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2024年4月の読書メーターまとめ

鐵太郎
読んだ本
5
読んだページ
2144ページ
感想・レビュー
5
ナイス
289ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鐵太郎
コロナ禍が一進一退を繰り返していた頃のお話。結婚式を二ヶ月後に控えた神尾真世は、高校教師をしていた父・英一が殺されたという知らせを受けてあわてて実家に戻ります。そこに現れた神尾武史というおっさんは、十何年も顔を見ていない真世の叔父でした。この男が、進まない警察の捜査に業を煮やして真世を助手に探偵捜査を始めます。真世の目から見るとこのおっさん、実にずうずうしくて不愉快なのですが、現役マジシャンの腕を生かした手品や人心収攬術はかなりのもの。面白いけど、こういうヒーローは長編には向かないような気がするなァ。
鐵太郎
2024/04/07 16:03

お話的にはこんなこと。彼を友人としてくれたドラえもんのおかげでものすごい成功をしたのび太と、彼を「先生」と呼んで持ち上げて利用しようとするかつてのジャイアン。腰巾着のスネ夫はあまり目立たないかな。のび太をガードするのはしずかちゃんらしき人だけど、彼女は本当にしずかちゃんなのか。出来杉くんはどう絡むのか。 ──なるほど、「ドラえもん」として考えるとわかりやすい。(笑)

鐵太郎
2024/04/07 16:06

なお、この探偵「ブラック・ショーマンこと神尾武史」は短編集でシリーズものとして活躍しているとのこと。たしかにその方が活躍しやすいよね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

鐵太郎
永久機関がネタの「アガサ・クリスティー賞優秀賞作品」ということで、期待を持って一読。近世の初め(1702年)、フランス王国とスイス同盟のあいだにある小国ノイエンブルク公国、永久機関にかかった莫大な賞金、異端な異端審問官、提出された永久機関の真偽を判定する機工審査官。なんと魅力的な言葉が連なったことか。これで内容が息も尽かせぬ面白さと痛快なミステリでさえあれば。 ──結論から言うと期待外れ。謎はあるがそれを解く鍵はお話に従って現れるだけ。冒険ものだといえばそれはそれで面白くなったかもしれないのに。残念。
が「ナイス!」と言っています。
鐵太郎
文明のどん詰まりの中で、宇宙への移住で何とか生存を図ろうとする人類が開拓している惑星で、文字通り命がけの任務に就いているミッキー・バーンズ。彼は、すでに任務で6回も死んでいるので7人目のクローンでもあるのですが、危うく生き延びて基地に戻ったところ、すでに死んだと思われて8人目が培養槽から活性化されていたのでした。厳しい環境の中ですので、「7」は見つかれば即座にバイオ・サイクラーに送られるはず。さあ、どうする。 ──久しぶりに、悲惨な舞台で苦闘する、リアルで痛快で面白いSFに出会えました。いいね、これ。
Ab
2024/04/19 22:58

これは面白そうですね。ついでがあったら買ってこようかな。

kagetrasama-aoi(葵・橘)
2024/04/20 06:24

凄く面白そうですね。頂きます。

が「ナイス!」と言っています。
鐵太郎
舞台は1795年の英仏戦争時、フランス革命半ばでナポレオン台頭のちょっと前。対フランス戦争を続ける英国海軍戦列艦ハルバート号(90門?)に強制徴募された靴職人ネビル・ボートを主人公に据えた、日本では珍しい帆走戦闘艦の物語。さすがに冒険譚としてはいかず、主人公が巻き込まれた殺人ミステリ仕立てですね。──帆船ファンとしては興味津々で、語られるさまざまな蘊蓄を楽しみました。最初の殺人があまりに偶然すぎる点を覗くと、ミステリとしてはまあまあかな。最後の締めくくりはあり得ないと思いましたが、それはそれでヨシか。
鐵太郎
2024/04/13 18:09

参加させていただきましたー! まァたいしたことはできない、単なる読書ヲタクなんですけどね。(; ´Д`)

