読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

tonnura007
読んだ本
10
読んだページ
3527ページ
感想・レビュー
10
ナイス
806ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月のお気に入り登録
11

  • mazda
  • stobe1904
  • もんたくん
  • マロン
  • 明日のかぜ
  • バネ
  • ここぽぽ
  • 伊織
  • とみかず
  • さくさく
  • うっちー

2024年4月のお気に入られ登録
4

  • mazda
  • 明日のかぜ
  • バネ
  • とみかず

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tonnura007
独ソ戦のさなか、農村に住むセラフィマの運命が大きく動かされる。「戦うか、死ぬか」、セラフィマは仇を討つために狙撃手として戦うことを選ぶ。 大局的な視点での出来事や戦況が理解しながら、セラフィマたち個人の視点で読者が話に入れる作品である。また突然日常を奪われたセラフィマが戦争に身を投じてから心境が徐々に変化していくさまも印象的であった。2022年にウクライナ戦争が勃発した直後に本屋大賞を受賞したことには意味があるように思う。繰り返すべき歴史と繰り返さないようにすべき歴史、歴史をちゃんと学びたいと切に思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

tonnura007

【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】電撃小説大賞受賞!これは偽りの君と透明な僕が描く、恋と復讐の物語。『無貌の君へ、白紙の僕より 』を10名様に!応募受付は4月15日(月)正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/558?track=share

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
10

tonnura007
「仕事を任せる」 言うのは簡単だが実行するのは難しい。優秀な人ほど自分でやってしまった方が速いし確実と思ってしまう。メンバーに遣り甲斐を感じさせてモチベーションを上げる。 内容的にはその通りであるのだが、これまでの他の書籍などで説明されてきたことの焼き直しなので特に目新しいことはなかった。もう一点気になるのは、一つのことを説明するにも例え話があまりに多く(例えがあまり上手ではない部分も)、内容的にはここまでのページ数が必要な書籍ではない。さらっと読む分には面白い。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
久方ぶりの生物の学習となった。オキアミやアリからチンパンジーまで、それぞれの生物がとてつもなく長い年月の中で得た生態について、著者のユーモアを挟みながら語られる。 人間が優れていて小さな虫は下等である、というような考えは消え失せる。蟻塚がキメラというのは面白いし、サバクトビバッタやドブネズミの記述には驚くばかり。また、雄と雌は生殖という意味だけで区切られるのではなく、役割分担することでその種の生存有利に働いているということも痛感する。 人間が及ぼす悪影響について語る部分は説教臭くなる所が玉に瑕。
tonnura007
2024/04/24 21:58

本書は科学的見地に基づいて記述されている点が良い。 例えば、ゾウが感情を持つのかという点に関して、観測からすると感情があると思いたいがそう断じることは、「科学的といよりも哲学に属する(p404)」としている点は非常に冷静。 エビデンスに基づいていながら、素人にも理解しやすく、生物学への好奇心を掻き立てる書籍だと思う。

