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2024年4月の読書メーターまとめ

一憲大塚
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感想・レビュー
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2024年4月に読んだ本
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  • あっちゃん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

一憲大塚
ネタバレAudible。今バズっているYouTubeの雨穴さんの作品。恥ずかしながら今まで知らなかった。ホラーミステリー。この手のジャンルはあまり読んだことがないので比較は出来ないが、個人的には面白かった。直近で読んだコンビニ人間に比べると主人公がまともなので理解しやすい。殺人を前提に建てられた家という設定が面白い。人間関係が複雑になればなるほど、理解レベルが上がっているのだろう。私の理解レベルは今のところこの辺が限界かも知れない。
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2024年4月の感想・レビュー一覧
11

一憲大塚
ネタバレ類推するといった言葉でも表されるアナロジーという技法。著者はこの本の中で、「遠い世界から借りてくる」という表現をしている。また、アナロジーを使いこなすのには、骨の髄までしゃぶり尽くすイメージが重要。元々、言葉でも”暖かい”言葉や頭が”固い”なで、動詞や形容詞でも本来の意味とは異なる使い方をされており、これは使いたいイメージとその言葉のイメージが合致しているから定着されてきた。アナロジーを活用する為には、構造を読み解く力が必要で、そのためには日常生活から具体と抽象を往復する必要がある。
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一憲大塚
ネタバレオーディブル。著者は厚生労働省OBの偉い人。教養としてなので当たり前な内容が記載されている。社会保障はGDPの5分の1を占める巨大成長市場であり、これは経済学者の成田氏も同じことを言っている。ただ、本業界に身を置いているものとしては、社会保障の領域にも世の中から求められて右肩上がりで予算のつく業界もあれば、国民皆保険を維持する為に予算を削減される業界もある。国民皆保険は日本特有の制度で海外の多くは導入に失敗している。日本は戦後の皆が平等に貧しく、これから経済成長するというタイミングが良かったと考察される。
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一憲大塚
オーディブル。全体的なまとめとしては、良くも悪くも欧米は日本の1歩先を行っているという事と思った。LGBTQやルッキズム、ポリコレについても行き過ぎて生き辛い世界になっており、距離を取る流れも出てきている。遠慮や配慮の分化にしてもそうで、典型的なアメリカ人は京都人よりも遠回しの批判をするかもしれない。これには地域の分化も複雑に入り混じっている。欧米ではもはや公でクリーンな事しか言えない世の中で息苦しくなっており、なんでも表現できる日本の音楽やアニメに憧れているのは面白い話である。
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一憲大塚
ネタバレオーディブル。ユニークな女性インフルエンサーが著者。人間の一生は宇宙時間の0.2秒ほどといった宇宙スケールで物事を考えてみようという話もあるし、最新の理論物理や専門的な思考実験も記載されている。興味深かった話は、時間と空間(速度)はトレードオフだという事、原子サイズのブラックホールが存在した場合の思考実験、宇宙終焉のモデルなど。私は宇宙空間が加速的に膨張しているので原子や電子の距離も比例して広がり、いづれ原子崩壊が起き、宇宙の法則が乱れる!的な最後を予想していたが、発生確率は低いマイナーな考え方らしい。
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一憲大塚
オーディブル。子供向けの入門書の仕様であるが、大人でも読み応えある内容である。ヒトの祖先であるホモサピエンスは物語を共有する事、協力する事、火を使う事を長い年月の中で習得し、地球の支配者となった。マンモス等の大型動物や他の類人猿がその後消滅したことを考えると、祖先はそれらの動物を時間をかけて絶滅させたと考えるのが自然。祖先が3つの力を習得した後に上陸したオーストラリアでは、サピエンスを含めた大型動物が短期間で絶滅している。これは既に進化したホモサピエンスの登場に周りが追いつけなかった事が原因と考えられる。
一憲大塚
2024/04/16 09:42

ネアンデルタール人はホモサピエンスより、体が大きく脳も大きかった。ネアンデルタール人はホモサピエンスの数の力で絶滅したと考えることが自然。ラスコーの洞窟の壁画は動物のみ描かれているのは興味深い。例えば、ヒトの家族が描かれていないのは、家族にあまり意味が無かったのかもしれないし、単に食事できる動物の絵が描かれていたのかもしれない。ヒトが火を習得したのは革命だった。

