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2024年4月の読書メーターまとめ

土曜の朝
読んだ本
11
読んだページ
2413ページ
感想・レビュー
7
ナイス
82ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月のお気に入り登録
4

  • Yama#Kousikー公式
  • なつめいろ
  • カラオケみたいな感じです
  • ひろき@巨人の肩

2024年4月のお気に入られ登録
5

  • Yama#Kousikー公式
  • ひろき@巨人の肩
  • なつめいろ
  • カラオケみたいな感じです
  • 愛の伝道師カロン@ムダ毛を処理しますよっ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

土曜の朝
最後の方は突拍子のない方向性にいく感じはするが、「間取りの違和感」を題材にしたミステリーという、新しいジャンルを切り開いた時点ですごい。多くの人が行きもしない心霊スポットの怖さよりも、身近な違和感や日常に潜んでいる怖さに惹かれてしまうので結構好み。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
7

土曜の朝
日本社会は、ハード的部分は近代化したが、価値観においては伝統的なムラ社会のような「同質的共同性」を引きずり、皆が同調圧力で消耗している。特に学校においては、偶然的な関係の集まりにも関わらず、みんな仲良く精神が求められる。しかし、自分のことを100%理解できる他者は存在しない。私たちは「友だち幻想」から抜け出し、「同質性」ではなくルール関係に基づく「並存性」を意識しなければならない。分かりやすい丁寧に人間関係への処方箋を与えてくれる本。本当に必要な人たち(今悩んでいる中高生)に届いて欲しいと切に願う。
が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
Audibleで。映画はすでに観ているため内容はすでに知っていたのだが、それでも登場人物の心情が言語化されることで、映画の1シーンごとの演技に込められた想いが深く理解できるようになる。ただ、やはり映画のダイジェスト版としての側面は強いため、映像と小説はセットで味わって初めて楽しめるものだと感じた。こういった映像作品ありき小説ではなく、ゴジラというコンテンツを使った著名作家による小説があればぜひ読んでみたい。
伝奇羊
2024/04/27 20:48

ちくま文庫の「ゴジラ」に原作者の香山滋が書いたゴジラのノベライズが収録されています、短編ですが良かったら。

土曜の朝
2024/04/28 13:42

そうなんですね!ありがとうございます。入手して読んでみようと思います!

が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
再読。最初に読んだのは、哲学について全くの無知だった頃だったが、今回は以前よりも時代背景や文脈を踏まえて読むことができた。本書は、表題の通り科学論文の序文として真理を探究する方法が記されたものであり、第3部までについても一読の価値がある。また最も有名なのは、第4部の「我思うゆえに我あり」だが、その後に続く、神を拠り所とした人間理性の明晰な認識の証明、「理性」を持たない動物と人間の違いを論じるなど機械論的自然観が垣間見える第5部など、改めて読むと興味深い箇所が多い
が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
ジェーヴシキンとワルワーラの繊細な機微を描いたドストエフスキーの処女作。2人の前には常に貧しさという抜け出しようもない苦境が横たわる。しかし、ジェーヴシキンの「貧しさ」に対する想いは作中で変化する。中盤で彼は、貧乏人は「ボロ切れ一枚の価値もない」と言う。しかし後に、街で見たオルゴール弾きを「高潔な乞食」と表現する。一見貧しさ耐えかねたジェーヴシキンが、価値を転倒させ自身を正当化しているように思われる。しかし、実のところその変化は、貧しさ中でも美しさを失わないワルワーラの存在によるところが大きいのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
久々に読んだが面白い。「本ばかり読まず自分で考えろ、そして古典を読め」という戒めの読書論。ショーペンハウワーのアフォリズムは当時のドイツ文学界に向けられたものだが、現代にこそ刺さる内容である。「あらゆる時代、あらゆる国の、ありとあらゆる種類のもっとも高貴でたぐいまれな精神から生まれた作品は読まずに、毎年無数に孵化するハエのような、毎日出版される凡人の駄作を、今日印刷された、できたてのほやほやだからというだけの理由で読む読者の愚かさと勘違いぶりは、信じがたい。」
が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
代表作『意志と表象としての世界』と『余録と補遺』の「幸福について」を中心に、ショーペンハウワーの生涯とその思索を追う。ショーペンハウワーはカント哲学の正当な後継を自称し、ヘーゲルらドイツ観念論とは一線を画した思想を展開した。本書では、人間の生きようとする「意志」を発見した点こそ彼の功績とされ、「意志」の哲学はニーチェなどにも影響を与えた。また、苦しみから逃れるための「意志の否定」という考え方は、悟りを説くインド哲学とも交錯するなど、西洋哲学史上におけるそよ特異性がうかがえる。
が「ナイス!」と言っています。
土曜の朝
最後の方は突拍子のない方向性にいく感じはするが、「間取りの違和感」を題材にしたミステリーという、新しいジャンルを切り開いた時点ですごい。多くの人が行きもしない心霊スポットの怖さよりも、身近な違和感や日常に潜んでいる怖さに惹かれてしまうので結構好み。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/08/23(639日経過)
記録初日
2022/01/31(843日経過)
読んだ本
252冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
68353ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
130件(投稿率51.6%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
営業・企画系
現住所
神奈川県
自己紹介

1997年生まれ、文系大学卒業。
2022年1月以降に読んだ本を登録。

子供の頃から小説を読むのが好きでしたが、ここ数年は読書の幅を広げています。
仕事の関係でマーケティング、データサイエンス等の書籍を読みつつ、最近は趣味として哲学、社会学分野の著作を漁っています。

目的意識を持って本を読むのは苦手です。
「役に立つから」「勉強になるから」という堅苦しい動機ではなく、純粋な知的好奇心を満たすための読書だけで生きていたい。
しかし残念ながら、そういうわけにもいきません…。
本を買うにも読む時間と場所を確保するためにも、とやかく言われない安定した収入と生活が必要なのです。

↓最近はブログでも内容まとめています。
https://morning-books.com/dokusho/

感想は拙いので、ご容赦ください。

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