どうなるのか、どうにもならない。成せるのか、なるようになる。変われるのか、大きな変化はない。しかし、仕事はけして過酷ではなくただ進むだけ。まるで開け放たれた窓の電車に乗って、綺麗だったり、鬱蒼としていたり、殺伐としていたり、心地よかったりする様々な車窓を離れずにいるかのようだ。 津村記久子ワールドが、私の日常に侵食してくることが気持ちよい！この小説はいったい何なのだ！まだまだ読みたいです！津村記久子先生！

どうなるのか、どうにもならない。成せるのか、なるようになる。変われるのか、大きな変化はない。しかし、仕事はけして過酷ではなくただ進むだけ。まるで開け放たれた窓の電車に乗って、綺麗だったり、鬱蒼としていたり、殺伐としていたり、心地よかったりする様々な車窓を離れずにいるかのようだ。 津村記久子ワールドが、私の日常に侵食してくることが気持ちよい！この小説はいったい何なのだ！まだまだ読みたいです！津村記久子先生！

津村記久子さん、4冊目。どんどん翻弄されていく私。面白いとか、ためになったとか、魂が揺さぶられるとかの真逆から、読書の醍醐味がどさどさやってくる。「だから何？」という話ばかりなのだが、その「だから何？」は、私でもあり、あの人でもあり、あの場所でもあって、ないがしろにできない、させない何かが、残り続けている。無意識みたいな意識が整えられて、何も考えていないだろうとぼーっとしていた時間が実は重要だと気づいたみたい感覚だ。まだまだ読みます！津村記久子ワールド。楽しみだなあ。