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一憲大塚
ネタバレオーディブル。構造主義的進化論を体系的にまとめた本で、著者はその発案者(たぶん)。生物のこれまでの進化をダーウィンの自然選択を主体に考えるネオダーウィンニズムでは、説明できない事象が存在する。例えば、種を超えるような進化でこれは自然選択では起こりえない。CRISPR Cas9で遺伝子を自由に操作可能となったが、これまで種を超えるような突然変異を持つ動物は生まれていない。また、ハエの目の発生に関する遺伝子をマウスに植え込んだ場合、発生するのはハエの目ではなくマウスの目だった。
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一憲大塚
Audible。昔生物で習った植物に関する進化等の雑学が学べる本。種を脂肪(果実)で覆い、わざと動物に食べてもらって種子を遠くに運んでもらうという進化が如何に高度か理解できた。また、花は昆虫に花粉を伝搬させる事で別の花と受粉できるが、伝搬させる昆虫が効果的に動けるように花や葉の構造も変化させた。これは所謂共進化と呼ばれるもので、身を守るために毒素を創る様に進化した植物とそれを解毒する様に進化した動物などの例も同様である。
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一憲大塚
ネタバレAudible。とても興味深い内容だった。自衛隊の組織図に無く、防衛庁や内閣総理大臣にも存在が明らかにされていない情報機密部隊が自衛隊内部に存在する。文民統制が原則にもかかわらず、民主主義の根幹を揺るがす事態だという主張。確かにその通りではあると思う。元々はアメリカからの要望があり、資金提供も受けているとの事。小平校の情報部隊の首席が代々入隊するらしい。海外で情報活動、破壊工作等の諜報活動を実施。国家機密漏洩防止法が成立する前に雑誌を発行。この組織自体も自衛隊では盲腸と言う名で忌み嫌われていたとのこと。
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一憲大塚
Audible。だいぶ長いこと期間を開けてしまったので、大部分を忘れてしまった。医者の著書であり、神経系に関する医学的、歴史的な内容が包括的に書かれている。割とよく知られた内容が多く書かれていたという印象。新しく学んだこととして、多くの臓器は交感神経及び副交感神経の両方の支配を受けており、どちらが優位がで臓器の働きが異なる。例えば、副交感神経優位のときは唾液がでる。逆に、どちらか一方のみの支配の臓器や機関もある。
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一憲大塚
ネタバレAudible。今バズっているYouTubeの雨穴さんの作品。恥ずかしながら今まで知らなかった。ホラーミステリー。この手のジャンルはあまり読んだことがないので比較は出来ないが、個人的には面白かった。直近で読んだコンビニ人間に比べると主人公がまともなので理解しやすい。殺人を前提に建てられた家という設定が面白い。人間関係が複雑になればなるほど、理解レベルが上がっているのだろう。私の理解レベルは今のところこの辺が限界かも知れない。
が「ナイス!」と言っています。
一憲大塚
ネタバレAudible、デジタルボイスだったが聞き取りやすかった。題名の生きるためと言うのは、法医学は、死者を生理学・病理学等の医学的な知識から死亡状況を推察するものであり、今生きている人達へ知見を還元すると言う意味と理解した。最近の建物の断熱材にはシアン系の材料が使われており、火事などの高温に晒されると青酸ガスが発生し、これらも死亡原因となりうる。 一酸化炭素中毒と青酸ガス中毒では遺体の状況が異なる事から、火災時と必要な対応が見直される契機となった(床から30センチは一酸化炭素も青酸ガスも濃度が薄い)
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/05/01(393日経過)
記録初日
2023/01/29(485日経過)
読んだ本
97冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
25306ページ(1日平均52ページ)
感想・レビュー
86件(投稿率88.7%)
本棚
0棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

医療・健康・教育・哲学・宗教・ビジネス書・自己啓発をメインで読んでます。
目標年間100冊(2冊/W、8冊/M)。

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