いつも通る道に折れた桜の小枝が落ちていたので家に連れ帰り水を与えたら蕾がふわっと開きました。小さな桜、愛らしいです。
>kazi様 めっちゃ良かったです!最初は物語の前半と後半の落差にあ然としました。ジョン・グレイディなりの世界の真理に到達するまでの物語だとも思いました。『越境』も楽しみです。『ブラッド・メディリアン』読了次第、読みますね。
アントン・シュガーは交通事故に遭うあの場面までは、厄災の擬人化のようでもあるし、この世の理の外側にいる存在のようでもあるし、どことなく(邪悪な)神性すら感じさせるけれども、ラリッた若者達が乗る車に衝突された瞬間から、途端にただの人になりさがる。シュガーが命を奪ってきた人たちと同じ、ただの人に。そこがいいし、そこがミソだと思う。
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