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2024年4月の読書メーターまとめ

ちくわ
読んだ本
15
読んだページ
3959ページ
感想・レビュー
15
ナイス
1410ナイス

2024年4月に読んだ本
15

2024年4月のお気に入り登録
2

  • コトラー
  • 白色うさぎ

2024年4月のお気に入られ登録
10

  • gonta19
  • GTR
  • age55
  • 逢沢伊月
  • こばとん
  • まみこ
  • 轟直人
  • 和志
  • matsu
  • 白色うさぎ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちくわ
仕事柄、内容よりも本書が何故ヒットしたかに興味が湧く。私見だが理由は3点 ①背景…2000年頃からPC普及率が急拡大し、メール連絡やプレゼン機会が爆増。伝達の手段や質・量が急速に変化し、途惑いを感じる社会人が増えニーズがあった。 ②題名…シンプルでインパクト重視。改名だけでヒットした『お~いお茶』を想起させる。誰もが9割は大袈裟だと感じたが、あれもこれも感が無く好印象。 ③装丁…ピンクで強烈に差別化! その後の『○○が9割』本の隆盛を鑑みれば、特に②は相当画期的だったか? まぁ全て後付けの理由だが(笑)。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
15

ちくわ
随分前の話になるが…こんな怖ろしい題名の本を購入したのは、会社で後輩に相談されたから。同じ職場の人がとにかく怖いそうで、助けてください…と言う切実な悩みだった。助けたいが適切な対応策を持ち合わせていなかったので、自分なりに本書で勉強したのをよく覚えている。他人を支配したがる側の分析がメインだが、後輩のようなターゲットにされ易い側の分析もあり、両側面から考え対応する事で幾らか解決への道筋は見えた。また丁度社内でコンプラが整備され始めた事もあり、後輩の悩みは解決に至った。 ただ意外なほど身近で怖さを覚えた。
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ちくわ
闇金ウシジマくんや九条の大罪的な話かな?と読み始める。率直な感想は、面白かったけど怖かった。あくまで二人の体験談や見聞きした情報であり、それを常識≒一般論とは思えないので…裏社会の側面、断片なのだろうが…。とにかく興味本位でも裏の方々とは絡まないのが正解だな。余談…自分は詐欺に遭った人を二人知っているが、どちらも世間知らずな印象を受けた。内一人は最中に何度も詐欺じゃないか?と忠告したが、一切響いてなかったな。後始末に付き合ったけど、本当に時間もお金も無駄だった。まぁ悪人面して詐欺ってくるヤツはいないわな。
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ちくわ
とても自殺する人間が執筆したとは考えられない妙に明るくコミカルな作品。最後は嫁から離縁されるという大筋は決まっていたらしいが、それでもその結末に至る展開を知りたくなる快作だった。余談だが自分には…とびきり美人だが、異常に酒癖が悪く、汚部屋に暮らす女友達がいる。中身はオジサンのリアル・キヌ子だ(笑)。女として見てないし頭も超絶悪いが、その正直な生き方は何処か魅力的で一緒に飲んでると楽しい。また当人も人生を心底楽しんでいる。 太宰は人生楽しめなかったのかな?キヌ子は太宰が憧れた性格と生き方の具現だったのかな?
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ちくわ
資格試験の一環で…と言いたいが、実際はPrime Readingで読みたい本が絶滅の危機に瀕して仕方無しにである。ただこのように前のめりで無い方が、意外と良い知見を得たりする。 感想…こりゃ一大学問分野だな。① 色の基礎知識 と ② 配色のルール を眺めるだけで楽しめた。 余談だが色=個性の印象がある。誰しも好みの色を持っているだろう。概ねその人を表すイメージカラーと好きな色は似ているものだが…自分は違う。皆から赤が好きでしょ?と言われるが好きな色は青だ。オレは思考と行動が乖離した人間なのだろうか?(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ちくわ
期待以上の良書だった。今まで様々な社内プロジェクトに携わってきたが、成功に終わった回数は少ない。利害関係の調整に苦心した記憶ばかりだ。勿論、本書の内容を理想論だ!と詰る事も出来るが、過去を振り返れば…対話を重ね、多重視点で考える事が不足していたかも?もしや最初から躓いていた? 少し悔やんだ。そして今後はこの考え方をプロジェクトで活かしてみたい! 余談だが、読書メーターは多重視点の獲得に大いに寄与している。自分に無い切り口、逆の感想…素直に受け止めた先に成長がある事をこの歳になって気付かされる。皆様に多謝!
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ちくわ
冒頭…こ、これがTokyoか!田舎モンにはキラキラし過ぎて眩しい世界だ(笑)。昭和生まれのオッサンには飲み込めない部分もあれど、咀嚼出来る断片を繋いで朧気に理解出来た…のか?物質であれ非物質(言葉や価値観)であれ、異質なもの…特に相容れないものと対峙した際、人が抱く違和感や抵抗、慣れを描いていたような気がした。読了後に感想を見て批判の多さに驚く。それがマサキ・セトを殺害した男の言葉「馬鹿にしているのか? 意味のわかる言葉で喋れ」とダブった。マサキ・セト、牧名沙羅、九段理江…創造者は理解され難いのだろう…。
ちくわ
2024/04/19 05:38

