序盤は三歩の純真さや楽観的な性格食いしん坊なキャラが読み手に元気を与えてくれ、日々悩んでることやその日たまった疲れてなどが三歩の様子を見ていると些細な事のように感じてくる。 ただ、前半は読んでいて小動物のような三歩の行動や性格、脳内に浮かぶ考えが少し笑えたりして楽しいのだが後半に行くにつれて少しディープな話が続き、さらに三歩のあたふたしているキャラもぶれずに継続するので少し読んでいて疲れた。

序盤は三歩の純真さや楽観的な性格食いしん坊なキャラが読み手に元気を与えてくれ、日々悩んでることやその日たまった疲れてなどが三歩の様子を見ていると些細な事のように感じてくる。 ただ、前半は読んでいて小動物のような三歩の行動や性格、脳内に浮かぶ考えが少し笑えたりして楽しいのだが後半に行くにつれて少しディープな話が続き、さらに三歩のあたふたしているキャラもぶれずに継続するので少し読んでいて疲れた。

前提として、1939年に書かれた作品という事を念頭に置いき、様々なコンテンツでオマージュされる原点、元ネタとなったと考えるととても感慨深く素晴らしい作品であると感じる。しかし、あくまで前提ありきの評価となってしまうため、その前提を伏せた現代を生きる個人としての感想としては2点。 まず重要な登場人物(主人公達)をいきなり10人も紹介されても誰が誰だか分からなくなる。 特にトリックというトリックもなく3人目以降の殺害が少し単調に感じ、そもそも10人も必要だったのかさえも疑問に思った。