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2024年4月の読書メーターまとめ

ゆうママ
読んだ本
45
読んだページ
3732ページ
感想・レビュー
45
ナイス
758ナイス

2024年4月に読んだ本
45

2024年4月のお気に入り登録
3

  • 中村です
  • 旅するランナー
  • さくらこ

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • 中村です
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  • さくらこ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆうママ
ネタバレ佳き!ホテルマンの俺(名は「続力」)と書家の遠田。筆耕をきっかけに出会った二人の織りなす物語。書道教室の生徒たちの生き生きした様子、「ポッポ」ちゃんを、思い起こさせる代筆業での楽しい話。ここぞというときに重要な存在の猫の「かねこ氏」。私も書作品に四苦八苦。なので、遠田の書いた漢詩を「書」素人の「俺」が見て感じたもの、或いは遠田が画仙紙に筆を落とした瞬間等、その鮮烈な描写(p143、152等)に目が吸い寄せられた。ラストは驚きの展開が続き、ドラマのようだった!謝辞もウイットが効いて佳き!猫の足跡協力、旨い!
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆうママ

以前、読書メーターで記録した読書感想を、嬉しいことに、本の帯に掲載してくださいました!!本当にありがたく、滅多にない、心に残る記念となりました!感謝しています!その本が、本屋さん大賞翻訳部門第一位に輝いたということで、今は、全国の書店員さんの、素敵な書評の新しい帯に変わり、この本の魅力がますますアップしています!嬉しいな!!再読しようと思います!

以前、読書メーターで記録した読書感想を、嬉しいことに、本の帯に掲載してくださいました!!本当にありがたく、滅多にない、心に残る記念となりました!感謝しています!その本が、本屋さん大賞翻訳部門第一位に輝いたということで、今は、全国の書店員さんの、素敵な書評の新しい帯に変わり、この本の魅力がますますアップしています!嬉しいな!!再読しようと思います!
ポプラ並木
2024/04/27 05:45

ゆうママさん、素晴らしい!とても良い記念になりますよね~以前自分も「夏いち」にちょっとだけ掲載されました。https://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/ ←年度は忘れましたが、、、嬉しいですよね。

ゆうママ
2024/04/27 08:25

ありがとうございます☺️お~~~!ポプラさん、「夏いち」ご経験あるのですね!👏👏👏👏👏「夏いち」は、読むので、ポプラさんのレビューを読んでいたかもしれません。私も本当に、嬉しい良い記念になりました!!