【追記】 Prime Readingメインの自分は、こんな話題の新書を読む事は基本出来ない。今回読めたのはお師匠さん(うちの顧問)のお陰である…「もう読んだからあげる!」と頂いた一冊だ。そんな師に本書の感想を聞いた…「年寄りには、難解でした。(原文ママ)」 確かにキーボードを人差し指だけでしか押さない師には難しかったか(笑)…と思う一方で、その素直さは見習いたい。 さらに自分の読書の師でもある嫁も読んだらしいので感想を聞いてみた…「何かウダウダとフランス文学っぽくて嫌い」 なるほど、批判は確かに多そうだ!

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ちくわ
久々に高校数学に触れる。まず行列が消えた事に驚くが、同時にこの30年間授業内容にほぼ変化が無い事実に若干落胆。日教組の影響かは不明だが、時代のニーズに合わせて数理論理学と確率統計を厚くした方が社会に出てから有用では? スマホ全盛時代にメインの講義がガラケーだと学生も興味を抱かないよな…日本の教育は硬直し過ぎ? さて高校数学は一般人にとって数学の最終章であり、微分積分なるラスボスを倒せばクリア。ただクリアしても、達成感はあれど実社会で直接役立つ場面は相当少ない…ある意味では高校数学=ドラクエなのかも(笑)。
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ちくわ
久々に興味を引く題名、そして考えさせられた。デマの中でも特に陰謀論を信じる人の思考を、自分は少し理解出来る。現代は非常に複雑で、さらに本音と建前が混濁し、誰もが理解出来るよう事象を説明するのは困難だ。そんな中、陰謀論には分かり易さがある。渾沌とした世を恰も快刀乱麻を断った気にさせる。その気持ち良さが正しさに変換され、ついには反対する者を制する身勝手な正義感に達する…それはもうリスクだ。 自分は未知から無闇に逃げないようにしたい。まず考え、把握し、客観的な理解に努めれば、そのリスクを低減出来ると信じている。
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ちくわ
【河童】芥川晩年の代表作。通読中ガリバー旅行記の馬の国編が絶えず想起され、その対比だけでも楽しめた。ガリバー:馬≫人間=ヤフー と 本作:河童>人間≫蛙 という構図の違い以上に、よりコミカルで現代的で、芥川本人の脳内(思想や嗜好)を展開した空想世界が拡がっていた。河童の世界は人間社会と真逆のようでもあり、変わらぬ本質が窺えたり、未来の暗示にも思えたり…風刺の枠を超えた内容がガリバー以上に印象的だった。また河童が無造作に死ぬ描写が多く、当時の芥川の心境が投影されたのか? 発表から半年を経ずに彼は自殺した…。
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ちくわ
先日観た日影規制による変な形の建物の動画が面白く、建築に興味が湧き読んでみる事に。 感想…身近な建築物にも、歴史的背景や創意工夫、効率が凝縮されているんだね。日本史好きなので神社仏閣や城をたまに探訪するが、その際の視点が増えた事に感謝したい。また、自分はドイツ工業製品に代表される『機能美』を愛するが、日本が得意な『省スペースなのに多機能』も世界に誇れるはず! そう考えるとドローンなんて日本のお家芸になりそうだが、実際にはかなり周回遅れだ…我が国の既得権益や規制の強固さ、政策決定までの機動力が低さがネック?
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ちくわ
栄養素の勉強は中学の家庭科以来?その知識は記憶の遥か彼方へ消えている。あるのは作った料理をババア先生に激怒された想い出だけだ(笑)。それ以来、自分は料理をほぼしていない。 感想…先人達の不断の研究と機器分析の発達により、かなり解明されてるんだね!昔オカンに三角食いを強要され、コレステロール値が高いから牛肉はあまり食うなと諭された…当時はエビデンスが希薄な嘘臭い話も多かったな。一方、栄養学を修めた嫁の話は、本書に符合しまくりで逐一ごもっともだ。感謝の気持ちを込め、今度嫁に料理でも振舞おう…勿論、あの料理を!