が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
テレビ出演した光崎教授は司法解剖の問題はカネで解決できると断言する。放送直後に奇妙な書き込みが 「自然死にしか見えない形で人を殺す」 真琴たちは管内の異常死体を調べることになる。 シリーズ第4作。全体としては一つの話となるが各章毎に別の案件を扱っており短編集となっている。前作までと同様の安定感がある。本作に登場するミフェプリストンは現在は承認薬であり、時間が経つにつれ第4章のような悲劇は減ってほしいと思う。初出の2018年の段階でこの薬剤を題材に作品を書けるのは流石としか言いようがない。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
ギャンブル好きで借金を抱えるゴウ、そんな夫を見捨てられない妻淑子、出戻り娘の歩、引きこもりの孫勇太。彼らの共通点は映画。ゴウが脚本を書き監督を務めるはずだった幻の作品「キネマの神様」、、、50年の時を経て表舞台に 登場人物たちが魅力的である。おそらくそれぞれに欠点を抱えているところに人間味を感じるのだと思う。全体的には軽めに読める話であった。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
赤い館の主マークを訪ねてきたのは放蕩者の兄ロバート。その直後銃声が響く。ロバートの死体が見つかりマークは行方知れずに。館を訪れたギリンガムは友人をワトソン役に自身は探偵として事件を調査する。 言わずと知れた古典的名作。作者に読者をミスリードする意図はないのか、事件に関わる登場人物(容疑者)があまりに少ない。当時としては真相はなかなかトリッキーで斬新であったと思う。現代としては使い古されたものではあるがこれぞ古典。旧訳で読んだ時は読みにくさを感じたが、新訳版では情景を描きながらじっくり味わうことができた。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
経済的自立を目指す為に必要なマインドセットに重点を置いて解説した書籍。貯蓄で生まれる最大の武器は柔軟性で、貯蓄とは収入からエゴを差し引いたものである。収入が多くても見栄のために高級車、宝飾品を買っていていてはお金持ちになれない。 お金を稼ぐよりお金を貯める方がお金持ちになれるというのはその通り。論理的に判断するよりも心理的な側面による判断が多く混じることで、株価や為替が動くこともよくわかった。自分でコントロールできるのは稼ぐ部分ではなく貯める部分である。学びが多い書籍である。時間を空けて再読しようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
ネタバレ肝臓がんが急激に悪化し突然死した前都議会議員。死因に不審な点があり司法解剖の結果、恐るべき感染症が。固く口を閉ざす関係者たちから情報を得られず、真琴はキャシーとともに渡米する。 ヒポクラテスシリーズ第3弾。前作までと同様の章の分け方で短編集かと思ったが実際は長編作品。肝臓がんとの鑑別が重要となるエキノコックスをテーマとした点がすごいと思う。寄生虫感染で墓場まで持っていく秘密とあったため、カニバリズムかと思ったが、本作の真相もなかなかえぐい。怒涛の結末で少し慌ただしかったが、面白い作品だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
独ソ戦のさなか、農村に住むセラフィマの運命が大きく動かされる。「戦うか、死ぬか」、セラフィマは仇を討つために狙撃手として戦うことを選ぶ。 大局的な視点での出来事や戦況が理解しながら、セラフィマたち個人の視点で読者が話に入れる作品である。また突然日常を奪われたセラフィマが戦争に身を投じてから心境が徐々に変化していくさまも印象的であった。2022年にウクライナ戦争が勃発した直後に本屋大賞を受賞したことには意味があるように思う。繰り返すべき歴史と繰り返さないようにすべき歴史、歴史をちゃんと学びたいと切に思う。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
貨物船エルファロはハリケーンが発生しているのになぜ航路を変更せず沈没したのか。上司が指示をして部下はそれに従うだけ。言い方を変えることで組織の構造は変えることができる。 近年、ビジネス書で取り上げられる機会が増えた「心理的安全性」について、言い方に注意する必要があると著者は指摘する。確かに、会議でも「意見があれば好きに発言してください」と言っても、心理的安全性が保たれていない組織では意見が出ることもなく結局リーダーの意見がそのまま実行されるだけ。本書では上司が注意すべき発言について詳細に述べられている。
が「ナイス!」と言っています。
tonnura007
ネタバレ「コレクター」と名乗る人物のネットへの書き込み その直後に起こったアイドルの転落事故。普通なら事故としてそのまま処理されるところ、コレクターの書き込みを考慮して精査すると、その裏に隠れた新事実が明らかになる。 前作同様面白いが、最終話の設定には疑問が残る。妊娠15週での中絶は手術ではなく経腟分娩が選択される。妊娠12週以降では死産証書も発行され埋葬の義務が生じるため、死者の生前の行動がもっと早くに明らかになるはずである。また無脳症と関連があるのは葉酸欠乏であり、砒素中毒との関連は報告されていない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/19(430日経過)
記録初日
2023/03/20(429日経過)
読んだ本
179冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
50327ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
83件(投稿率46.4%)
本棚
0棚

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう