誰が主役なんだろうと思いながら、あれ！スピンオフか？と。こちら側から見るのも面白いなあ、とサクサク読んでいたので、最後の最後でえっと声が出ました。路近は恐ろしいけど、路近のなかで筋道が通っているのもわかったし、翠がどういう由来で長束のところにきたかもよくわかった。そして、もしかしてこれから物語は始まるのですか？本当の。どこまで深く広がるのか。

誰が主役なんだろうと思いながら、あれ！スピンオフか？と。こちら側から見るのも面白いなあ、とサクサク読んでいたので、最後の最後でえっと声が出ました。路近は恐ろしいけど、路近のなかで筋道が通っているのもわかったし、翠がどういう由来で長束のところにきたかもよくわかった。そして、もしかしてこれから物語は始まるのですか？本当の。どこまで深く広がるのか。

コロナ禍の日々を思い出しました。マスクをして距離をとって、なんだか社会から遠ざかった分、平和なような...どこか仙人のような日々。喜怒哀楽はあったけど、なんかどこまでも白かった。いま社会的にはコロナが去って、マスクも自由になって、ライブやコンサート、試合や人混みも普通になったけど、あの日々を思い出すと不思議な気持ちになります。そしてそんな日々でも季節を楽しんだり工夫をしていたこと。いつか、あのマスクな日々も実体験のない人からは不思議な過去みたいになるのかな。ミリさんはそんな無くなりそうな気持ちを言葉にする