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2024年4月の感想・レビュー一覧
45

ゆうママ
ネタバレイングランド湖水地方が舞台。イソップ寓話にもとづくお話。ストーリーは、もちろん予想が付く。細やかな、自然と都会の暮らしの、ネズミ目線の描写で、すらすらと話の中に入ることができる。都会のネズミが、スマートで親切。そして偉ぶったりしないところ、厭味のないところがとてもいい。「ある人は ある場所が好きで、また別な人は 別な場所が好きです。」という最後のページが、優しい。
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ゆうママ
ネタバレビアトリクス・ポターは、ロンドンの自然史博物館で、昆虫の精密な写生をしていたとのこと。綺麗好きの、ねずみのチュウチュウ奥さんの家に入り込んで、家を、汚しまわる昆虫たち。その精密な絵と、昆虫の様子の文章が素晴らしい!散々家を、荒らされたチュウチュウ奥さんは、頑張って2週間かけて大掃除!頭が下がります!(笑)
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ゆうママ
ネタバレねずみがドールハウスに忍び込んで、大真面目に中の物を物色するお話。作り物の食べ物にだまされる夫婦ねずみの、反応といたずらに引き込まれ、愛らしかった!ねずみの名前はトム•サムとその妻ハンカ•マンカ。名前も小洒落ていて佳き!ドールハウスの中身はよくできているからなあ!騙されるのも無理はない。「悪い」二匹は、ドールハウスにちゃんとお礼をして、掃除にも通う。ネズミ穴は、持って帰った家具や服で赤ちゃんネズミとの生活も潤う。細やかな設定に、心がほぐれるなあ!!
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ゆうママ
ネタバレ読む間、手の込んだスープの温かみがじわりと染み渡る。最初、北森鴻さんの「香菜里屋」シリーズと似たものかと思ったら、テイストの違う魅力にグイグイ引き込まれた。「朝の」スープを出す「スープ屋しずく」の店長麻野。「謎」はそれ程込み入った「謎」ではないが、人の強さ、優しさを軸に、登場人物たちの「今」や「過去」が解き明かされ、苦さも含みつつ未来へ繋がる。随所で滋養あるスープが、心身を救いあげてくれる。シリーズはまだまだ続く。理恵と麻野、娘の露、慎哉くん•••楽しみだ!ついつい真似て、今日もスープを作ってしまった!
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ゆうママ
ネタバレ和田誠さんが、新聞に14年描き続けた、「本」にまつわる一コマ漫画の集大成本。これは•••すこぶる面白かった!1ページ(たまに2)に一つの絵。とにかくどのシチュエーションも、必ず「本」がどこかにある。パロディなのだが、元ネタが、すぐわかるとスッキリ!そして元ネタの範囲が広い!文学、絵画、歴史、童話、史実、エトセトラ。なので、次は何のパロディ?と、楽しみながらページを開いた!悔しいけれど、いくつかわからなかった!巻頭言の丸谷才一さん曰く「一コマ漫画は花で言えば一輪ざし。単純にして豪奢。腕前がひと目でわかる。」
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ゆうママ
ネタバレ読み友さんのレビューから読了。面白かった!!親分うさぎの名前、ここからまず私好み。故にワクワク!コーヒー飲んで、眠れない親分。さんわの子分たちは、親分が眠れるように頑張る!子分奮闘!!勿論、親分「わし がんばる」!!色々試して、野原でも横になってみたけど眠れない!あらら!蚊に刺されてかゆいのね!果ては冷たいピラミッドへ。けなげな子分たちの提案通り、頑張る親分!可愛いな!愉快な気分になる、うさぎのドン•ウッサ一家でした!親分の名はウサロ•ニンジーノ•ミミナガ•デ•ピョンヌ•ピヨンティーノ•デ•ラ•ウッサ!
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ゆうママ
ネタバレどすこーい!!この構え、この面構え、いいね〜!!この迫力で、パン屋さん!ネコのみいちゃんは、よく頑張る!可愛いわーー!パンが焼き上がったら、勿論、店先へ並べる!開店するわ!      そう、その時の文は、「時間いっぱい 待ったなし!」 うまいね〜!いいわ~!絵も文も、心が明る〜〜〜くなる、楽しい本でした!
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ゆうママ
ネタバレ人魚を信じるルーシー!信じないクラスメイト。自分と違うものを受け入れるか、友達を信じるか、というお話かと思ったら、環境汚染が盛り込まれていて、シビアなお話だった。最後に、かなりの時間が流れて、大人になったルーシーの、ある日の出来事が描かれているところは少しホッとした。子どもたちが読んだときは、心に引っかかるところは色々ありそうだ。
