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2024年4月の読書メーターまとめ

トーマス
読んだ本
7
読んだページ
2495ページ
感想・レビュー
6
ナイス
86ナイス

2024年4月に読んだ本
7

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トーマス
ネタバレ主人公が手に入れた自由。自由は希望で、希望は自由の道標。状況は変わらずとも精神が変わった。著者の言葉として、「砂を舐めてみなければ、おそらく希望の味もわかるまい」。どこにいても希望はあるのだろうが、絶望的な状況下において希望も自由も変容していった、と捉えた。砂を舐めたからこそ、知ることのなかったタイプの希望の味を知り、その希望から得られた自由は、外に出られるという自由なんかよりも強かった。一体、安部公房は如何にして砂の味を語れるようになったのか。何を経験すれば、こんな小説が書けるのか。すごい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

トーマス
ネタバレ原田マハの著書として読んだのは2冊目。すばらしい本でした。ハイライトは、第9章「天国の鍵」での真贋判定の場面、第10章「夢をみた」での身が明かされる場面。続く再会も良き場面。暗幕のゲルニカよりもわかりやすく、大衆ウケしそう。自信を持って、人に薦められる本でした。
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
ネタバレ感動的な本だった。数学という学問に思いを馳せることなんてこれまでなかったが、この本を通じて知るべきを知った。人類が数学と向かい合うとき、挑戦の歴史を知ることになる。そこに、日本人がメインで絡んでいることを誇りに思った。  記憶に残したい記述は、323頁「大事なのは、どれだけ考え抜けるかです。中略。長時間とてつもない集中力で問題に向かわなければならない。中略。ただそれだけを考えるのです。それから集中を解く。すると、ふっとリラックスした瞬間が訪れます。そのとき潜在意識が働いて、新しい洞察を得られるのです。」
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
ネタバレメモしておくと、 ミッションやバリューを腹を割って話す。 会社の成長と共に自分をアップデートし続けることが、社長や経営陣には求められるもの。 ツールや調査を入れたがる〇〇責任者に注意。 悪い情報が上がってくるようにするには、早く報告してくれたことへの感謝の一言を。 目標未達の多くは、コストサイドではなく、売上サイトに問題あり。 起業家の原体験がベースになる。人に自慢できる原体験なんて要らない。社長自身が吐きそうになるくらい、同じ思想を、意志を持って繰り返せ。
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
ネタバレ著者が言いたいのは、一貫して、アニマルスピリッツ。それは、実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意 のこと。それを持ちたいと思わせてくれる本。他に、記憶しておきたいことは、 ・投資家の期待リターンを知ることが第一歩。 ・資本コストを下げるには、サプライズのない経営。 ・期待利益成長率を引き上げるには、持続的な成長の要素が要る。 ・目先の利益しか見ないPL脳に要注意。 ・リスクアパタイトとリスクキャパシティを見て、リスクテイクする。 定期的に読み直していきたい。
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
ネタバレ主人公が手に入れた自由。自由は希望で、希望は自由の道標。状況は変わらずとも精神が変わった。著者の言葉として、「砂を舐めてみなければ、おそらく希望の味もわかるまい」。どこにいても希望はあるのだろうが、絶望的な状況下において希望も自由も変容していった、と捉えた。砂を舐めたからこそ、知ることのなかったタイプの希望の味を知り、その希望から得られた自由は、外に出られるという自由なんかよりも強かった。一体、安部公房は如何にして砂の味を語れるようになったのか。何を経験すれば、こんな小説が書けるのか。すごい。
が「ナイス!」と言っています。
トーマス
ネタバレ人を評価する、ということを考えさせられた。登場人物への見方が二転三転する。一事象に対する切り取り方についても。 いくつものトリックが仕込まれている。何かあると思っていた薬物中毒のミュージシャンがきちんと絡んできたが、絡み方は予想と異なった。兄と後輩の遭遇の場面が見たい。途中で主人公波多野が退場するにも関わらず読後感が清々しいのは、後半が、主人公嶌の再生ストーリーになるからかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/12(89日経過)
記録初日
2022/01/12(850日経過)
読んだ本
297冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
97773ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
28件(投稿率9.4%)
本棚
1棚
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