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2024年4月の読書メーターまとめ

YOMIPITO
読んだ本
12
読んだページ
4518ページ
感想・レビュー
12
ナイス
120ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

YOMIPITO
評判の傑作に着手。🎯 木挽町で行われた仇討ちの様子を、何故か目撃者である芝居小屋関係者の生い立ちとともに聞き出す若い侍。 各章毎に語り手が変わるが、証言から明らかになることは何か?…という視点でワクワクと読み進め、満足の結末。 これは映像化されそうだけど、オーディオブックかラジオドラマ、朗読で語り口と音楽で味わいたい内容。作者もお初なのでおすすめ開拓の楽しみも出来たぞ。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2024/04/01 21:11

☆ 横レス失礼します。ご感想のとおりラジオドラマや朗読(となれば放送局は一択ですが)も良さそうに思います。画面があると,どうしても役者さんの演技を見てしまいますから。駄文失礼。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
12

YOMIPITO
矢野徹さん訳の改訂版を読了。ラストにはフランク・ハーバートとの対談も収録。ファンタジーが苦手な自分でもこれは読みやすかった。取り敢えず私のデューンはこれで一息だが、話はまだまだ終わってない。ポオルにこれから大変化ありそうだし、ベネ・ゲセリットの真の目的が明らかになるにはシリーズ最後の「砂丘の大聖堂」までいかないとダメそう。単発や二部程度の映画ではなく、もっとシリーズ全体に陽を当ててほしいな。新訳進めるより、シリーズすべてを翻訳した矢野版を電子書籍で復活希望。
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
砂漠行から異文化との出会/受入の巻なので、前巻とは違うスピード感あふれる冒険譚。◎ 終了時点で砂虫の生態などまだまだ謎は多いが大丈夫?と大団円への期待。 ※リンチ映画の写真挿入がない所はカット?※ベネ・ゲセリットって一般ファンタジーでは魔女?ここでは結構キーの存在。※砂漠の民に想像/理解を広げるには、藤原新也さんのイスラム文化エッセーや、映画「アラビアのロレンス」かな。※服飾は皮スーツみたいなリンチより、中東民族衣装と戦闘服をミックスした最新作のほうが現代的。※デューンは星の名前じゃないって知ってるかい?
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
(持っているシリーズ本では第二巻以降は改訂版となりリンチ映画の写真が挿入。昭和60年刷。第一巻あとがきに映画化の噂があったけど、ホドロフスキーの事だったのね。)37Pに渡る用語集が本の13%を占める短めの巻。でも小説世界に慣れてきたので引きながら読み進む必要は無し。読みやすい!宮廷劇から裏切り。ついにポオルの苦難が始まり、能力の目覚めと隠された真実が明らかになったところで次巻へ。ここまでが伏線だったかな。 各巻に訳者矢野さんのあとがきがあるのが、ともに進めてとても良い!第一巻の60年代注目SFリストも◎
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
(最新の映像化が結構話題のようなので、二十数年前に手に入れた積読シリーズに着手。昭和58年刷、訳:矢野徹、挿絵:石ノ森章太郎の版。リンチ映画は公開すぐに見た。うろ覚えでは、豪族間の争いで追われた王子が砂漠の民と出会って成長して凱旋するお話…。) ストーリーは悠々と進む。この巻が終わった時点では惑星アラキスに移封された初日までで、嵐の予感のみ。異世界のみで通じる固有名詞の洪水と、我々が知らない原典から引用する中世風のやり取りが、感動的なほど綿密に構成された世界を表現してるから慣れるためにこの巻を使おう。
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YOMIPITO
作者が映画の脚本家だけにケレンに満ちた展開だろうなと思って読み始め、そのとおりの結末。前提として1)アメリカの司法制度では一審で無罪になれば控訴されない。2)裁判が終われば陪審員に守秘義務は無い。なので、無罪判決に人々が興奮して、十年記念で当時の陪審員を集めてポッドキャスト番組が企画されるという異常な出だしから、ラストに選択された意外な解決方法まで、ツイストではなくエンタメしてます。振り返ると、最初の裁判結果ってそんなに世間の注目集めて非難される結果なのかが曖昧だけど、それはその後の展開の為、受入れ。
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YOMIPITO
ほぼ日本のいない近代西洋史。勉強になります。D-デイの戦闘エピソードは酷い。映画「史上最大の作戦」や「遠すぎた橋」も見たくなる。第二部が終わり第三部は冷戦時代が舞台だとか。第二部ではグレッグとヴォロージャ、二人の優れた東西のペシュコフがそれぞれの国で立場を固めてきたので、この二人が最後の物語の核になるのかと期待するけど、このシリーズは子どもたちの話になるんだよね。つまりこのシリーズはそれぞれ当時の若者の目から見た歴史と言うことだ。 第一部でロシアでゼロからスタートしたペシュコフ一族の活躍に第三部でも期待。
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
だんだんわかってきたこのシリーズの特徴。素材として、親子三代の壮大なサーガを四篇ほど書けるネタを惜しげもなく使用。だけど、盛り上がりが予測できる歴史エピソードでも手垢のついたものは挿入せず、政治の流れに視点を絞る。シリーズの時代設定内で二十代の登場人物を活躍させて壮年期の人物は存在も薄くしている。だから政治/時代に対する若者の変化/成長が本テーマかと思うけど、さて、あと一巻で第二部はどうなる?
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YOMIPITO
予想外の登場人物が活躍、成長する巻。 戦争に行きたがる男性に比べて、女性の理性、人権が裏テーマなのかと勘ぐりつつ、悲惨なエピソードがまだまだ控えてるはずの次巻へと続く。 (このシリーズの感想に「性描写が多い」というのが頻繁に見られるけど、まあ、こんなもんじゃないかな?各一族の関係が微妙に絡むのがポイントだろうからね)
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
面白かった!これは「渡る世間は鬼ばかり」の世界。よくある日常問題(墓じまい、夫婦別姓、世代ギャップ…)について、皆がああでもないこうでもないと会話してストーリーが進んで行く。最初の50ページくらいでスタート時の問題に一つ答え出るけれどラスト近くでまた展開あり。役に立つ情報が多いのが売りというわけではなし。楽しく読めました。オススメの読み方は登場人物に橋田ファミリーの役者さん(泉ピン子さん、えなりかずきさん、中田喜子さんなど)を当てること。郷ひろみさんや天海祐希さんではなく懐かしのあの世界、あのキャストで。
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YOMIPITO
シリーズ第二弾の舞台は第二次世界大戦。 割と身近な歴史的出来事なので面白くなるに決まってる! と思ったら、この巻はファシズムの台頭と若者の恋愛・求婚の話が中心。ハーレクイン冒険小説と言われたフォレットらしいが焦れったい限り。ロシアが舞台にはまだなってないのでこれからの展開に期待。
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
主人公が結婚生活に憧れ、でもかなわぬところからのストーリーは現代からズレてるようで、古臭い話かと思ったけど、もうツイッターやSNSも出てくるので違和感は少なかった2010年の作品。暮らしに身近な話題を体験できる内容は垣谷美雨さんや原田ひ香さんの人気作のよう。(喫茶店経営はうまくいくってインベスターZは書いてたので、読み比べたい。)友人や恋人と強く結ばれるわけではなく、仕事でつながる人たちばかりだけど、頼ったり参考にしながら進む主人公の強さを読み取ろう。
が「ナイス!」と言っています。
YOMIPITO
評判の傑作に着手。🎯 木挽町で行われた仇討ちの様子を、何故か目撃者である芝居小屋関係者の生い立ちとともに聞き出す若い侍。 各章毎に語り手が変わるが、証言から明らかになることは何か?…という視点でワクワクと読み進め、満足の結末。 これは映像化されそうだけど、オーディオブックかラジオドラマ、朗読で語り口と音楽で味わいたい内容。作者もお初なのでおすすめ開拓の楽しみも出来たぞ。
本読むおっさん(Lester_the_Nightfly)
2024/04/01 21:11