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ゆうママ
ネタバレ〘「ピーターラビットはいい子すぎるから、今度はほんとうに悪いうさぎの話が読みたい」という注文に応えて作られた〙、という説明があった。さて、お話は•••人参を横取りするような恐い悪いうさぎは、怖〜い思いをしたんだね!途中、幼い子向けなのに悲惨な話にはならないよね?と、心配したけれど、勿論、杞憂!(笑)
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ゆうママ
ネタバレうわ!可愛い!その瞳!こねこのモペットちゃん。ねずみにからかわれ、何とか捕まえようと、考えたことは••なんと、頭を小さな布でしばって、暖炉の前に座っている!なんでまたそんなことをー!と思うけれど、その姿が可笑しくて愛らしい!絵を見ただけで微笑ましくなる!ねずみも、うっかりモペットちゃんの策に乗せられるけれど、結局、〇〇があって、「モペットちゃんの失敗」と、「ねずみの勝利のダンス」で幕を閉じる!プッと微笑みたくなるのは、ストーリーに加えて、やはり、この繊細で大真面目なモペットちゃんの姿だな!
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ゆうママ
ネタバレピーター•ラビットのシリーズで、いつもながら不思議な感じがすることがある。動物たちが、動物のままの走り方をしたり、畑のものを食べるかと思えば、お客様が来るときには洋服を着込んで二足歩行になったり、お茶を飲んだりと、擬人化があいまいなところだ。人間からひどい目に合うことも、そのまま描かれている。そこが、つい読みたくなる所以なのかもしれない。今回は、こねこたちのお話。終わってみると、お茶会も、お着替えも、何一つ、うまく行っていない!笑ってしまう!可愛いけどねっ!
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ゆうママ
ネタバレ韻を踏んだ英文の詩と、エッチングの様な線画。声に出して読むと、心地よい。鳥と男性が出会い、暮らし、ソリテアしたり、喧嘩をしたり、川面を共に揺られたり•••。男性の死後、哀れ、その鳥はどうするのでしょう。それはラストに描かれている。ちょっとキュントなったり、悟ったり。それにしても、原文の詩の響きが美しい。が、日本語訳も、とてもいい!「其後まるまる一週間 / おたがいまったく口利かん」。ここなどは、原文よりいい感じ!うまいこと訳すなあ!
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ゆうママ
ネタバレ佳き!ホテルマンの俺(名は「続力」)と書家の遠田。筆耕をきっかけに出会った二人の織りなす物語。書道教室の生徒たちの生き生きした様子、「ポッポ」ちゃんを、思い起こさせる代筆業での楽しい話。ここぞというときに重要な存在の猫の「かねこ氏」。私も書作品に四苦八苦。なので、遠田の書いた漢詩を「書」素人の「俺」が見て感じたもの、或いは遠田が画仙紙に筆を落とした瞬間等、その鮮烈な描写(p143、152等)に目が吸い寄せられた。ラストは驚きの展開が続き、ドラマのようだった!謝辞もウイットが効いて佳き!猫の足跡協力、旨い!
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ゆうママ
ネタバレ着物を着る機会が少しあり、久々に、この本を引っ張り出して見てみた。私の着付けとは少し違うけれど、着物の本は眺めているだけで本当に楽しい!背中が、すっと伸びる感じになる。
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ゆうママ
ネタバレjunaidaさんの独特の細やかな世界。絵の中の、どこの、何に心が引っかかるか、見るたびに違うのだろう。描き詰めてあるのに、奥深さを感じる。
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ゆうママ
ネタバレ終始、ワクワクしながら読了!ゴッホとゴーギャンの史実に基づいたフィクション。二人を研究しつつオークション会社勤務する冴を軸に、ゴッホの自殺の謎と、ゴーギャンの子孫との繋がりをスリリングに描いてある。何より、登場人物によって語られているゴッホとゴーギャンの足跡が、魅力的。作品や建物、地名を、検索しては写真等で見ながら、colorのイメージで臨場感ある読書ができて、とても楽しかった。ゴッホの自殺の真相は永遠にわからない。でも、彼らに迫ろうと、人物像を手繰り寄せる研究は、やはり魅力的だ。文学研究も然り!!
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ゆうママ
