また、中途半端な巻きやぐにゃぐにゃ巻きのアンモナイト類の形状は、進化や成長のミスで絶滅の原因なんだろうなと勝手に思っていたがそのどちらでもなく、ちゃんとした進化と多様性の結果で絶滅の因果関係もないという。アンモナイト、すまぬ
進化論の二つの柱、自然淘汰(プロセス)と生命の樹(進化の歴史)が実証と形而上の両方の側面を持つことで学者の間で論争が続いてきた。物事を深く真に理解、解明したいとするプロセスには、理系的文系的などと二分するのではなくスペクトラムとして捉えなおし、事実を考察、検証していくことが重要である。
分からない事柄があった時、そこに、なんだかよさげでキャッチ―でもっともらしい言葉が与えられるとやっぱり信じてしまうよなあ。そこから一歩踏み出して掘り下げていくのは大変。でもそれが学問の魅惑の世界でもある
意識を持った生命でないものという存在が誕生するのだろうか。それとも生命の再定義をするのだろうか。また、本書でも少し触れられているが、他の動物の知覚や知能についての主張や実証を踏まえると、大脳領域のみで知覚/意識があるとの判断を全生物にまで拡大するのは少々難しいかもしれないとも感じた。
フグ目マンボウ科マンボウ属
けっこう速く泳ぐ
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます