ベストセラーの人気作なんだろうけど設定が都合良すぎてなんだかモヤモヤ。ジャンピンとメイベルの献身にもうちょっとスポット当たっても良かった。

章ごとに主人公が変わっていくので読みやすい部分もあり読みにくい部分もあった。細川は最後まで語り手にはならず物語を牽引する人物。

主人公メルチョールの生き様がメインで描かれて、レミゼラブルが重要な要素となっている。事件は凄惨なのにわりとすぐ捜査打ち切りになるのにびっくり。犯人野放しにしたらやばいとかないのかな。

ピノキオのジュゼッペじいさんの鮫の腹の中での話。閉塞感があって、断片的な回想で綴られていくせいかこぢんまりとした印象。エピローグが結構好き。

メソポタミアの殺人。なかなか奇抜なトリック。

お父さんから愛されてたってのが救いだったな。惰性で続く結婚生活をやめるのって難しいよね。35年前の話は必要なのか？

久しぶりに読んだから新鮮。ナイオマーシュの鱒の話に似てた。グリゼルダがかわいいと思う。

松倉君消えちゃったのかと思ってたんで続編あってびっくり。みんな大人っぽいなーと思った。陰湿な大人に翻弄される子供たちがいなくなってほしい。

働くお母さんエリンボルクが主人公。エーレンデュルは休暇失踪中。悪い男は母の抑圧のせいで悪なのか？できればリリヤの事件にはっきり解決が見られれば良かったな。

ベストセラーの人気作なんだろうけど設定が都合良すぎてなんだかモヤモヤ。ジャンピンとメイベルの献身にもうちょっとスポット当たっても良かった。

最後会社を畳んで田舎に着いていくっていうのがちょっと残念。

途中で終わりが残念すぎる。

怪異研究一作目イカルちゃんの立場がこれで良くわかった。おみつちゃんがよろこばしいと思えて良かったのかな。彼女に寄り添おうとするレノー神父が良かった。

殺された娼婦レイラが完全に死ぬまでに思ったことから彼女のこれまでが語られる。ディーアリがいなくなってから死ぬまでは特筆すべきことはなかったのかな。犯人の章と5人の友情を経てレイラは去ってゆく。虹の橋のたもとで待っててくれたベタとともに。

何となくクリスティー再読。オカルトものの短編集。検察側の証人収録。

ドラマやってたので再読。何で頼まなかったのかは何となく記憶通りだったけどディテールは忘れてたから面白かった。思ってたより貴族探偵の出てくるような黄金期のミステリに近かった。

心優しい巨漢のフアンが印象的。ラモーナにこの儀式の由来を聞きたかったところだけど漠然とした恐怖が後に残るというのもホラーの醍醐味なのかな。翻訳がとても読みやすくて驚いた。

奨学金は返さなくていいやつなのかな。むしろ学位を取ってからどう生活を良くしていったのかが知りたい。まさか結婚じゃないよね。トラヴィスとうまくいってたら農家の嫁に収まってたのかな。

マジックリアリズムかと思ったら意外と普通の犯罪だったけど男色が幅をきかせてて、結局暴力が吹き荒れたのも魔女の呪いなのかなーというマジック。だらだらと独白が続く不思議な文章に引き込まれた。

結末にびっくり。ラブあってこそのピースってことだね。

2作目だった。最初がインチキだったから怪現象の謎を暴く話かと思ったら不思議もちゃんとあって意外な解決だった。和洋折衷の時代に頑張るイカルちゃんが良かった。