ネタバレさとうわきこさんを偲んで。子どもによく読んだ、ばばばあちゃんシリーズ。これは、あら?読んでいなかった!「すいかのたね」が一番お気に入りだったけれど、一番好きになった!「小鳥」の家という題名に引っ張られて読んでいると、予想外の展開!あい変わらず、絵の中の擬音が、フォントも含めて面白い!やっぱり楽しいねえ、ばばばあちゃん!
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ゆうママ
ネタバレ都会にも、森にも、空にも、電線の中にも、道はある。細かいところを見ると、富士山だったり、東京タワーだったり、離陸したばかりの飛行機だったり。いつもの五味太郎さんの豊かな濃淡のある色合い。深く考えなくても、そうか、と感じる絵本。
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ゆうママ
ネタバレしみじみ温かな光を感じる。何が生まれる?「今日も太陽が微笑んだ」。あの、大好きな『おひさまわらった』と似通う太陽の色合いの中で、芽、虫、生活の色が生まれる。窓辺から見える景色は「こちらをのぞいている」。音も生まれる。さて、新たなページは胎内のブルーの水。深い藍色だ。そう、生まれたのは◯◯。夕方、また「太陽は微笑んだ」。朱色の太陽だ。微笑む太陽の顔が、なんて心地よい!夜、暗闇の中で明かりとともに、生まれたものは、『おやすみと』見守る眼差しだ。人の生活も、自然界の一部なんだなと、あらためて気づかせてくれる。
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ゆうママ
ネタバレきくちちきさんのタッチが、いつもながら躍動的だ!ツグミからもみじの葉の手紙をもらったねずみ。そう、雪の季節が間近いのだ!雪じたくの前に、ネズミの山のもみじを探しに行く。もみじ?違った、椿だ!あら、もみじ?と思ったら怖〜い◯だ!ないなあ。疲れたリスたちの、うつむいてトボトボ歩く姿がかわいい。ほら、下を向いていないで!前を向いて!探しものがあそこに!やっと見つけたね、リスたち。「おったまげた〜」風の腰を抜かしたリアクションが可愛い!そんなにも沢山のもみじ!さて、いつもの圧巻のぺージは?やはり天高く、佳き!!!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレあれ~!この本に掲載された中で、行ったことのある博物館が、3つしかない!考えてみたら、小さな博物館は沢山あるから、本書掲載80スポットに入らなくても仕方ないか•••。写真満載の本書。TVの特集で気になっていた館、大河や読んだ本で気になっていた館etc. 自然史博物館といえば映画「ナイト・ムュージーアム」がすぐに思い浮かぶなあ。本書を見ていると、これまで国内外問わず美術館に足が向きがちで、博物館に行っていなかったことが、ちょっともったいなく思われた。ただ、どこも意外と遠いな。ひとまず本や映像で物色↓↓↓
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ実はピーターラビットのストーリーをあまり知らなかった。カトラリーセットなどは好きなので使っているのに(笑)。映画は見たけれど、今回、絵本は3冊目。はや、ベンジャミンと、ピーターの妹の間に子どもが生まれているとは!そして、人間と畑を荒らす兎の関係はあい変わずだ。ひとまず、子ウサギたちが無事でよかった!袋に子ウサギの代わりに、腐れた野菜なんかを詰めるのは、オオカミと七匹の子ヤギっぽい!懐かしい!
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ゆうママ
ネタバレ読み友さんの『思わず塗り絵したくなる』おすすめ本で、ホネホネさん初読み。ほんと、まさに塗り絵のタッチだな!お話は普通に温かみがあるのに、なぜか、シュール!ガイコツもどきのホネホネさんそのものが、何やら微笑ましい。ホネホネさんは、雪の上をスキーで郵便配達。終わった夜空にぽっかり浮かぶお月さまの黄色が、とっても印象的。ちゃっかりガールフレンドもいるホネホネさん!裏表紙にそのデートが!かわいいわ!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ読み始めてすぐに、「ナルニア」や「秘密の花園」を読んでいたときのワクワク感に取り憑かれた。でも、実はダークな•••「憧れの代価、それは、あまりにも高価だった」。そう、12歳の女の子が夏休みに、いとこ達とともに、祖父の家で謎を解こうとする冒険と少女らしい思い。だがその結末と真実は、安堵と深淵の両方だ。時計の魔術で秘密の扉は、何かに魅了され易い心を持った者の前でのみ開く。扉の向こうには魅力的な世界。最後まで進むか、戻って来いと呼ぶ声に耳を傾けるか。忘れ難い魅力が心の奥に残っても、生きる日常へ戻れ。其道、佳き。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ夜、一気に読み終え、静かな感動と大きな安堵と、哀しみで、なかなか寝付けない。