読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

sugi
読んだ本
9
読んだページ
3247ページ
感想・レビュー
9
ナイス
200ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sugi
登場人物の関係性は「白夜行」に似ているなと感じた。 お互いに足りないところを補いながらいっときの安心を噛み締めていた。 2人にしかわからない真実があり、その真実とは裏腹にみんな自分に都合の良い解釈で世間の常識を押し付けてくる。 さんざん出てきた優しさという名の暴力。 事実と真実は違う。 でも世間は、目に見える事実にしか興味がない。それが現実。 それでも自分たちは事実の背景にある真実を考え多面的な視点で物事を見る努力をするべきだと改めて感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

sugi
ネタバレ作中でエルトゥールル号の話が出てきて、ここがその街か!と一気に親近感が湧いた。 やはり家庭環境を含めた題材の話は気持ちがズンと重くなる。 果遠ちゃんの名前も遠くから思いを馳せるみたいな作中では意味のある名前だったのかな。 別れ方は身勝手だけど決断に至る気持ちはすごく分かる。 LINEの交換をしてるからいつでも繋がれると説明できた部分がやはりフラグが立っていたか。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
描写はとても繊細で生々しく描いてありグロテスクではありつつイメージしやすいものだった。 作中の終盤ではあー、こうなってああなるのかーとある程度予想できていたと思ったら... 雅子の章はもう一度読む必要がありそうだ。。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
登場人物の関係性は「白夜行」に似ているなと感じた。 お互いに足りないところを補いながらいっときの安心を噛み締めていた。 2人にしかわからない真実があり、その真実とは裏腹にみんな自分に都合の良い解釈で世間の常識を押し付けてくる。 さんざん出てきた優しさという名の暴力。 事実と真実は違う。 でも世間は、目に見える事実にしか興味がない。それが現実。 それでも自分たちは事実の背景にある真実を考え多面的な視点で物事を見る努力をするべきだと改めて感じた。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
とても満足感のある作品だった。 一人一人の登場人物が、過去も含めて細かくキャラクター生が描かれており親しみも湧きやすい。 平凡とは言い難い暮らしや家族の中で小さな傷を持つ者同士が同調され繋がりを持つ過程がとてもよくわかりやすい。 一つのつながりの一生を読んだ気分になれた。 桃子が意外と客観的にそして的確に人が持っている下心というかあさましい部分を見透かしていておもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
短編集のオムニバス。 短編で伝えるならでは難しさはあるはずなのにスッと入ってくる読みやすさ。 それぞれの作品にテーマがあるように感じ、どれもハッピーエンドでは終わらないけれどバッドエンドでもない。 ただ、切なく悲しく考えさせられるものが多かった。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
ネタバレ初の殺し屋シリーズ。 当たり前の存在のように呼ばれる「押し屋」「自殺屋」「劇団」の業種?は興味深かった。 三人の状況を代わり代わりに進んでいく中でも展開が重ならないように上手くつながっていくので読みやすかった。 鯨の任務内の犠牲者にあった正義感の強みニュースキャスターについての説明が少々印象的だった。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
この本に出会えて良かった。 主人公の境遇や考え方と似た部分があり、自分を重ね合わせながら読み進めていった。 まるで能面のような印象だったミヤギと徐々に打ち解けていく様子やミヤギの真っ直ぐな気持ちにしばしば涙が溢れた。 幸福について気づくのも、ミヤギと出会えたのも寿命を売ることがきっかけとは、なんとも儚く美しい。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
少年犯罪法を題材に描いている小説でありながら、犯罪被害者、加害者家族それぞれが直面する苦悩や困難を説いた作品。 ネットは匿名だからこそ、自分のことは棚に上げて一方的に善悪という概念から、悪を袋叩きにできる環境が整っている。 情緒的な視点から物事の背景や経緯を考えず表層の部分だけを取り上げて、感情論で物を言わせることができる。 最近は緻密に練られたアニメ作品が一種の思想書のような役割を担うことで、映像という情緒的な視点からも背景や繋がり、それぞれの視点の心情を理解する人たちも増えてきていると感じた。
が「ナイス!」と言っています。
sugi
ネタバレ面白かった。 久しぶりのホラーミステリーは手を出したが、しっかりとホラーだった。 散りばめられた伏線の点と点はちゃんと線で繋がった。 ぎりぎりまでどう繋がるかは読めなかったが犯人を知って「そうきたか」と読みながら唸っていた。 反抗動機が短絡的かつ、清々しいまでに家族全員狂っており読み手からすると説得力に欠けるが、サイコパス家系として見つめ返せば納得なのかもしれない。 そして毎度読みやすくてすぐ読了できた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/20(88日経過)
記録初日
2024/02/18(90日経過)
読んだ本
33冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
12664ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
30件(投稿率90.9%)
本棚
6棚
性別
年齢
25歳
血液型
B型
自己紹介

今更読書にハマった新参者です。

社会派ミステリが好み
新しい本や著者に出会えるのが楽しいです

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう