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2024年4月の読書メーターまとめ

雪駄
読んだ本
6
読んだページ
1456ページ
感想・レビュー
5
ナイス
59ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入り登録
3

  • アンテンズコーヒー
  • Shintaro
  • 西島鎧武

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • アンテンズコーヒー
  • Shintaro
  • 西島鎧武

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

雪駄
ユートロニカに続き、小川哲作品2作目。この本の収録作品には精緻に整った構成と、軽さ・ラフさ・テキトーさといったようなものを同時に感じる。それがなんかカッコイイ。スーパー漫画家が1分でさっと書いた絵のような。実際さっと書かれたものかは知らんけど。1作目の「魔術師」で完全に心を掴まれ、ラスト表題作「嘘と聖典」まで圧倒されっぱなしで言葉もない。次はゲームの王国いって、その次に地図と拳いこう!
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

雪駄
千葉先生のユーモアは個人的なツボが刺激されてめっちゃ笑う。どこまで本気で言ってるのかわからないところが面白いのかもしれない。わりかし重要な問題提起なのか、または(世間的には)ちょっと攻めているジョークなのかわからん部分が考える余地を与える。マサーヤ!に対するお前誰やねんのツッコミはシンプルに面白い笑。食事、メシについての文章量が全体の1/3くらいを占めているような。やはり食事の時間が生活、活動にとってかなり重要な部分になっているんだなと思わせる。オレにはそこまでこだわりがないがこれって人生損してるのか?
雪駄
2024/04/27 20:36

エッセイ的な本はあまり読んでこなかった(あんまり勉強にならないような気がして)けど面白さに気付きつつある。他人の視点から見られる世界を眺め(ている気分になれ)るのは娯楽的に面白いし、これも非常に勉強になる。しかもリーズナブルであることが多い。エッセイとは、なんとお得なジャンルか。

が「ナイス!」と言っています。
雪駄
ゆる言語学ラジオのビジュアルシンカー回より、Mr.ホリモトが言及していたので読んだ。曰く、読んだら「江國さん、好き!」ってなるエッセイらしいのだが、自分は同氏並に江國さんの言語化能力に惚れ込むことはなかった笑。が、このエッセイを読んで、非常に心地よさを感じた。1作目の「緑いろの信号」を読んだとき、日常をこんなふうに考えられる人ってすごいなーと、書いた人への尊敬や親しみのような気持ちが湧いて、惚れる人の気持ちもちょっとわかる。しかし、言語化能力とは出力する能力も大事だが、感じ取るセンサーの方が重要なのか?
が「ナイス!」と言っています。
雪駄
ユートロニカに続き、小川哲作品2作目。この本の収録作品には精緻に整った構成と、軽さ・ラフさ・テキトーさといったようなものを同時に感じる。それがなんかカッコイイ。スーパー漫画家が1分でさっと書いた絵のような。実際さっと書かれたものかは知らんけど。1作目の「魔術師」で完全に心を掴まれ、ラスト表題作「嘘と聖典」まで圧倒されっぱなしで言葉もない。次はゲームの王国いって、その次に地図と拳いこう!
が「ナイス!」と言っています。
雪駄
最近、斜線堂有紀さんの本を読んで、その本を構成する文章自体がめちゃめちゃ美しい気がして感動する、という体験をした。「センスの哲学」を読んでからその体験を振り返ると、それは自分がリズムとして作品を捉えることが出来ていてそれに楽しくなった、ということだったのか。退屈だと思っていた毎日もそういう捉え方ができると楽しくなる。いつもと同じ朝の車通勤も真新しく感じる。後ろに過ぎていく中央線、青や黄色の標識、体に伝わる振動、歩行者…。規則性とズレ、強度を意識してみる。うおーこれがアート!楽しいかも!今日そんな朝でした。
雪駄
2024/04/08 20:36

もしこの本の価格が100倍の176千円だったとしても買って後悔しなかったろうと思える。本ってすごい。価格破壊というか、価値とはなんだろうという気分になる。

雪駄
2024/04/08 21:03

以前、千葉先生がツイッターで飲食店の注文方法が食券やタブレット等で行う非接触でデジタルなやり方になりつつあることに否定的なコメントをしていて、自分はコストとか合理性を考えたらそうなっても仕方ないじゃんくらいに思っていた。この本を読んだ今、その理由がわかる気がする。そういった注文にリズムは無い。0も1もない虚無。そこまで含めてメシ楽しみに来てるんだよ!という気持ちになってしまうな。

が「ナイス!」と言っています。
雪駄
自己家畜化という概念は非常に興味深いものだった。なるほど確かにそんな人間、そんな社会になりつつあるような。頭に入れて忘れずにおくべきことだと思う。筆者の主張はごく簡単に言うと「みんな、ほどほどにしようぜ!」と受け取る。だが、誰が文化的進歩の速さを制御できるだろうか。そのメッセージを聞いてもオレは何もできない。自分の快適な人生を求めて他者並みに頑張るしかない。そこがディストピアだろうが真・家畜人だろうが疎外された人間だろうが、オレは自分の楽の為に出来ることをする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/11/25(544日経過)
記録初日
2022/02/01(841日経過)
読んだ本
197冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
66021ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
52件(投稿率26.4%)
本棚
3棚
性別
現住所
石川県
外部サイト
自己紹介

アラサーサラリーマン。「ゆる言語学ラジオ」から、読書ってやっぱ面白いよなと思って。また、今まで本を読みっぱなしにしていたので、読書記録をつけてみようと思いはじめてみました。SFとか哲学・思想に関する本を読むことが多いです。

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