実緒も言ってた「グラデーションが上手い」んだ。p34.過去なんて死体と同じだ。p165.人と関係するとは、単に相手と交流を持つことではなく、己の内部に自分だけのその人の姿を築いていくことで、だとしたら、得意の妄想に少しだけ似ている。
もけ
2024/04/19 20:41

おお、この本の文庫版、積んでます~。奥田さんの「左目に映る星 」がめっちゃ好きで、他も読んでみたいと思って購入し、読むタイミングの到来を待ってるところです。モラトリアム系……なんとなく分かるような? わたしもそういう話好きかもです。同じ系統か自信はないですが、わたしは前述の「左目に映る星 」とか、あと「勝手にふるえてろ」とかは《拗らせ人間の迷走本》と勝手に銘打って愛しています 笑(例が恋愛に偏っちゃいましたが…)。ジャンル名不明だけど好きな系統って、同系統を探すのがなかなか難しいですよね。

みかん猫
2024/04/20 17:26

偶然ですね✨「左目に映る星」未読なので気になってます!確かに「勝手にふるえてろ」同系っぽいですよね。ヨシカさんのキャラが濃くて私も好きです(それはもう名前覚えるくらい)。ますます「左目に映る星」が気になってきました笑ジャンルって結構ざっくりしてますもんね〜でももけさんの《拗らせ人間の迷走本》(←とても良いですね)みたいに新しいジャンルを考えるのも一つの楽しみかもですね。探すのは巡り合い(運)に委ねましょ…!

が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
自己愛と恋愛の折り合いを問われている気持ちになった。主人公と周りの人の人間関係にえっ!と驚く仕掛けが。特に次の2話が印象的。「ばにらさま」(p38.彼女は誰かが心を寄せてくれるのを無意識に期待している。でも誰かが読むことを意識しているからこそ本音は曖昧にされ演技が抜けきっていなかった。そこが一番痛かった。)「菓子苑」(p98.恋人ができると急速に接近して盛り上がり、仕事があろうとなかろうと毎日必ず逢引し、近づきすぎて喧嘩をし、呆れられて振られるか、彼女の方が面倒くさくなって逃げ出すかして終わりを告げる。)
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
ネタバレ完全に4で終わりだと思っていた未読の本書がふと目の前に現れ読了。本書の課題「やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する」が一番実行しやすそうでやりたくなった。『神を経る』神経の話や『悲しみ』から見出す『人生の意味』など今の悩みと合わさり涙が止まらなかった。この本は読むべきタイミングに現れてくれたのだと温かい気持ちになった。嬉しいサプライズをありがとう。最後爆笑でした笑p215.自分を見捨てることなく前に進み続ければ、すべての出来事が「伏線だった」と心から思える日が、いつか必ず来るはずだ。
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
ネタバレどこか奇妙な話だけれどかすかに温情を感じる4篇だった。「とんこつQ&A」は亡きお母さんを求めて「嘘の道」は自分たちの罪を狼少年に着せる「良夫婦」は己の体裁だけ守る為に嘘を重ねる「冷めた大根の煮物」は騙されるが主人公の糧になる。三篇目が日々の日常に追われて過去にしたことを忘れて自分が「普通の人間」であることに一切疑いを持たなくなる描写にドキッとした。この話が一番よくあるもので、且つまた同じことを繰り返す風を残したラストだった為に救いがないように感じた。
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
『🥺』が出てきたり『繊細ヤクザ』という言葉が出てきたり一癖二癖あってじわじわくるコロナ禍の話。「眼帯のミニーマウス」(主人公の行動が破天荒で笑った)「神田夕」(ファンがリアコになりアンチになりレベルアップしていく様がリアルだった)がお気に入り。今作はギャグに振り切ってるな〜という印象を受けた。最後の話はフィクション?綿矢さんが本当にこういう性格の人だったら面白いな。
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
口を開けば「時代」だの「男なら」だの「女はダメだ」だのそういうことをほざく人間の心理を知りたくて読んだのだけれど『あなたの大好きな時代でもそれが嫌だと思う人間が一定数居たでしょう。その一定数を無視してきた結果じゃないの。ぶっとばすぞ』と憤りを感じっぱなしだった。だがネットが普及された今とは別の時代に生まれていたら同じ考えを持っていたか?そう考えたら何も言えなくなる自分がいた。あと若干部下や女性が強く描かれているのも現代を揶揄していて良かった。p123.理不尽は人を歪めこそすれ、成長の糧になどならない。
みかん猫
2024/04/07 15:08

でもこの本、女性が書いた話だしフィクションだからそういう人間が本当にそういう心理かどうかはまた別の話だけどね…あくまで参考程度。

が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
謎解き要素がほぼ無く犯人の思考も単純で面白さに欠け、期待していた分あまり好みではなく残念だった。「アリス殺し」(小林泰三 著)くらい謎解きや御伽の世界に全振りしてくれるもののほうが自分には合うらしい。赤ずきんのオマージュであろう「どうして〇〇なの?」「あなたの犯罪計画はどうしてそんなに杜撰なの?」という問いかけは良かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/08/22(640日経過)
記録初日
2022/08/22(640日経過)
読んだ本
195冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
55492ページ(1日平均86ページ)
感想・レビュー
94件(投稿率48.2%)
本棚
5棚
年齢
24歳
自己紹介

読書は心の食事。どうも みかん猫です🍊
※感想は2022/8/22のから新しく読んだ本のみ投稿していきます。読んだ本は今までの記憶を辿って登録してる為順不同。感想のコメントは知らない言葉など。〈ちょこっと読了〉は流し読みしたものやジャンルが小説以外のもの。

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