☆ 横レス失礼します。ご感想のとおりラジオドラマや朗読(となれば放送局は一択ですが)も良さそうに思います。画面があると,どうしても役者さんの演技を見てしまいますから。駄文失礼。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/04/08(416日経過)
記録初日
2021/12/03(907日経過)
読んだ本
266冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
99642ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
263件(投稿率98.9%)
本棚
4棚
性別
年齢
61歳
血液型
A型
職業
技術系
現住所
埼玉県
自己紹介

角川で覚醒め、早川で成長。
好物はSFとミステリー。
連鎖反応でより面白い作品探し。

・以下は読書メーター登録より昔からのお気に入り成分。
横溝正史、田中光二、かんべむさし、光瀬龍、筒井康隆、半村良、池波正太郎、生島治郎、志水辰夫、西村寿行、エド・マクベイン、ドナルド・E・ウェストレイク、トニー・ケンリック、エルモア・レナード、ギャビン・ライアル、デズモンド・バグリイ、ハモンド・イネス、ジャック・ヒギンズ、ディック・フランシス、ローレンス・ブロック、ジョゼフ・ハンセン、ヘニング・マンケル、アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフ、ロバート・ハインライン、マーティン・クールズ・スミス、トレヴァニアン、ジョー・ゴアズ、ジョン・D・マクドナルド。

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