各章の見出しは全て、二十四節気の穀雨、処暑などで始まり、花木が全編を包み込む。祖母ハルと、孫娘の真芽など、登場する者たち皆、各自苦難やもどかしさを感じながら生きている。が、真芽や友人達による荒れた庭再生を軸に、少しずつ解きほぐされていく。老いることへの哀しみ、家族や人との繋がり、迷いながらも人生を切り開こうとする若者のパワー、後悔したあとの行動。結末が少し現実離れして、スムーズ過ぎるが、それが現実への優しいエールにも感じる読後感。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ作者さとうわきこさん訃報に••家の本棚から取り出して再読。さとうさんを偲ぶ。何冊かある、ばばばあちゃんシリーズの中から、今の季節、春にちなんで「やまのぼり」。文章も好きだけれど、絵を見ただけで話が頭の中に浮かんでくる。多分、今初めてこの本を見た子も、イラストだけで、きっと場面の想像がつくのではないかな〜と思える、抜群のチョイスのイラストだ。最後は、いつもちょっとしたどんでん返し風。シリーズの中では「すいかのたね」が大好きだ!わきこさん、こんなに素敵な絵本と、絵本を読み聞かせた思い出をありがとうございます。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ予兆はあったではないか!フィナーレの様相の。なのにやっぱりシリーズ完結は寂しい。願わくば、続編はないとわかっていても、この後の話を待っていたかった。しかし、完結した2007年から3年後、北森鴻さんがご逝去。もはや待つことすらできない。しかも生前、北森さんご自身も「第四作では、それぞれのメンバーが、香菜里屋から離れていく、香菜里屋を卒業していくという話をずっとテーマとして、一応の終わりを迎えたという感じなんですけどね」とのこと•••。シリーズ四冊を読んだ、ここ数日の香菜里屋の世界に酔いしれる読書は忘れ難い。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ読み友さんのレビューに誘われて、子どもの小さい頃に読んでいたこの本を、思わず家の本棚から引っ張りだして読んだ!そうそう、窓の開いたしかけ絵本。少し汚れてセロテープで止めたあと跡もあった!忘れてたなあ!サンタさんのプレゼント。思い違いが楽しい結末へ。読む者へ、無理強いしない自然な優しさが、とても好き。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ「香菜里屋」シリーズ第三段。ますます、ビヤバーマスターの工藤の魅力と、彼の料理と、推理、人間模様にハマってしまう。「謎」という程のことはないが、明かされた真実は、あとを引く切なさがのこる。マスター工藤の、真実を明かすシチュエーションといい、表情といい、言葉遣いといい、謙虚なのに端的で温かみがある。なので、読んでいて救いがある感じが漂う。「香菜里屋」は、シリーズ外作品でも少し登場するらしい。さて、ラスト一冊でシリーズひとまず完結。寂しい&楽しみ!!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレきくちちきさん、追っかけて読了!やっぱり挿絵がすごくいい!躍動的!雪にまつわる世界が舞台。ネコのゆきちゃんの愛らしいこと!雪が降ってきた。「わたし」と同じ名前、何でかな?と始まって、いろんな動物と出会う。きくちちきさんの絵は、情景を俯瞰して描いたところが、いつも出てくる。迫力があって、そこがとても好き。猫のゆきちゃんの首輪の赤と、出てくる動物たちの目だけがパステルカラー。あとは大雪も森もグレーと黒で描かれている。なのに真っ白な雪の世界を感じる。可愛い会話、言葉のリズム!佳き!
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ゆうママ
ネタバレしかけ絵本!ぞうは 大きくて重い動物でいるのが やになってる。じゃあ何になりたいのかな?というわけで、小さな扉を開くと、そこになりたいものが。そしてまた、その生き物は、自分のやってることが やになって 何になりたいの?という具合に なりたいものの連鎖が続く。あ、最後は当然、他の絵本にもあるように、もとに戻るのね?と、予想が付くのだけど•••なぜか最後だけは、「やになった」わけが違う。笑ってしまう。「隣の芝生は青い」的な!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレちょっと難しかったかな。女の子の名前と同じ素材のキャンバス。そのキャンバスは絵画の大家が買う予定だったけれど、亡くなってしまい、まさに、その日に女の子が購入。その子が描いた自画像は翌日ドロドロに。何度描いてもドロドロに。さてさて、大家の思いが何度も女の子にダメ出しして書き直させたのか?女の子が絵の上から掛けた花柄の布は何の意味を持つのか?よくわからないのに、イラストは情景がとてもわかりやすく、描かれた花がらはポップな感じ。