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2024年4月の読書メーターまとめ

フレンチプレス
読んだ本
3
読んだページ
1248ページ
感想・レビュー
3
ナイス
6ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

フレンチプレス
『ジョウント』:とても好みだった。肉体と精神の時間のズレを使ってホラーにするという発想が良い。語りも相変わらずユーモラス。だけどいろいろと容赦ない。 『ノーナ』:雰囲気をとても楽しめた。夜の酒場からはじまり、謎の女によってどんどんと事態が収拾のつかない方向へ行ってしまう様子に鳥肌が立つ。 『カインの末裔』:短いけれど、意外と1番好みだったかも。突発的な狂気の恐ろしさ。やっている行為も充分に恐ろしいのに、その理由がわからなすぎてより一層怖く感じる。 『霧』の感想は↓に書きます。
フレンチプレス
2024/04/22 08:08

『霧』:映画『ミスト』はまだ観ていない状態で。かなり印象に残る作品。怪物は確かに怖い存在だけど、でも“真っ白で何もわからない状況”とか“教祖染みたおばさん”の方がよほど恐ろしい。超常的な現象を用いて恐怖を喚起しつつ、真に怖いのは人間だと示唆しているようで、キングだなと思った。全体的にどんよりとした(まさに霧がかかっているような)恐怖と緊迫感に満ちていてとても良かったと思う。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

フレンチプレス
『ジョウント』:とても好みだった。肉体と精神の時間のズレを使ってホラーにするという発想が良い。語りも相変わらずユーモラス。だけどいろいろと容赦ない。 『ノーナ』:雰囲気をとても楽しめた。夜の酒場からはじまり、謎の女によってどんどんと事態が収拾のつかない方向へ行ってしまう様子に鳥肌が立つ。 『カインの末裔』:短いけれど、意外と1番好みだったかも。突発的な狂気の恐ろしさ。やっている行為も充分に恐ろしいのに、その理由がわからなすぎてより一層怖く感じる。 『霧』の感想は↓に書きます。
フレンチプレス
2024/04/22 08:08

『霧』:映画『ミスト』はまだ観ていない状態で。かなり印象に残る作品。怪物は確かに怖い存在だけど、でも“真っ白で何もわからない状況”とか“教祖染みたおばさん”の方がよほど恐ろしい。超常的な現象を用いて恐怖を喚起しつつ、真に怖いのは人間だと示唆しているようで、キングだなと思った。全体的にどんよりとした(まさに霧がかかっているような)恐怖と緊迫感に満ちていてとても良かったと思う。

が「ナイス!」と言っています。
フレンチプレス
読み終わりたくない。こんなにも強く、そう感じさせてくれた小説は『IT』が初めてだ。とても長い作品だけれど、ページをめぐる手は絶対に止まらず、早くこの最終巻を読みたくてしかたなかった──でも、終わってしまうのは残念で、ずっと読んでいたいと思った。ここまで目頭が熱くなる小説は初めて。忘れられない甘酸っぱい青春を、私の記憶に刻んでくれました。
が「ナイス!」と言っています。
フレンチプレス
ミステリとして見ても充分に優れているが、この作品は家族小説としても比類なき出来栄えだと感じた。会話や描写がとても丁寧で、人によっては長いと感じるかも知れないが、何ひとつ無駄ではない。これは娯楽性のみに特化した小説ではなく、人生のあらゆる不幸や苦痛を注ぎ込んだヒューマンドラマであり、純文学的な側面も備えているように思える。スローターは悲劇のありのままを描写してくれる。それはもちろん辛いのだが、だからこそ半端ない現実性を帯びている。その悲劇によって捻じ曲がった特殊な人間関係もまた同様に。素晴らしい作家だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/15(222日経過)
記録初日
2018/04/26(2220日経過)
読んだ本
179冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
66311ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
12件(投稿率6.7%)
本棚
22棚
性別
職業
大学生
自己紹介

エンタテインメント小説を中心に読みます。
とりわけ、ホラーとSFが好きです。
最近ようやく海外小説を開拓し始めました。

◉好きな作家↓
スティーヴン・キング、貴志祐介

読書メーターで色んな読書家の方々と交流できるのを楽しみにしています。
よろしくお願いします。

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