Koning
2024/04/13 18:24

ありがとうございます😭

が「ナイス!」と言っています。
鐵太郎
前巻読んでから8年経っちゃったので、前巻で単なる志願兵から士官にまで昇進した主人公エリック・ケインが、今回海兵隊大佐として現れてもあまり違和感がありませんでした。(苦笑) しかも大佐としては若すぎる34歳といわれても、なによくある話さ、とね。──お話は、無茶苦茶。辺境を守る米国海兵隊と国威を維持する米国海軍が苦闘しますが、腐った米国政府が軍を支配するため「政治将校」を前線指揮官たちに送りこむは、政治目的のため最良の指揮官の暗殺を目論むは。しかも中国を中心とする敵国は容赦なく米国前線部隊を襲い、もう大変。
鐵太郎
2024/04/12 23:42

無論、主人公を初めとする真面目な軍人たちは頑張って国家のために戦います。もちろん米国軍は優秀なので戦えば劣悪な中国軍や南米帝国になど負けないのですが、卑怯な敵の作戦に足をすくわれそう。背後の米国政府の妨害にも負けず、真面目な軍人たちは苛酷な戦場に身を投じて頑張る。なんというヒロイズム。中学生の頃に読めれば、血湧き肉躍るこの顛末に興奮しただろうなぁ。今は...うーむ、なんといったらいいのか。(笑)

が「ナイス!」と言っています。
鐵太郎
コロナ禍が一進一退を繰り返していた頃のお話。結婚式を二ヶ月後に控えた神尾真世は、高校教師をしていた父・英一が殺されたという知らせを受けてあわてて実家に戻ります。そこに現れた神尾武史というおっさんは、十何年も顔を見ていない真世の叔父でした。この男が、進まない警察の捜査に業を煮やして真世を助手に探偵捜査を始めます。真世の目から見るとこのおっさん、実にずうずうしくて不愉快なのですが、現役マジシャンの腕を生かした手品や人心収攬術はかなりのもの。面白いけど、こういうヒーローは長編には向かないような気がするなァ。
鐵太郎
2024/04/07 16:03

お話的にはこんなこと。彼を友人としてくれたドラえもんのおかげでものすごい成功をしたのび太と、彼を「先生」と呼んで持ち上げて利用しようとするかつてのジャイアン。腰巾着のスネ夫はあまり目立たないかな。のび太をガードするのはしずかちゃんらしき人だけど、彼女は本当にしずかちゃんなのか。出来杉くんはどう絡むのか。 ──なるほど、「ドラえもん」として考えるとわかりやすい。(笑)

鐵太郎
2024/04/07 16:06

なお、この探偵「ブラック・ショーマンこと神尾武史」は短編集でシリーズものとして活躍しているとのこと。たしかにその方が活躍しやすいよね。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/19(4548日経過)
記録初日
2004/08/10(7205日経過)
読んだ本
2920冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
1001149ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
2920件(投稿率100.0%)
本棚
36棚
性別
血液型
O型
職業
技術系
現住所
福島県
外部サイト
URL/ブログ
http://tetsutaro.in.coocan.jp/
自己紹介

アマノジャクな乱読家・活字中毒者。
読んだ本の備忘録サイト「愛書家の縁側」主催。
 
2024/1/27より、アイコンをサー・ジョン・フォルスタッフ像に変更。むかし、ハンドルネームを Falstaff にしていたときがあったんですよ。無責任・自堕落・卑怯・大言壮語・「宴会には真っ先に、戦場にはどん尻に」の人。素敵でしょ?w
 
自称「愛書家」ですが、この肩書きはかつて読んだSF短編「愛書家ワーシー・ワーシントン」(だっけ?)から来ています。実はこの人は、本を愛するけれど文盲だったそうな。(爆)
 
守備範囲は、SF、歴史フィクション&ノンフィクション、帆船小説、ミリタリー、それとミステリ少々。
半世紀前より、シャーロッキアン、ランサマイト、そしてヒロミスト。

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