挿絵のスージー・リーさん追っかけで読了!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ御歳96歳、第16代の佐野藤右衛門さん。桜の満開のこの季節、ようやく読了。✱「守り」をしないと絶えてしまう桜。花のない時期にどんな「守り」をするのか、その大切さと、桜への愛おしさが語られる。✱種から育つ桜は山桜、大島桜、彼岸桜のみ。他は接ぎ木をせねばならない。その様子も掲載。それでも開花するかどうかは20年後。✱「兼六園の菊桜」は接ぎ木を諦めかけて、接ぎ穂を口にくわえて運んで、一本だけうまくいったという。✱蕾が、めいっぱい気張って膨らんで来る。その様子を「笑いかけ」というとのこと。なんて美しい言葉だろう。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ◉花は命を繋ぐ大事な役割。いつもながら埴沙萠さんの写真の説得力大。今年、私も母校に同窓生で桜を植樹。その木だけが、ものすご〰く早く開花した。移植のストレスは子孫繁栄のためにいち早く花を咲かすという話を目の当たりにした。すごいなあ。で、この本は野菜特集。◉人が食べることが多いのは、種が熟す前の、本当は植物にとっては、まだ食べられたくないとき。◉同じ仲間と知って新鮮だったもの。アザミとごぼう。レタスと菊。レタスの花は初めて見た。オクラとハイビスカス。そういえば似ている!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ星でつながる、おじいちゃんとの三世代に渡る思い出を語る僕。谷川俊太郎さんのお話も素敵だったが、挿絵が•••あっと気付いて嬉しい驚き。きちんと、実際の星座や星団、月などを表現してあるのだ。巻末に登場した星たちが記されている。イラストは、えびなみつるさん。天体観測にまつわる著書も多数。なるほど!納得!見返しの写真もえびなさん。題字は谷川さん。「おじいちゃんが子どもの頃に使った望遠鏡を 僕に残してくれた。」そうか、星空をみ見上げると、感じるんだね。佳き。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ大好きな「きくちちき」さんの版画絵本。すごい!やっぱり期待を裏切らない。てんとう虫や、ウサギや、馬たちの行進。先頭は太鼓をたたく「わたし」!隊長よ。リズミカルな言葉「ちきばん ちきばん ちきばんたいの こうしんよ」。お、ページをまたぐネコ。この登場、いいねえ!きくちさんのイラストは、いつも俯瞰した図が迫力。ん?海へと突入。「シャー」と2ページに渡る大口の◯◯登場。大迫力!おや、動物たちはクロール!さてさてラスト!行進は◯◯によって終結。あ~行進の実態はそういうことか!うん、可愛い!素敵な夏のひととき!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレエッチング(父ロナルド)とイラスト(娘マライヤ)の透明感のある美しい本。色合いがとっても素敵。言葉はない。ツリーハウスに次々に集まってくる動物たち。クジラに乗ってやってきたのはシロクマ。水の中のツリーハウスは、いつの間にか草原に立っている。あり得ないシチュエーションだが、とにかく夢のある美しさ。あ、雪まで降ってきた!集まるもの、飛び立つもの。動物たちの繊細なイラスト。目元がどれも優しい。ツリーハウスの細かいところまでじっくり見ていたい。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
春にちなんで。左のページは濃い格子柄に文字が載せられていて、あまり目に入らないような、効果的な印象。右のページが窓枠の絵。窓の外をいろんなものが通っていく。五味太郎さんらしい。最後のページの窓の外には蝶々と花。部屋の中が初めて描かれて、そこには置いてけぼりの手袋、蕾を付けた小枝。だあれもいない。みんな外へ、外へ!だね。  ( 何か五味さんの遊び心があるのかな? 窓から見える船に、UNDER LINEと書いてある。)
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ1巻で服を取られたピーターが、いとこのベンジャミンと畑に取り返しに行く。マクレガーさんが留守の間に!怖がらないベンジャミン!ちょっぴり怖気ついているピーター!5時間動かない猫から救ってくれて、軽くお仕置きしたのはベンジャミンのお父さん!ちょっと素敵。淡々と語るお話だけれど、農園の息吹を感じる。また次を読みたくなる。不動の人気がわかるなあ!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレすっかり魅了されてしまった。ラストの短編は涙腺がゆるんで私の読了バロメーターは爆上がりだ。それに••恥ずかしながら、原田マハさんの名前は知っていても、勝手な思い込みでその本を手に取ろうとしていなかったことが悔やまれる。