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2024年4月の読書メーターまとめ

にわ
読んだ本
8
読んだページ
2128ページ
感想・レビュー
8
ナイス
54ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

にわ
人と人が関わるとは。互いに影響する、共鳴する、反発もする、それが煩わしくもなる。仕事をせずに暮らすことが出来るなら、密な人との関わりを極力絶つ暮らしを選ぶ人も現代には多いのだろうな。空気を読み協調することに長けた日本人の反動かなと思ったり。内容はディストピア。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
8

にわ
なんの予備知識も持たず、ハラヘリほっこりエピソードかと思って手に取ったが、まさかのサスペンスであった。でも、食が物語の中心にあることは間違いなく、「同じ釜の飯を食った仲」とはよく言ったもので、温かく美味しい食事は人の心を通わせる。大人になるにつれ、人を純粋に信じることや心を許すことは段々と難くなる。それは当然のことなのだけれど、食は生きるうえで決して無くてはならないもので、その食を他人に委ねるということは、言い過ぎかもしれないが自分の命を託すことであって、柿枝が予想もしない連帯を生んだのかなと思う。
が「ナイス!」と言っています。
にわ
この本を読むと、道端のちょっとした草花の見方が変わる。それはまさに、自分の価値観というか、哲学が変わるということ。軽く雑学をと思い読んだ新書であったが、溢れ出るこれまでの人生の糧と教養、そして文才に心を鷲掴みにされた。謎の下手うまな挿絵も含め。
が「ナイス!」と言っています。
にわ
旅は酒、酒は旅。酔いは万国共通。読めば飲みたくなること必至の酒エッセイ。
にわ
これまで肥料は安価に取得できたことから、大量に施肥される時代が続いてきた。しかし、近年の肥料価格の急騰により状況は変わりつつある。作物を含めた全ての生物に必要な元素、リン。下水汚泥の利用が注目を浴びてきたことは、良いことだと思う。かつて日本は糞尿を有効に利用することが出来ていたのだから。問題は消費者のイメージを払拭できるか。これこそSDGsの極みだと思うのだが…
が「ナイス!」と言っています。
にわ
やはり人としてのスケールが大きい。背負っているものも桁が違う。黒四の建設を、ただ単に美談捉えるか教訓として捉えるかは受け取り手の問題。折しもNHKのプロジェクトXが新シリーズの放送を開始し、それに対して賛否両論渦巻いているところだが、多くの犠牲と苦労のもとに大変な偉業が成されたことは事実であって、人が関わるが故色々なドラマも生まれるだろうが、それについては受け取る側で調節すればいいものだと、この本を読みながら思った。
が「ナイス!」と言っています。
にわ
この人の文章読むと、社会の中で硬く強張った自分の心が解きほぐされ、柔らかな温かい部分を久々に感じることができる。時と場の連続性というか、太古の昔や驚くような景色や空間も決して自分と断絶されたものではないと語りかける。交通も情報も時が経ち進歩して、世界が小さくなり神秘が失われたように思える現代に、星野さんがもし生きていたら何を思うのか。最後のカリブーと大げさな死のエピソードを読んで、人間だって自然の中のほんの一部にしか過ぎないのに、特別だと思い上がりも甚だしいと改めて感じた。
が「ナイス!」と言っています。
にわ
人と人が関わるとは。互いに影響する、共鳴する、反発もする、それが煩わしくもなる。仕事をせずに暮らすことが出来るなら、密な人との関わりを極力絶つ暮らしを選ぶ人も現代には多いのだろうな。空気を読み協調することに長けた日本人の反動かなと思ったり。内容はディストピア。
が「ナイス!」と言っています。
にわ
人類の進化から国家の形成に至る過程といえば、誰しもが共通のイメージを持つと思うが、本著はその思い込みを一変させる。確かに歴史とは、その時代を支配していた人物や国家を中心に語られるが、それは後年の参考となる資料の残る確率が最も高いからであり、必ずしもその時代を的確に描いているとは限らない。その意味で、この仮説は既定概念を取り払ったうえで細かな痕跡を集めつつ、大胆な結論に至っており驚き。タイトルからもっと穀物が主題となるのかと思ったが、少し物足りなくそこは残念。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/25(4583日経過)
記録初日
2011/10/24(4584日経過)
読んだ本
357冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
103027ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
331件(投稿率92.7%)
本棚
321棚
性別
職業
公務員
自己紹介

文庫、新書、ビジネスなんでも読みます。書評やたまたま目に入ったPOPなどで気になった本を読んで、気になるテーマがあれば関連本で深読みするのが好み。

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