登場人物全員に共感を持った。 人間劇を描き得た結果ということなんかな。 やっぱりラッセルとマクラレンがかっこよい。 印象的な青い目だとか1/4アパッチの血が入っているとか、 凄惨な経験をしたとか、まず何か条件をつけなければ、そのかっこよさを受け取れないなかで生きていて、 ”それでもかっこよさはある”と著者は描いてみせてくれた。 こういう世の中があれば、とは言わない。 こういう本がたくさん描かれて出版される世の中であれば、と思う。

登場人物全員に共感を持った。 人間劇を描き得た結果ということなんかな。 やっぱりラッセルとマクラレンがかっこよい。 印象的な青い目だとか1/4アパッチの血が入っているとか、 凄惨な経験をしたとか、まず何か条件をつけなければ、そのかっこよさを受け取れないなかで生きていて、 ”それでもかっこよさはある”と著者は描いてみせてくれた。 こういう世の中があれば、とは言わない。 こういう本がたくさん描かれて出版される世の中であれば、と思う。

物理的に薄い上に、異様に読みやすかったのでその日のうちに読み終えた。雪崩のあとの描写がこの本をすごい密度にしたと思った。薄い本なのに読後感は重厚。読み応えがあったたという記憶が残りそうだ。

ええっ、こうなってしまうなんて！単純に悲しく思った。 １巻目の勢いは少しなくなったかな。 でもどちらもあってこの作品なので、人には薦める。 面白かったです。

おもしろかった。最後まで全然飽きない。なんならずっとこの世界に入っていられるみたいな。 吉川英治の本と同じにおいがしてなつかしさも感じる。 何にも考えずに小説の世界だけ追っていられるのは一つの幸せだと感じた。やっぱりなつかしい感覚だ。