有名な絵画や美術館を縁に、人生や人との胸をえぐる関わりが描かれている。すこぶる切なく哀しい。メトロポリタンの美青と青の時代のピカソ、ギャラリーのなづきとフェルメール、翠と明人と東山魁夷の「道」等。中には若干無理なストーリー展開もあったけれど、「絵画」に震える心が手掛かり。あ~芸術、佳き。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ春の本を探しているときに、ふと目に入って読了。ガツンと胸を揺さぶられて•••泣きたくなった。ピクトグラムのような絵と谷川俊太郎さんの短い言葉。「へいわ」の◯◯と「せんそう」の◯◯の列挙。例えば平和の食卓と、戦争の食卓。平和の行列と、戦争の行列。平和の空と戦争の空。戦争の空だけは、忘れてはいけない、あの、リアルな•••写真。でも、後半、「あかちゃん」「朝」等は、描き分けがない。「顔」は髪型と襟が違うだけ。強いメッセージだ。そして、呼び戻される。まだ、「戦争の食卓」が現実だということだ。2019年3月発行。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ春爛漫の日に読了。素晴らしく美しい青味を帯びた紫色と、楽しさが、心に残る。春に生まれたから、女の子の名前ははるちゃん。スミレが好き。夜になると部屋に持ち帰ったスミレと会話が始まる。花との会話、いや、この絵本は意外なところを描いてくれていた。土の中で植物たちは会話するのだという。根っこだ!地面の中の断面図が詳しくて、とても楽しい!根だけではない。恐竜の骨や、地下の水や、それをオイシイというせりふや、笑顔に見える根っこ等、宝さがしのよう!ついついじーっと見つめたくなる。春の日に、心地よい本に出会えてよかった!
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ「どろんこハリー」の文と絵の作者コンビが、昔、1956年に送り出してくれた絵本。春爛漫のこの季節、手にとった。ハリーのような「水色」「黄色」「黄緑」「黒」のみの挿絵は、本当に素敵。まさに春にぴったりだ。なかなか春が来ない。みんなで春を呼ぶために、◯◯する。励まし続けて、最後には本当に春が来た! ページをめくるごとに街はみんなの力で春の景色へと。雨が全てを流し去るけれど、自然の恵みはやってくる。人が幸せな気持になるために、みんなが子どもの声をちゃんと聞いて素直に動く。そんな大切な優しさを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ様々な愛おしいハグ。母と子はもちろん、いろんな愛があるが、junaidaさんが描くものたちのハグの表情を見ていると、温かいものが胸に沸き起こり、キュンとなるのはなぜだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
ゆうママ
ネタバレ見開きで、絵と呼応し合う詩!ページをめくるごとにjunaidaさんの世界、心象風景がモノクロの繊細な絵で描かれている。いつもと違って今回は詩があるので、読みつ戻りつjunaidaさんの独特な絵を見た。控えめなメッセージが「ともしび」という書名に合っている感じがする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/01/28(471日経過)
記録初日
2020/01/10(1585日経過)
読んだ本
527冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
47397ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
519件(投稿率98.5%)
本棚
67棚
性別
自己紹介

 雑多な日常の中で、本を読む時間を少しずつ拾い集め、本を読む、本を選ぶ、予約本を待つ、読了後に思いを馳せる、そういうひとときがとても好きです。

日常、色々心落ち着かないことも多いだけに本の世界は嬉しい存在です。

 朝日を背に、花がらを摘む、草花に空気を入れる、蕾を数える、そんな朝のひとときも大好きです。

 自分自身の読後感を忘れないように記録したくて•••すぐ薄れてしまう•(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠))、読メ登録を始めました。
 
読後感覚を自分なりに記した後、今度は、同じ本についての読メの方の感想を読むのが、とても楽しみです。「お~~~私も同じ!」とか、「あ~~、何て響く言葉で記してあるのだろう!」とか、「へ~~!この本にはそういう経緯があるんだ!」 等、楽しさ倍増です。

読書メーターに出会って、多くの方の感想や、頂いたナイスやコメント、本の情報がとてもありがたく、次の読書につながっています。

どうぞよろしくお願いいたします!


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