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ちくわ
【蜜柑】王朝物とは随分雰囲気が異なる…オレの知る龍ちゃんじゃない! どちらかと言えば、オー・ヘンリーの短編の読後感に近かった。作風は オー・ヘンリー=独自のプロットと哀愁漂うユーモア、芥川=洗練された文と巧みな心理描写 と趣きは異なるが、短編としての切れ味がどちらも鋭く甲乙付け難い。内容だが、本作の無気力な私は終始ぼんやりとした傍観者である。対して小娘は色鮮やかで生命力に満ちている。芥川は最期に自殺する訳だが、二人の対比が彼の行く末を暗示しているようで少し怖かった。次は晩年の代表作『河童』を読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわ
ベストセラー『伝え方が9割』の正統続編。出版社が更なる売上&利益を欲したのは明白で、著者は相当プレッシャーを感じたはず。前作の読者も新たな読者も意識した中で、さらに前作を超えるのは相当難しい! 感想…本書はより実践的な内容だが脂っこさは否めない。一般人が全部活用出来たら、逆に気持ち悪くない? 3冊目が執筆されなかったのは自然の流れに思えた。私見だが、少し捻って『伝わるのは1割』とか『言葉は育て方が9割』とか『年収は伝え方次第』とか味変する手もあっただろうが…ブランド化に成功した名前は早々捨てられねぇわな。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわ
仕事柄、内容よりも本書が何故ヒットしたかに興味が湧く。私見だが理由は3点 ①背景…2000年頃からPC普及率が急拡大し、メール連絡やプレゼン機会が爆増。伝達の手段や質・量が急速に変化し、途惑いを感じる社会人が増えニーズがあった。 ②題名…シンプルでインパクト重視。改名だけでヒットした『お~いお茶』を想起させる。誰もが9割は大袈裟だと感じたが、あれもこれも感が無く好印象。 ③装丁…ピンクで強烈に差別化! その後の『○○が9割』本の隆盛を鑑みれば、特に②は相当画期的だったか? まぁ全て後付けの理由だが(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
ちくわ
『こころ』から読み始めた自分にとって後期三部作最後の作品となった。やや暗い他二作品と比べ漱石らしいコミカルさもあり、個人的には好みだ。ただ通読中はずっと取り留めの無い感覚に包まれ、漱石が何を伝えたいのか判然としなかった。やっと最後の『結末』で少しだけ理解に至る。人夫々に感想があるだろうが、自分はこう考えた。例えば読書は素敵な趣味だが、知識を得るだけでは敬太郎と同じ傍観者のままだ。知識は使ってこそ活きると認識し、少しでも行動に移して現実世界を拡げてみたい!…と思っていたら、もう彼岸(3/23)は過ぎていた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/21(205日経過)
記録初日
2023/09/25(231日経過)
読んだ本
138冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
38412ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
138件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
職業
役員・管理職
現住所
広島県
自己紹介

隙間時間を効率良く使いたく、久しぶりに読書にチャレンジしています。『読書メーター』のお蔭で数多くの感想を拝見出来、自分と同じ、異なる、逆などの様々な考え方に触れられる…これがとても嬉しいし、有難いです。

主にAmazonのPrime Readingと青空文庫を活用しています。仕事柄ビジネス書、そして趣味の本が中心ですが、食わず嫌いを無くす&嫁のススメもあり最近では小説も読むようになりました。

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